ダークセンチネル(Corrupted Sentinels)はNo Man's Skyに登場する特殊なセンチネル。
概要[]
英語での総称は「Corrupted Sentinels(腐敗したセンチネル)」だが、日本語表示での総称は「ダークセンチネル」と独自の名称になっている。
まだはっきりとは言及されていないが、センチネルに「腐敗」なるものが広がりつつあり、それによって発生したのがこのダークセンチネルのようだ。この腐敗した一群はこのような惑星に集められて隔離されているのかもしれない。もしくはセンチネルのセキュリティを妨害する物質「ラディアントシャード」によって見過ごされているのかもしれない。
ダークセンチネルドローンの殻に関しては、共同探検#10のマイルストーン「ランパンシー」で少しだけ説明された。
「ダークドローンは不協和音の世界を巡回している。ドローンの殻は惑星の構造から発せられる力で歪んでいる。」
―共同探検#10のマイルストーン、「ランパンシー」より
説明文によると、ドローンの殻は惑星の構造から発せられる力で歪んだようだ。惑星の構造から発せられるぐらいの力というと…不協和音の惑星では、惑星の時空間をねじれさせることが可能な不協和音の共振装置という危険なシロモノが存在する。この装置の影響を受けた惑星から力が発せられ、それによって殻が歪み、このような姿となったのだろうか…。
殻が歪んだセンチネルドローンがいる一方で結晶化したセンチネルドローンもいる。但し、同じ力を受けることによる影響の違いについてはまだ語られていない。
これまでダークセンチネルを倒しても警戒レベルが上がることはなかったが、v4.2 Interceptorで追加された「腐敗した」惑星環境内では攻撃を行うと警戒レベルが上昇するようになった。
v4.48現在、ダークセンチネルは地上にしか出現しない。
- 戦利品
-
- 倒すごとにアトランティディウムが手に入る。
- 近接攻撃を当てるごとにアトランティディウム×1が入手される。
- 通常のセンチネル同様、倒すと場に筒状のコンテナをドロップする。それを拾うか壊すとシールドが回復し、同時にアイテムが手に入る。
- 警戒レベル5の全滅に成功すると「現星系内にあるインターセプター墜落現場」がひとつ判明する。ただしこれは星系・惑星によっては作動しない。
種類[]
- #ダークセンチネルドローン
- #大型のダーク版センチネルクアッド
- #小型のダーク版センチネルクアッド
ダークセンチネルドローン[]

v1.75 Visionsで初登場。回収可能なスクラップを収集する際に邪魔をしてくる不気味なセンチネルドローン。のちv3.6 Frontiersにて、なぜか周期的に惑星開拓地を襲ってくる存在としてもゲームに配された。一般的なセンチネルとは役割(?)が明確に違うようだが、具体的にどう・なぜ違うのか、詳細は謎に包まれている。
長らく他のダークセンチネルは存在していなかったため、かつては「ダークセンチネル」と言えばこのドローンのみを指していた。ゲーム内の表記に揺れがあり、しばしば「ダークドローン(Corrupted Drones)」と略されてもいた。
v4.20 Interceptorから、外見も行動パターンも変更された。分析バイザー中に照準した際、マーカーにつくラベルは「腐敗したドローン(Corrupted Drone)」。
- 出現条件
- 一般的なセンチネルドローンとはいろいろ異なり、特定の状況でのみ遭遇することになる。
- 惑星上の「回収可能なスクラップ」を解体すると出現し、即座に攻撃を仕掛けてくる。
- ネクサスミッションの「遭難した生命体を救助する」の途中で遭遇する。
- 自分が監督官に就いている惑星開拓地では、その開拓地のセンチネル警戒レベル(→惑星開拓地#開拓地の状態)が100%になると、6機現れ襲ってくる。
- 上記の状況では倒しても増援などは来ない。下記では来る。
- v4.2 Interceptorで追加された「腐敗した」惑星環境では一般的なセンチネルドローンと似た行動である巡回を行っている。プレイヤーが付近で採集や攻撃を行う、あるいはドローンに直接攻撃すると警戒・敵対し戦闘になる。全滅させると警戒レベルが上昇して増援が来る。
- おもな行動
- 出現済みの個体のみ
- 惑星上の警備・監視。
- 共通
- 三角形のシールドを置く。体力が減ると、なるべくその裏に移動しようとする。
- 他機を回復させる。だが修理ドローンほど頻繁ではないようだが、一体を集中攻撃していると回復を優先しだす。
- 個体ごとの行動(いずれか一つしか使用しない)
- 普通の射撃(射撃型)。センチネル重戦闘ドローンが行う射撃とほぼ同じ。
- 散弾の射撃(散弾型)。射撃1回につき10発の散弾を発射し、計3回射撃を行う。
- 火炎放射(火炎放射型)。威力は低めだが、射程がやや長め。火炎放射を浴びている間は少しずつ持続ダメージを受ける。
- 爆発する弾を弓なりに撃つ(砲撃型)。重戦闘ドローンがやるものとは違い、ダークセンチネルのジオロジーキャノンもどきは着弾地点を掘らない。なおプラズマランチャーとも違っていて、着弾地点で跳ねはしない。やや威力が高め。
- 戦闘のヒント
- センチネル重戦闘ドローンと大体同じ。ただ少しだけタフ。ダークセンチネルと出会う頃には少なくとも全く歯がたたないということはないだろう。とはいえ、シールドモジュールや各種メインウェポンの強化を怠っていれば苦戦する。
- 追加の行動パターンとして火炎放射器での攻撃、他のセンチネルドローンの体力が減ってくるとセンチネル修理ドローンと同様の回復行動を取る。修理ドローンと違い、的が大きいのでそれ程脅威ではない行動である。
- 行動パターン
- 腐敗した惑星内では、出現時に行動パターンが決まる。戦闘中はその行動を連発するので、戦闘しながらどのパターンなのか確認していきたい。
- 惑星開拓地を襲撃する個体は行動パターンを事前に確認できる。
- フル強化状態(弾丸効力20270.3)のマルチツールで開拓地で行動パターンの調査(v4.23ノーマルにて検証)をしたところ、行動パターンは4パターンに分かれていた。各個体は発見されていない状態にて開拓地の中心部のオブジェクトを攻撃している時の行動がそのまま攻撃行動になる特殊仕様のようだ。
- 未強化(弾丸効力383.3)のマルチツールでも行動パターンの調査(v4.23ノーマルにて検証)を行った。行動パターンは上記と同様の内容になり、敵の強さが弱いぶん攻撃頻度・精度の低下が起きた。
- 同じ攻撃を連発するので、威力が高いかつ攻撃範囲が広いジオロジーキャノンもどきを発射する個体は優先的に破壊しておきたい。次に優先的に破壊したいのは火炎放射を行う個体。威力こそ低めだが、射程がやや長めなだけでなく、火炎放射による視界妨害が厄介。
- 惑星開拓地を襲撃する個体は行動パターンを事前に確認できる。
- 他のセンチネルドローン類と同様に、水中には入らないが射撃などの行動は行う。
- 戦利品
- 倒れると場に緑色の筒を落とす。
旧情報(〜v4.15)[]

