No Man's Sky (ノーマンズスカイ) 日本語Wiki
Advertisement


センチネル(SentinelNo Man's Skyにおける環境保全を目的とした警備を行う機械生命体。

マルチツールの種類である「センチネル」については「センチネル(マルチツール)」を参照。

概要[]

センチネルは、惑星資源生物、宇宙空間の施設の保護を目的として巡回している機械生命体。プレイヤーの行動はしばしばこの規範に抵触し、戦闘に発展する。また世界設定上、そもそもプレイヤーキャラクター(トラベラー)の体質は、その存在自体がセンチネルから重大な異常・修正対象とみなされやすいものであるらしい。惑星によっては出会っただけで攻撃されることもある。

センチネルを倒すとパグニウムナノマシンクラスターが手に入る。同時に「戦闘用物資(Combat Supplies)」という筒を場にドロップする。筒は、調べるか破壊すると、アイテム・危険防御システム残量回復・シールド回復(全回復するのではなく一定割合の回復)・主体力の回復が得られる。

ただし戦闘していると、センチネルの「警戒レベル」が上がり、より多くの戦力が駆けつけてきてしまう。

  • #警戒レベルは「プレイヤーが惑星上にいる時」と「宇宙空間にいる時」の2種類があり、若干ルールが異なる。
    • 2つは、完全な別軸ではなく、一部で連動している。基本的には、どちらかがゼロならもう一方もゼロ。どちらかが警戒レベル1以上なら、もう一方も警戒レベル1以上になる。
  • 活動レベル、というものもある。これはセンチネル達が可変的に発する軸ではなく、各惑星へ固定的に設定されている軸。簡単に言えば惑星ごとの「センチネル戦になりやすさ」具合。詳しくは → 惑星#センチネル

伝承[]

他の生命体種族とは異なり、もとはアトラスのプログラムの一つであり姿を持たない存在だった。それがわけも分からず実体化され、その後離反。いまや独自の目的を見出して行動している。他ならぬセンチネル自身がアトラスに振り回されている当事者なのだ。このいきさつは金属の痕跡ミッションやセンチネルピラーを攻略することでわかるらしい。深淵との関係も。

ミッションなどの会話ではセンチネルを「エーロン(Aeron)」と呼ぶことがある。センチネルのもう一つの呼称という扱いのようだ。Aeronは「Aeronautical(航空の)」の略称であり、センチネルの基本の構成員である飛行するドローンを指している。

種類[]

惑星上[]

V3

v3.8からの戦闘風景

v3.8 Sentinelよりセンチネルの地上部隊はよりチームワークのある戦いを展開するようになった。
とくに耐久力が減った個体の前に「ホログラフィックエネルギーシールド」を展開して援護をするようになった。これは宙に浮かんだ三角形のシールド。手傷を負った個体は優先してその裏に隠れようとする。このシールドは破壊可能。またトラベラーも一時的な遮蔽物として利用出来る。
警戒レベル最大の大部隊を一掃できれば一時的に惑星上のセンチネルをシャットダウンできる。またそのような戦闘行わなくてもセンチネルピラーという建造物でシャットダウン可能だ。
  1. 【腐敗版のクアッド】正式名称不明。大型も小型も分析バイザー照準時の画面左では、v4.21時「センチネルクアッド」と表示された。v4.45では「腐敗した四足動物」と表示される。

宇宙空間[]

プレイヤーとの作用[]

惑星上での関わり[]

要約すると「巡回して居るだけ」「プレイヤーに感づいて接近」「警戒レベルが上がって攻撃態勢」「プレイヤーを見失い周辺を捜索」ともう1つ、計5つの状態がある。

巡回状態[]

惑星上の地表にしばしば、一ツ目のドローンが飛んでいる。頻度は、各惑星に設定されているセンチネル活動レベルによる。
その付近で、プレイヤーがオブジェクトの破壊や生物の殺害を行うと、様子をスキャンしに近づいてくる。HUD右下にセンチネルの図が表示される。

戦闘態勢への移行[]

