コーバックス(Korvax)はNo Man's Sky に登場する架空の生命体。
概要[]
無機生命体のコーバックスは、世代で受け継がれる金属の殻を精神の住処としている。自らの主体は精神のほうであり、体である殻は大事にしているものの精神ほどではない。彼らは精神のことをエンティティと呼ぶ。
コーバックスは昔から数学的研究によってアトラスの高みへ昇ることができると信じており、センチネルの研究を続けている。
コーバックスプライム[]
- コーバックスのかつてあった母星。銀河外縁部(アウターエッジ)の縁(エッジ)に近い部分に存在していたらしい。
コーバックスエコー[]
- コーバックスの精神であるエンティティの源。それ自体にも意思があるらしい。
- エンティティはコーバックスエコーから生成される。そうやって生まれた後もエコーとは常に繋がっている。
- 彼らが死を迎えるとヘルメットの光が消え、エコーに還っていく。その後直ちに新たなエンティティが生成され、ヘルメットに光が宿る。
コーバックス・コンバージェンス[]
- コーバックスの社会。
- 「Convergence」は「収束」を意味する単語。日本語訳ではよく「集合体」と訳すことが多い。
- おそらくコーバックスエコーの中に根ざした社会と思われる。
- 科学者や学者や地質学者などの職業は、コーバックス・コンバージェンスにおける地位。
人物[]
祭司ナーダ(Priest Entity Nada)[]
- 祭司ナーダを参照。
科学者(Scientist)[]
- 科学研究で熟練の科学者として雇った彼なのだが、実は種族の通過儀式のテストをクリアしたばかりの若いコーバックスのようだ。テストをクリアすることで宇宙に出て自身の興味の追及をすることを許されたらしい。トラベラーの基地で働けることを大いに喜んでいた。
- しかし彼は集合体と接続ができなくなってしまった。若いコーバックスはその孤独に耐えられない。その問題を解決するために奔走することになる。
伝承[]
プラークの語るコーバックスの種族の伝承の要約。ゲーム内の文章は伝承#コーバックスを参照。
センチネル[]
- コーバックスはゲックのはじまりの民による支配の時代を暗黒時代としている。それより以前から、コーバックスはセンチネルを崇拝し研究していた。
センチネルは全ての破壊を禁止し、暴力によるエンティティの切断(コーバックスの死のこと)を禁止している。コーバックスはそれを平和と悟りの手段として、その考えのもとに結束していた。多くの知識と技術がコーバックスプライムに集まっていった。
大切断[]
- しかしそれを暗闇の底から注意深く見つめる目があった。ゲックのはじまりの民である。やがて暗闇は超新星の爆発の力で輝き「大切断」が始まった。
無数の悪意が降下しコーバックスプライムは破壊された。一億もの光が消えうせ、コーバックス達の悲鳴でコーバックスエコーは混乱した。それが収束するまで無数のサイクルが過ぎ去った。
はじまりの民の侵攻[]
- ゲックのはじまりの民は大切断によって銀河外縁部の支配権を確立した。コーバックスの惑星を支配し、コーバックスたちを奴隷とし、コーバックスの知識や技術を利用して宇宙を侵略していった。
- ゲックは暴虐かつ非論理的な情け容赦のない主人だった。奴隷となったコーバックス達の無数のエンティティが投げ捨てられるように消えていった。はじまりの民に逆らったものは皆死んだ。これが暗黒時代、切断と悪行の時代だった。
- やがてセンチネルの反撃が始まった。しかしゲックはコーバックスが崇拝したセンチネルをよりにもよってコーバックスの知識で破壊していった。コーバックスたちは悲嘆にくれた。
集合体[]
- コーバックスのエンティティたちは沈黙を余儀なくされていたが、集合体への精神の結束を阻まれることはなかった。集合体は事態の打開を図る新たな方程式を探し求めていた。
- コーバックスの絶えることのないアトラスへの愛は、やがてゲックの中にアトラスの狂信者と呼ぶべきものを生んだ。コーバックスの方程式と確率はゲックの意識の中に入り込み、戦争しか知らないゲックはついに自らの愚かしさに気づいた。ゲックの中にアトラスの狂信者は瞬く間に広がり、はじまりの民は分裂した。
- このように言われているが、ゲックは本当に自ら愚かしさに気づいたのだろうか?真実はメインミッション「時のパターン」で暴いて欲しい。
はじまりの民の終焉[]
- 広がり過ぎたゲックの版図はセンチネルの攻撃に耐えられなくなり、銀河外縁部の覇権を維持することはできなくなっていった。センチネルとは決して折れることのない存在、それを根絶することはできないのである。
- アトラスの狂信者はアトラスステーションに集結し勢力を増やし、はじまりの民は対抗する手段を持たなかった。傲慢な野心は新たな意思に屈したのである。
自由と可能性[]
- ゲックに対してアトラスインタフェースは無視を貫いた。決して開かず、何も語らなかった。しかしゲックは畏敬を覚え、果てしない宇宙の中心を感じた。その中で自らの役割を認識した。こうしてゲックは変わり、ゲックドミニオンが始まった。
- そしてコーバックスの魂は自由になった。アトラスを学ぶのも、センチネルを称えるのも自由になった。トラベラーが訪れた時に手助けできる自由もある。
- すべてのものがそうであるように、トラベラーの到来も起こりうることだ。だがその可能性は限りなく低い。
- 私たちは空を見る。彼らがここに来なくても、別の場所で私たちと同じような存在と出会うはずだ。彼らは歓迎されるに違いない。無限の混沌の中で私たちはその可能性にこだわり続けるのである。
ランク[]
- 悩みの種(BAD評価)
- イライラのもと
- 無関係
- 興味の対象
- 研究対象
- 研究の焦点
- テーマ
- 試練の志願者
- 重要人物
- 救世主
- アトラスの旅人
クラス[]
英語版ではすべてEntityが接尾語として付く。例えばアナリストなら、Analyst Entity。
- アトラス信者
- アナリスト
- インターフェース
- エコーアナリスト
- エンジニア
- オペレーター
- コンバージェンス
- コード
- 化学者
- 科学者
- 学者
- 研究員
- 司祭
- 純粋存在
- 数学者
- 存在
- 地質学者
- 物理学者