アイテムケース(INVENTORY)はアイテムを格納するだけのものではなく、テクノロジーやモジュールの設置ができる、一種の装備画面にもなっている。
アイテムケースは日本語訳独自の名称なので注意。英文で会話や不具合報告する場合は「インベントリ(Inventory)」にしよう。
概要[]
エクソスーツ・宇宙船・マルチツール・エクソクラフト・貨物船にはアイテムケースというインベントリが存在しており、PS: / Switch:
/ PC:
を押していつでも内容を確認できる。ただし内容を操作するには、距離などの条件を満たす必要がある。
- 基本的な見かた・切替え操作
スロットの特徴[]
- テクノロジー(TECHNOLOGY)
- テクノロジーやアップグレードモジュールが設置ができる。
- 空きスロットでテクノロジーの作成ができる。
- 作成途中のテクノロジーは、完成させるまでは移動ができない。完成を諦めて分解し、空きスロットへ戻すことは可能。
- 完成済みのテクノロジーは、リチャージ・移動・保存・分解ができる。詳しくは → #アイテムケースメニュー。
- テクノロジーの配置状況によってアップグレードボーナスが発生する。
- スロットの中には薄紫色のマスがある。これを「スーパーチャージスロット(supercharged slots)」という。ここに設置したテクノロジーは性能が25%増加される。
- 関係の深いもの同士を隣り合わせに配置すると、マスが色付き太枠になり、両者の性能が5%ほど増加される。これを「テクノロジーのシナジー」という。
- 空きスロットでテクノロジーの作成ができる。
- 積み荷(CARGO)
- アイテム類の格納ができる。
- 空きスロットでアイテムの作成ができる。
- 貯蔵コンテナ(STORAGE CONTAINER)
- 貨物船内に設置した貯蔵コンテナを表示したもの。アイテム類のみ扱える。
設備等 | 概要 | |
---|---|---|
![]() |
汎用 | 汎用スロット。精製機等の空きスロットでも使われる。 |
![]() |
テクノロジー | アイテムケースのテクノロジースロット。 |
![]() |
テクノロジースロット | アイテムケースのテクノロジーの空スロット |
![]() |
テクノロジースロット (スーパーチャージ) |
アイテムケースのテクノロジーの空スロットのうちスーパーチャージスロットの部分 |
![]() |
積み荷 | アイテムケースの積み荷スロット |
![]() |
積み荷スロット | アイテムケースの積み荷の空スロット |
![]() |
ペット | クイックメニューのペットの空きスロット |
![]() |
卵 | 卵シーケンサーの空きスロット |
![]() |
釣り餌 | 釣り具が備えるエサ箱の空きスロット |
アイテムケース一覧[]
いちスロットの最大スタック数[]
v5.12 Aquarius時点。「難易度設定」の「アイテムケースのスタック制限」によって異なる。
標準[]
小[]
品 \ 器 服 船 機 貨 0-9 500 1000 2000 1000 9999 200 400 100 200 50 100 40 80 30 60 20 40 10 20 1 500 1000 50 100
最小[]
品 \ 器 服 船 機 貨 0-9 300 750 1000 3000 5000 9999 60 100 200 30 50 100 15 25 50 12 20 40 9 15 30 6 10 20 3 5 10 1 150 250 500 15 25 50
最大スロット数・アクセス可能な距離[]
アイテムケース |
タブ別スロット数 |
アクセス可能な条件・距離 | |||
---|---|---|---|---|---|
テクノロジー | 積み荷 | 貯蔵コンテナ | |||
エクソスーツ | 最大60 | 最大120 | なし | 常に操作可能 | |
宇宙船 | 機械製の船 | 最大60 | 最大100 ~120[1] |
選択中の宇宙船の50u以内 テレポート受信機設置で150u | |
生物船 | 調査中[2] | 調査中[3] | 選択中の宇宙船(生物船)の50u以内 | ||