のちプレイヤーがなおも採取や殺害を行っている様子を近くで確認すると、攻撃態勢に入り襲ってくる(→#警戒レベルの上がる行動)。
  • プレイヤーからドローンへ攻撃を当てても、攻撃態勢になる。
  • プレイヤーがグラビティーノボールサックベノム知的植物といった特定のものを拾得した場合は、距離や監視に関係なく、いきなり警戒レベル3の攻撃態勢になる。
  • 攻撃的センチネルの惑星では、その惑星上に滞在しているところをスキャンされただけで攻撃態勢になる。そうした地のドローンは、プレイヤーを察知すると長めに追いかけてくる。
接近・警戒されない、攻撃態勢に入られない状況もある。
  • 建造物の中ではスキャンされない。製造工場の中や、交易所のロビーなど。
  • 基本的には、水中へは現れないし、追ってもこない。ただしセンチネルクアッドといった飛行できないタイプは、現れたなら水底でも動きうる。
  • ゲックのように身長が低い場合は、草むらに隠れていると、草むらをスキャンしてどこかへ行く。v4.36PS5版にて検証。この方法はもう通用しなくなったようで、草むらに隠れていようがプレイヤーをスキャンしてくる。
  • 正面に入るとスキャンを行うので、一人称視点か分析バイザーを使用してセンチネルドローンを見ないように後ろを向く。

戦闘状態解除について[]

警戒解除を待つ
警戒状態は、プレイヤーが離れ・隠れて見失われると、HUD右上に表示される時間経過ののち、解除される。方法は色々ある。
  • 地形操作機で深く長く掘って身を隠す。どこでも使える有用な手段。
  • クローキング装置で一時的に消えて離れるか、遠くまで真っすぐ移動する。
  • エクソクラフトコンパニオンに乗っているあいだは認識・攻撃されにくくなる。距離を稼ぎにくそうなら活用してみよう。
    • 特にコンパニオンに騎乗中はまったく攻撃されないのでセンチネルが攻撃的な惑星の探索に役立つ。
  • 建造物内に入る。
    • 洞窟内や惑星基地の屋内、製造工場オペレーションセンターの屋内には入れば「見失った」扱いになりやがて警戒状態が解除になる。これはちょっとした天井がある空間ならどこでも利用できる。また入り口から入ってきたセンチネルは攻撃できなくなるので安全に倒す手段にもなる。
  • 水中に飛び込む。相手がドローンであれば水中には入ってこないので時間を稼げる。
  • 宇宙船の乗り降りやマニュアルセーブできる設備を利用してセーブした後、そのセーブをロードし直す。ゲームを再起動すれば警戒レベルは解除される。
ご注意。v4.08 Waypoint現在では、宇宙船で飛んで逃げても見失われず、警戒解除もされない。
  • かつては「宇宙船で低空を飛び続ける」ことで警戒解除を待てた。だがv3.85からは、#警戒レベルがついたまま宇宙船に乗ると、大気圏内へセンチネル迎撃機が繰り出されるようになった。
ビルドメニューを開き、建築カメラにした場合は一時的に警戒解除までのカウントが止まる。
  • センチネルはプレイヤーの居る場所へと向かうが、プレイヤーの近くに居ても攻撃は行わない。
シャットダウン
警戒を解く方法はもう2つある。v3.8 Sentinelで追加された。
  • 襲ってくるセンチネルを全て倒す。
  • センチネルピラーへ行って「シャットダウン」を選ぶ。
    • ご注意。惑星開拓地にてダークセンチネルが居る状態でセンチネルの活動を停止させると、開拓地のセンチネル襲撃ミッションが「残り不明体」になる不具合がある。先に惑星開拓地のほうのミッションをこなそう。
どちらかに成功すると「今はその惑星上での活動を止めている」という特殊な状態になる。HUD右上#警戒レベルの表示部が青白マーク5つになる。
  • このシャットダウン状態は「その惑星から大きく離れる」か「セーブデータをリロードするなどしてゲーム状況が仕切り直される」まで継続する。
  • この状態はソロプレイ時「今いる惑星ごと」に適用されるように見える。だがネクサスミッション等の#マルチプレイ時は「グループメンバーごとに『今いる惑星ごと』」で適用されるらしい。ようは、いちプレイヤーがセンチネルピラーでシャットダウンを実行しても、同惑星の別地点にいる他プレイヤーには影響しないらしい。検証不足。

宇宙空間での関わり[]

宇宙空間では、貨物船宇宙ステーションを攻撃するとセンチネルが出現する(→#警戒レベルの上がる行動)。
警戒状態ではパルスジャンプが妨害され、ギャラクシーマップも開けない。一定時間逃げ切ればパルスジャンプの妨害は解除され、パルスジャンプすることで逃げ切った扱いになるが、警戒レベル5に達するとパルスジャンプしても警戒が解除されなくなる(→スペースバトル#センチネル)。