マルチツール | 最大60 | なし | 選択中のマルチツール | ||
エクソクラフト | ピルグリム | 26 | 30 | 選択中のエクソクラフトの50u以内 | |
ノーマッド | 26 | 30 | |||
ローマー | 28 | 40 | |||
ノーティロン | 28 | 40 | |||
ミノタウロス | 28 | 40 | |||
コロッサス | 30 | 50 | |||
貨物船 | 最大60 | 最大120 | 50x10 | 貨物船に乗船中または物質転送ビーム設置で無制限。さらに貯蔵コンテナタブは同一星系内の場合のみ |
- ↑ 【機械製の宇宙船「積み荷」拡張限界】宇宙船のタイプによって異なる。詳細は → 宇宙船艤装場#宇宙船をアップグレード。
- ↑ 【生物船の「テクノロジー」】このタイプの宇宙船のみ、枠名が「テクノロジー」ではなく「内臓室(ORGAN CHAMBER)」になっている。役割等は同じ。拡張限界はv4.23 Interceptor現在、推定60と思われるが未検証。
- ↑ 【生物船の「積み荷」】このタイプの宇宙船のみ、枠名が「積み荷」ではなく「貯蔵袋(STORAGE SACS)」になっている。役割等は同じ。拡張限界はv4.23 Interceptor現在、推定120と思われるが未検証。
アイテムケースの拡張[]
拡張できるものとできないものがある。拡張方法はそれぞれ異なる。
- エクソスーツ
- 拡張可能。詳しくは→エクソスーツ#アイテムケースのスロットを増やす方法
- 宇宙船
- 拡張可能。v3.94より生物船も拡張可能になった。詳しくは→宇宙船#宇宙船艤装場
- エクソクラフト
- 拡張できない。車両ごとにスロット数が規定されており変化しない。
- マルチツール
- 拡張可能。詳しくは→マルチツール#テクノロジースロットの拡張
- 貨物船
- 拡張可能。詳しくは →貨物船#貨物船アイテムケース
その他のアイテムケース[]
栄養プロセッサ・基地復旧カプセル・精製機等アイテムケースを備えた設備があるが、これらはアイテムケース画面には表示されない。各設備にアクセスすることで使用できる。
栄養プロセッサはアイテムケース画面には出ないものの、アイテムケースメニューのあて先に指定できる。アイテムケースメニューは次節参照。
アイテムケースメニュー[]
アイテムケースメニューは特に説明なく自然に利用できてしまうことから失念しがちだが、積極的に活用することで非常に快適にプレイできるようになる。
テクノロジースロット[]
- スロットの状態、スロットにあるコンポーネントによってメニュー内容が変化する。表中の「コンポーネント」とはテクノロジーやアップグレードモジュールといった設備の総称のこと。
- テクノロジーの作製に関する詳しい内容は作製#テクノロジーを作製するを参照。
スロットの状態 メニュー 説明 空きスロット テクノロジーを作成する
新しいテクノロジーを作成して装備をアップグレードする新しいテクノロジーの作成画面に移行する。
対象のレシピは学習済みである必要がある。全ての素材を追加しないまま抜けると作成中のままになる。その場合レシピのサブミッションが登録される。作成途中のテクノロジーは移動できない点にも注意。テクノロジー作成途中 テクノロジーを作成する
新しいテクノロジーを作成して装備をアップグレードする作成中のテクノロジーに素材を追加して完成させる。
全ての素材を追加しない場合作成中を継続する。設備の詳細確認
設備の詳細をハイライトテクノロジーの説明文を確認する。 分解する
{返却される素材}作成中のテクノロジーを削除する。
そこまでに追加した素材品は全て返却される。下部に表示される素材は、完成時の分解用のものになっているため不正確。完成したテクノロジー
設置済みのアップグレードモジュールチャージ
{素材}で装備をチャージするエネルギー項目があるコンポーネントにおいて100%でない場合表示される。
チャージはクイックメニューでも可能。テクノロジーを移動
テクノロジーをアイテムケースの別スロットに再接続コンポーネントを空きスロットに移動できる。
コンポーネントの配置は性能に大きく関わる重要なもの →アップグレードボーナステクノロジーを保存する
テクノロジーを貯蔵用の展開可能なパッケージに変換するコンポーネントを、積荷スロットに入るアイテムへと変化させる。
作成したパッケージは、使用する必要素材なしにコンポーネントの完成品をインストールできる。なお手続的に決定された個々の性能も保持されており再インストールで変化することはない。分解する
{返却される素材}コンポーネントを解体して素材を得る。
作成時のレシピの半分の素材が回収できる。アップグレードモジュールは既製品だが内部的にはレシピが存在しており素材が手に入る。入手できる素材は下部に表示される。入手が難しい素材を得る手段にもなりうる。故障コンポーネント
破損スロット修理する
このテクノロジーを修理する故障したコンポーネントや破損スロットの修理を行う。
作成時のレシピの半分の素材が必要。アップグレードモジュールは既製品だが内部的にはレシピが存在しており素材が必要になる。故障したコンポーネントは修理しないと移動できず機能しない。
#破損スロットはスロット自体が破損している状態。専用の修理レシピが存在している。修理しないとこのスロットは利用できない。修理の手順確認
修理の手順をハイライト修理のレシピと素材収集をサブミッションとして登録する。
積み荷スロット[]
- 積み荷スロット内のアイテムには、それぞれ専用のメニュー項目がある場合がある。使う、食べる、オンにする等。品による。
アイテム移動[]
- アイテムの移動は複数の方法で行える。
- スロットからカーソルへと持ち上げ(#ピックアップし)、カーソルからスロットへと降ろす。
- 持ち上げていられるのは1スロットぶんだけ。複数スロットぶんの先入れ・後出しといったことはできない。
- カーソルへ取り上げている状態でキャンセルすると、持ち上げていたアイテムは、元の位置へ帰る。
- アイテム移動メニューを使う。
- 他機材へ品を送り出し、渡せる「即輸送(Quick Transfer)」。
- 他機材から品を呼び寄せられる「アイテム輸送(Transfer Item)」。
- スロットからカーソルへと持ち上げ(#ピックアップし)、カーソルからスロットへと降ろす。
- このアイテム移動メニュー2タイプについて(ゲーム内表示では区別しにくいので)本wikiでは独自に「送出」と「呼寄」と呼ぶことにする。選択スロットの状態に合わせてどちらのメニューが出るか決まるので、実際の利用時は混乱することなく自然に使える。
- 備考 - アイテム移動メニューには非対称性がある
- 送出と呼寄は、必ずしも双方向通行可能にはなっていない。
- 選べる項目はアイテムケースによって違う。たとえばv4.23 Interceptor現在、エクソクラフトから貨物船への送出はできるが、貨物船からエクソクラフトへの送出はできない。
- アイテムをある対象に送出できたとしても、そこから呼寄できるとは限らない。たとえばポータブル精製機から現基地貯蔵コンテナへのアイテム送出はできるが、ポータブル精製機へ現基地コンテナからのアイテム呼寄はできない。
- 備考 - 貯蔵コンテナ10個は1連のものとして扱われる
- プレイヤーが「コンテナを設置してある基地の範囲内」に滞在中である場合、貯蔵コンテナ(保管庫)を送出・呼寄の対象にできる。
- 貯蔵コンテナのアイテムケースは0番から9番までの10区に分かれているものだが、アイテム送出・呼寄の対象としては、連続した1つの巨大アイテムケースとして扱える。
- 備考 - そのほか
-
- 栄養プロセッサを設置している基地内では、送出メニューに「材料保管庫(INGREDIENY STORAGE)」という項目が追加されうる。これは栄養プロセッサ付属の食品用保管機能。扱うアイテムが食材のときのみ使用可能。
- 「テクノロジーを保存する」で作った、テクノロジー再インストール用の私家製パッケージは、他プレイヤーに送れない。
アイテム作成関連[]
- 作成メニューは学んだレシピと資源でアイテムを作成するメニュー。アイテム移動と同様に「積み荷」内、カーソル位置の状態で機能が変わる。