戦闘状態解除について[]

警戒状態を解除するには、スペースアノマリー貨物船宇宙ステーションに逃げ込むことだ。また地表に着陸することで惑星上の警戒レベルのルールに移行させることができる。
  • ご注意。コントロールオプションの「宇宙船戦闘の自動追跡」設定が「有効」だと、戦闘状態のとき惑星上への着陸が出来なくなる、というケースがあったようだ。v4.08 Waypoint現在でも起こりうる現象かどうかは不明。
撤退
v4.2 Interceptorから戦闘でも警戒レベルが解除できるようになった。警戒レベル5で出現するセンチネルの主力艦を破壊する。

マルチプレイ[]

マルチプレイではグループの誰かが警戒レベルが上昇する行動をとると、全員が警戒される。
なお各センチネル機体の位置や耐久力は、プレイヤー間で同期される(共有の値になる)。

警戒レベル[]

警戒状態。5段階ある。HUD右上に赤黒の菱形マークで表示される。

  • 基本的には、警戒レベルがないとき「プレイヤーが『#警戒レベルの上がる行動』をとった」と察知すると、レベル1になる。とった行動次第ではいきなり高レベルになる。
  • プレイヤーが発見された状態で戦闘を続ける(センチネルを全滅させるか、かなり長時間戦い続ける)と、次の警戒レベルに上がる。高レベルになるほどセンチネル側の戦力が増す。

警戒レベルは惑星上と宇宙空間で分かれている。警戒レベルがあるとき、プレイヤーが惑星上から宇宙船で離陸・またはその逆に着陸すると、移動先の定められた警戒レベルへ移行する。

惑星上での警戒レベル[]

惑星上では、センチネルの視界からプレイヤーが見失われると、レベルがじょじょに低下していく。
同時に警戒状態解除までのカウントダウンが開始される。プレイヤーが時間内に再度発見されなければ(現状が何レベルでも)警戒解除される。
警戒レベルがある状態で宇宙船で離陸すると、即座に宇宙空間での警戒レベル1に移行する。v3.85 Outlawsからは大気圏内を飛行して警戒解除を待つことはできなくなった。
v3.94 Enduranceのパッチノートによると、「Early-game Sentinel waves have been adjusted to be slightly fewer in number.(ゲーム初期のセンチネルウェーブの数がわずかに少なくなるように調整されました。)」と記載されているので、ゲーム序盤のみ以下の表よりもセンチネルの出現数が少なくなっていると思われるが未検証。
惑星上の警戒レベルと出現数の例
低活動惑星上(v4.05時点)
Lv 解除所要 登場パタン
1 約10秒 初動 例A 2 1
2 約24秒 初動 例A 2 2 1
後半 例A 3
3 約35秒 初動 例A 2 1 1
後半 例A 2 1
4 約50秒 初動 例A 2 2 1
後半 例A 1 1 1
5 約60秒 初動 例A 2 1 1
後半 例A 2 1
例B 1 1 1
最終 例A 2 1
Lv 解除所要 登場パタン
惑星上の警戒レベルと出現数の例
高活動惑星上(v4.05時点)
Lv 解除所要 登場パタン
1 約15秒 初動 例A 3 1 2
2 約30秒 初動 例A 3 1 2
後半 例A 1 1
3 約40秒 初動 例A 3 2 1
後半 例A 2 1 1
4 約55秒 初動 例A 3 2 1
後半 例A 1 1 1 1
最終 例A 2
5 約65秒 初動 例A 3 2 1
後半 例A 1 1 1 1
最終 例A 2 1
Lv 解除所要 登場パタン

宇宙空間での警戒レベル[]