- アイテムの作製に関する詳しい内容は作製#アイテムを作製するを参照。
ピックアップ[]
- アイテムを選択して持ち上げた状態で使える機能・操作。
- 数量変更
- 持ち上げたアイテムの数量を増減できる。減らしたぶんは自動で元のスロットに帰る。変化量は、操作ボタンを長押ししていると高速化する。
- クイックスプリット
- 持ち上げたアイテムの数量を2分の1にする。重ねがけ可能(実行ごとに2分の1になる。2分の1 → 4分の1 → 8分の1 …と減っていく)。
- クイックターゲット変更
- #アイテム移動。持ち上げたアイテムの送出を選択・実行できる。
破損スロット[]
宇宙船とマルチツールのアイテムケースには入手方法によっては破損スロットがある場合がある。破損スロットは修理を要する専用コンポーネントに占められており修理しないとそのスロットは使用できない。必要な素材はコンポーネントによって変わってくる。
- 宇宙船、マルチツールは、利用可能なスロットが少ない状態だと買換え交換等での査定額が下がってしまう。
- 故障中のテクノロジー・モジュールは修理するまで移動できない。分解は可能。
- 修理素材のヒント
- 修理には修理キットも使える。「修理キット×1」消費で、いち「全素材×n」を修理済み状態にできる。サブミッションロスト・イン・スペースを進めるころには修理で苦労はしていないだろう。
宇宙船[]
名称 | 修理内容 | |
---|---|---|
外殻破壊 | 有色金属×350 | |
錆びた電気回路 | 磁化フェライト×500, 塩素×50 | |
崩壊した防壁 | プラチナ×125 | |
放射線漏洩 | パラフィン×410, パグニウム×25 | |
格納停止 | 磁化フェライト×100, 有色金属×150, 金×90 | |
破損した歯車 | 有色金属×300, 配線繊維×5 | |
油圧系損傷 | 酸素×100, 二酸化物×75 | |
爆発したパネル | ピュアフェライト×250, 金×150 | |
腐食したタンク | 活性化銅×175 | |
焼き切れたコンプレッサー | 配線繊維×4, 反物質×3 | |
焼け焦げたプレート | 有色金属×150, パグニウム×50, プラチナ×50 | |
溶けた燃料電池 | 黄鉄鉱×250, リン×250, 金属プレート×5 |
マルチツール[]
名称 | 修理内容 | |
---|---|---|
ショート回路 | 有色金属×400 | |
吹き飛んだトランジスタ | 配線繊維×2 | |
破損した回線 | マイクロプロセッサ×5, 気密シール×8, イオン電池×6 | |
錆びたパワーコア | イオン化コバルト×50 | |
崩壊したモジュール | リン×50, アンモニア×50, ウラン×50 | |
配線繊維の破損 | 黄鉄鉱×100, 二酸化物×100, パラフィン×100 | |
腐食した作動装置 | 配線繊維×3, クアッドサーボ×1 | |
焼き切れたターミナル | 配線繊維×1, 気密シール×5, 金×100 | |
溶けたサーボ | 磁化フェライト×250, 銀×200 | |
砕けたレンズ | ガラス×5, 塩×100 | |
破れた膜 | 濃縮炭素×100, ウラン×100, アンモニア×100 | |
故障した抵抗器 | イオン化コバルト×50, 二酸化物×100, 黄鉄鉱×100 |
アイテム整理のコツ[]
序[]
アイテムケースのスロットをどう取りまわしてゆくかは、各プレイヤー次第になる。手触りや物覚え、はてはゲームバランスにまで関わってくることではあるが、一般化できるほどの解はない。おおよそ、自分が困っていないなら間違ってはいない、と思っていい。
問題はその逆のとき。自分(あるいは未来の自分)が困っていて、かつ、なぜどこで誤ったのか理由がわからない場合。とうぜん再発防止もできない。
眺め、思考し、ふとロジックに気付けるかどうかも本作のSF作品的な趣向ではあるのだが。サバイバルアドベンチャーゲームととらえて眼前の用事に追われていくプレイタイムを重視していると、要因に気付けないまま、漠然と困り続ける状態へ陥りやすいかもしれない。
見つめ方のヒントになることを願って、2パターンの考え方を解説する。
つど2+α間で態勢を切替えていく[]
全般的。あるいは序盤向け。
- 要因 I - 状況ごとの「受信トレイ」があるようなもの。だが他へ溢れうる
- 得た品の入り場所は、基本としては…
- エクソスーツ活動時に得たアイテムは、エクソスーツの積み荷に入る。
- 宇宙船の操縦中に得たアイテムは、宇宙船の積み荷に入る。
- エクソクラフトの操縦中に得たアイテムは、エクソクラフトの積み荷に入る。
- 貨物船基地内で得たアイテムは、貨物船の積み荷に入る。
- …となっているが「空きスロットが無くて入りきらなかった場合」や「すでにその品を別所へ持っていた場合」には、上記と違うスロットへ入ることがある。
- このため、所持品のチェックを怠ったまま長時間プレイしていると「なぜ同じものがあっちこっちに少量ずつあるのか?」と驚かされることになる。
- 基本 - 片方にまとめて片方を空ける
- 分散を嫌い、まとめられるものは1つにまとめ、空きスロットに変えればいい。
- 単純には…
- エクソスーツで活動する時
- スーツのスロットを多めに空けておく。持ち歩かないものを宇宙船へ移しておく。
- 宇宙船で活動する時
- 船のスロットを多めに空けておく。こまごましたものをスーツへ移しておく。
- …これだけでいいのだが、結局いずれはスーツも宇宙船も満杯になり、首が回らなくなってしまうだろう。要らないものを手放して空きを作る必要が出てくる。
- 対処A - 売って空ける
- 荷物全体を減らさないことには、混雑が解消されてゆかない。バンバン大胆に刈ろう。
- 通常は、宇宙ステーションで売ればいい。要らないものはユニット・ナノマシンという、かさばらない数字に変えよう。
- 対処B - 他に移して空ける
- あるいは、スーツでも宇宙船でもない「別の何か」へ品々を移そう。エクソクラフトに持たせてもいいし、基地の保管庫に入れてもいいし、建築素材や燃料に使ってしまってもいい。
- 一時的に持たせただけの場合、あとで見直す必要が出てくる。惑星基地に帰ったらスーツ・船だけでなく、車両の中身もチェックしよう。
3通りの処遇を3個のタブで分かつ[]
スーツや船のスロットがそこそこ増えたあと向け。
- 要因 II - 要るものと要らないものの混在
- 積み荷スロットの使い道は旅先、次の4レベルあるものとみなせる。
- 新たなものが入る空き
- ほどなく売るもの
- 必要で持っておくもの
- 保管しておくもの(のちに使うため, ねんのため, 記念として, etc.)
- 初期段階「1. 空席」は何にでもなれるマスなので、扱いを考える必要はない。ただあるだけでいい。
- 最終段階「4. 保管品」も、それほど考えることはない。一時的にはあちこちで発生しうるが、ほどなく保管庫へ移すだけで済む(一時携帯中は、あとで見分けやすいよう、最上段または最下段あたりにまとめておくといいだろう)。
- 問題は中間「2. 不用品」「3. 携帯必需品」。この2種が入り乱れていると、要らない品なのに持ち続けてしまったり、要る品だったのに売ってしまったり、それらのミスを恐れるあまり事態が放置され悪化したりと、プレイが妨げられ始めてしまう。じわじわ不便になってしまう。
- 対処 - 1タブ1区分(3タブで3区分)体制にする
- 入り乱れさせなければいい。「不用品」「必携品」を視覚的に明確に分ければ、把握しやすく扱いやすい状態を保てる。
- 具体的には、たとえばこうする。
- 担当外の品は持たせない。担当者へと渡す。
- 担当者の空きスロットがなくて移せない時でも、あとで渡すものとみなし続けておく。担当外での消費や売却は(可能な範囲でテキトーに)なるべく避ける。担当外での増減が頻繁にあると、全体の正確な把握が難しくなってしまうため。
- この体制では、前述「受信トレイ」の働きによる新入りアイテムが、3区分を無視した乱入者となってくる。何かを得たら折にふれて、新入りは適したタブへと移そう。
- なお上記はあくまで一例。どのタブをどの担当にするかは、プレイヤー各自の「使いやすい配置」「要るマスの数量」から考えて好きに決めていい。
補[]
- 何が「不要」で何が「必携」「保管」なのか?