宇宙船で飛行中に警戒レベルがある状態になるとパルスジャンプできなくなり、ギャラクシーマップも開けなくなる。
しばらくすると、センチネル迎撃機が出現し、こちらを攻撃してくる。
  • 出現したセンチネル迎撃機を全て撃破すると、次の警戒レベルへ移行する。
  • あるていどの時間と距離(正確には不明。数十秒以上)を逃げ続けるとパルスジャンプできるようになる。パルスジャンプすると警戒が解ける。
    • ただし警戒レベル5はパルスジャンプしても解除されない。
  • ほか宇宙ステーションに入ったり、スペースアノマリーを呼び出して中に入ることでも容易に解除できる。
    • ただしプレイ中、呼べない状況がありうる(宇宙遭遇のすぐそば等)。場からだいぶ遠ざかると呼べる状態になるが、戦時はパルスジャンプが使えず、通常のブースト飛行速度でしか離れようがないため、時間がかかる。
警戒レベルを保持したまま惑星に降下した場合、宇宙船から降りると惑星上の警戒レベルに移行する。レベルは宇宙空間のものと同一に設定される。
宇宙空間の警戒レベル(v4.45時点)
警戒レベル センチネルの構成
1 センチネル迎撃機1機
2 センチネル迎撃機1機
3 センチネル迎撃機2機
4 センチネル迎撃機3機
5(Max) センチネルの主力艦1隻&センチネル迎撃機4機
グループを組んだ時の警戒レベル
2人でグループを組んだ状態で片方のプレイヤーが古代の発掘場にあるグラビティーノボールを取得することによるセンチネル警戒レベル上昇の効果がもう片方に反映されるかどうかを検証。
お互いに近くに居る状態でグラビティーノボールを取得し、センチネル警戒レベルを上げる
  • 取得側は警戒レベルが3に上昇し、近くに居る同グループ内のもう片方のプレイヤーにも少しタイムラグがあるが連帯責任でセンチネル警戒レベルが上昇した。この場合、センチネルが追いかけるのはグラビティーノボール取得側。
    • グループを組まない状態(野良マルチ)にて、同様のことを行った場合は不明。
片方は古代の発掘場から離れ、もう片方がグラビティーノを取得し、センチネル警戒レベルを上げる
  • 取得側は警戒レベルが3に上昇。離れたところに居るもう片方のプレイヤーはセンチネル警戒レベルが上がらない。

警戒レベルの上がる行動[]

  • 巡回中のセンチネルの近くでマインビームを主とした攻撃による資源の採取、生物の殺害を行う
    • 素手での採取、地形操作機による採取・破壊は検知しない。
    • エクソクラフトの体当たりによる植物・鉱物の破壊も、いつごろからか検知外になったもよう。
  • 巡回中のセンチネルドローンへの攻撃
  • 現れたセンチネル攻撃部隊の全滅
    • 警戒レベルがある状態でセンチネルを倒してゆくと、レベルによっては残り1機にした時点で追加の数機が現れる。のち「それら後半増員も含めて全てを倒す」か「1機だけ残したまま長時間が過ぎる」と次のレベルに上がる。
  • 特定のアイテムを取る(グラビティーノボール採取。サックベノムの採取。知的植物からの採取)。一気にレベル3になる。不協和音の惑星にあるグラビティーノボールを取った場合はレベル1から開始する。
  • 不協和音の共振装置を攻撃する。
  • 監視されている建造物の破壊(資源貯蔵所製造工場オペレーションセンター)。一気にレベル3になる
  • 宇宙にいる貨物船団への攻撃
  • 宇宙ステーションへの攻撃。一気にレベル4になる
  • 海賊星系では、一部の行動は警戒レベルが上がらない。それを利用した稼ぎ方法もある。詳しくは、こちらから。

履歴[]

  • v1.5 Next より装甲ドローンが追加され、行動パターンをより手強くなるように調整された。
  • v1.7 The Abyss より水中にはセンチネルドローンは出現しなくなった。ドローンに追われても海に逃げ込むことで回避できるようになった。警戒レベルの高い惑星でも水中探索や水中基地建設は比較的安全にできる。
  • v2.03 Beyond よりプレイヤーのストレス緩和のために、多くの惑星でセンチネルが巡回しなくなった。ただし、「センチネル活動レベル高」の惑星では従来通り巡回している。
  • v3.2 Expeditions より行動パターンが変更され、武装の発射間隔が向上し、より激しい戦闘になるように調整された。
  • v3.8 Sentinel より重戦闘ドローン、修理ドローン、召喚ドローン、ハードフレームが追加。多彩な攻撃手段の追加され、行動パターンや編成も変更になった。装甲ドローンは廃止された。
  • v3.85 Outlaws より惑星上の警戒レベルが宇宙のものに移行するタイミングが「宇宙に出る」ではなく「宇宙船の離陸」に変わったため、大気圏内の飛行で警戒レベル解除の時間稼ぎができなくなった。
  • v4.2 Interceptor よりセンチネルの主力艦が撃破できるようになり、それによって宇宙での警戒レベルが解除できるようになった。またダークセンチネルの惑星が追加され、新型のダークセンチネルも追加された。
Advertisement