- 以上、状況基準の「2+α間」や、品目基準の「3担当」で仕分ける発想がある…とは言ったものの。
- そもそも「いつ何に使えるアイテムなのか」「手放してよいアイテムなのか」がわからなければ、各品の仕分けようがないかもしれない。
- だが、ためらわずやってしまっていい。
- 第一に、本作には、真に無価値な品がまず無い。
- 第二に、本作で登場するほとんどの天然資源は、まったく貴重ではない。宇宙じゅうに無尽蔵にあり続けている。200個程度ならまたすぐ入手し直せる。
- カーソルを乗せて金額を見て、売るほどの値段でもない、と思ったなら捨てたっていい。
- 採りかたを忘れてしまったときは、ディスカバリー/オプション画面の「カタログとガイド → 素材とアイテム」から調べられる。リストの品にカーソルを乗せて「ブックマーク」するとログ画面に入手方法のガイドを出してもらえる。
- 大胆に言ってしまえば「2時間後にも要らない気がするものは、今すでに要らない」とみなして大丈夫。いつでもどこでも用途がありうるユニット・ナノマシンへ替えたほうが、プレイ全般が無難にラクになる。
- 保管庫内もたまに整頓
- 本当に「たまに」でいいので、たまに、保管庫内アイテムの並び順を、見やすく整えておこう。品の分野、またはアイコンの形や背景色で並べるとよいだろう。
- 主要な品々を並ばせたあと、保管庫内の各ページに残った半端な空きスロットは「さびた金属×10」あたりで埋めておくといい。
- 「#即輸送」機能で送ったアイテムは適当な隙間へ収まろうとする。そもそも隙間が無ければ、トンチンカンな番号へ収まったりはしない。つまり不要な隙間を無くしておけば、自分の見やすい並びを無視されることが減る。
- 収容物を取り出したり使い切ったりすれば、当然そこは空きスロット(隙間)に戻る。ので、並びを維持させるには、また並び・埋め直してやる必要がある…わけだが、この再点検も「たまに」で大丈夫。
- もともと8割がた整理できているのなら、そこに生じてきた少数の隙間やイレギュラーは視覚的にとても目立つはずだ。どこにどんな異物が溜まったか、見てすぐわかるようになる。
- ようは、整頓によって整頓が省力化されていく。あらかじめ大部分を整頓しておけば、のちの例外は簡単・少量になる。たまの待ち時間に一気にやればいい程度の軽いコトにすぎなくなる。
- 保管庫内を整理したいが、スーツのスロットが少なくて作業がしにくい、と感じたなら。次のどれかを、あとあとの寄り道的な要素として気に留めておくといい。
- #アイテムケースの拡張。
- ジオベイの習得・作成、エクソクラフト・コロッサスの獲得。
- 貨物船の所有、貨物船基地の整備、物質転送ビームの習得・作成。
- 実際、実行するタイミングは自由。「ゆくゆくは手を出してみる」くらいの認識で構わない。
#アイテム整理のコツ冒頭でも述べたが。アイテムケースのスロットをどう扱ってゆくかは、プレイヤー各自の判断にかかっており、各自が自分用のやり方を組んでいくデザインになっている。
あなたの慣れや手クセとともに変わっていく事柄、と言ってもいい。よって上記ヒントは全て忘れてもいい。必要ならその時には自力で思いつくだろう。もしくは思いつくまで見たまんま、あなたがあなたにサインを発し、対応の要を報せてくるだろう。アイテムケースは各プレイヤーごとの遊び・ドラマが色濃く出る部分だ。思いきって好きに使い倒そう。
履歴[]
うろ覚えのところがあります。気づいた方は修正・追加をお願いします。
- v1.0 Initial Release:最初から存在していたのは後に「一般」スロットと呼ばれるものだけだった。
- v1.1 Foundation:惑星基地、貨物船基地が実装されたことにより「貯蔵コンテナ」が設置できるようになった。
- クラフトしたアイテムが5つまでスタックできるようになった。
- 貨物船の実装により、貨物船のアイテムケースも利用可能になった。もちろんスロットの拡張は未実装。
- v1.2 Pathfinder:エクソクラフトが実装。こちらもアイテムケースを持っている。拡張は不可。
- v1.3 Atlas Rises:エクソスーツと宇宙船に「テクノロジー」スロットと「積荷」スロットが追加された。これまでのスロットは「一般」スロットとなった。
- 設置できるテクノロジーが大幅に追加された。これまでのテクノロジーを強化する多くの強化テクノロジーが追加された。
- 強化テクノロジーには「シグマ」「タウ」「シータ」という接尾句がついた。これは性能を表していてこの順にパラメータ値が良くなってゆく。ただし性能値は固定だったため、これを底が浅いと感じたのか、次のバージョンでほぼ削除されることになった。わずかに残ったものもその後全て削除や改名された。
- v1.5 Next:資源、そしてテクノロジーの強化方法がほぼ全面的に刷新。
- v1.3で追加された強化テクノロジーの大半が削除された。かわりにアップグレードモジュールというプロシージャル生成で性能値が決まる新しい強化モジュールが実装された。
- v2.0 Beyond:ノーマルやクリエイトモードにおいて、資源などの最大スタック数が9,999まで増加された。
- v2.2 Synthesis:宇宙船のアイテムケースの拡張機能が実装された。ただし、v2.3 Living Shipで追加される生物船はしばらく方法がないままだった。
- v2.6 Desolation:貨物船のアイテムケース拡張機能が実装された。
- v3.0 Origins:マルチツールのアイテムケースの拡張機能が実装された。
- v3.94 Endurance:生物船のアイテムケースの拡張方法が実装された。
- v4.0 Waypoint:全面的に大幅な刷新がされた。
- 「一般(GENERAL)」枠が廃止された。装備機能のみ置ける「テクノロジー(TECHONOLOGY)」(最大60スロット)、アイテムのみ置ける「積み荷(CARGO)」(最大120スロット)の2種になった。これまでタブで分けられていたテクノロジーや積荷が1ページに表示されるようになった。
- エクソクラフトはこれまで「一般」スロットのみだったが、これが削除されて「テクノロジー」と「積み荷」スロットが追加された。これにより広大なスロットを得ることになった。テクノロジーを切り詰めてアイテムを置くスロットを確保する必要がなくなった。
- 貨物船の保管室は変わらずタブとして表示される。また貯蔵コンテナの容量が20スロット×10個から50スロット×10個へと増やされたのでそれに対応している。
- この大変更にあたって、これまでの所持品・インストール品は適宜、自動でふさわしいスロットに配置し直された。その際、入りきらなかったテクノロジーは「パッケージ」アイテムに変換された。
- エクソクラフトのスロット数が増やされた。なおスロットの拡張方法は依然としてない。
- 「テクノロジー」内にインストールしたものを、アイテムのかたちへ変換できるようになった。そうして生成された「パッケージ」は、再び当該機能のインストールに使用できる。
- 「即輸送」メニューの各項目に添えて表示される数値が「そのアイテムを収納できる最大個数」から「そのアイテムを収納できるスロット数」に変わった。
- 同種・同クラス・未使用のアップグレードモジュールは、いちスロットにスタックできるようになった。
- 最大スタック数が表示されるようになった(各スロットに「現在個数 / 最大スタック数」表示がついた。字数とフォントによっては左が見切れる)。
- 貯蔵コンテナへアイテムを「即輸送」したとき「手前にある空きスロットへ優先して入る」のではなく「すでにあるスタックへ優先して積まれる」ようになった。
- v4.05でスーパーチャージスロットが追加された。このスロットに配置したテクノロジーは25%の強化が得られるようになる。
- なぜこんなものが追加されたかというと、これまで「一般」と「テクノロジー」の両タブにアップグレードモジュールが入れられたのに、「一般」がなくなったことにより強化が半分になってしまったためだ。
- これによって、これまで満遍なく強化できたものが、なにか一種類を絞って強化するスタイルに変更を余儀なくされた。
- ちなみに最も強化幅が大きいのが、コアテクノロジーなのでそれだけを配置する方針にすることで全般的に強化というのも一応は可能。
- これまで二重に強化することができなかったエクソクラフトはまるまる強化されたことになる。足回りを強化することで最高速度が従来よりも強化できるようになった。
- 「一般(GENERAL)」枠が廃止された。装備機能のみ置ける「テクノロジー(TECHONOLOGY)」(最大60スロット)、アイテムのみ置ける「積み荷(CARGO)」(最大120スロット)の2種になった。これまでタブで分けられていたテクノロジーや積荷が1ページに表示されるようになった。