v4.15までの外見。
- 戦闘
- センチネル重戦闘ドローンと大体同じ。ただ少しだけタフ。ダークセンチネルと出会う頃には少なくとも全く歯がたたないということはないだろう。行動パターンはセンチネルと違い、連携も行わずに行動する。単独でフラフラしたりシールドを展開していることが多く、攻撃頻度も低めなのでそれ程脅威ではない。
- 装甲
- 部位ごとにダメージ設定があり、クリティカルヒットになる部位もある。
- 戦利品
- 通常のセンチネルと同じく、緑色の筒を落とす。
ダークセンチネルクアッド[]
英語では「Corrupted Quadruped(腐敗したクアッド)」なのだが日本語では「センチネルクアッド」または「腐敗した四足動物」になっている。ネーミングルール的に考えると「ダークセンチネルクアッド」と呼ぶべきだろう。
大型と小型がいるが、ゲーム内での表示名称は同じ。大きさでの呼び分けは見あたらない。
一般的なセンチネルクアッドとは別扱いらしく、ミッションボード「上位タイプのセンチネルを全滅させる」のカウント対象にはならない。
大型[]

大型のクモ型ダークセンチネル。「腐敗した」惑星環境内で警戒レベルが上がると出現する。地点によるが「不協和音の共振装置」の近くに最初から配置されているものもある。
- おもな行動
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- 大きく前進する噛み付き攻撃。近~中距離で使ってくる。通常のセンチネルクアッドがやるものと同様、当たれば痛いし、立ち位置を揺さぶられてしまう。
- ジオロジーキャノンもどきでの砲撃。中~遠距離で使ってくる。センチネル重戦闘ドローンのものとは違い、地形を破壊する機能はない。
- 紫色の火炎放射。至近距離で使ってくることが多いが、中距離でもたまに行ってくる。死角からクリーンヒットされるとシールド残量がガリゴリ減る。かといって目の前で放たれても、それはそれで視界を覆われてしまう。
- 噛みつき攻撃で接近してからの至近距離での火炎放射。ダメージを受け、体勢を崩されるだけでなく、火炎放射での視界妨害も厄介。
- 透明化する、ステルス機能を持っている。透明化中でもダメージは通る。
- 通常のセンチネルクアッドと同様に水中でも活動可能。
- 戦闘のヒント
- 硬いしダークドローンに回復されやすいしで、あと回しにしたくなる。だがその間にステルス状態となりプレイヤーの背後へ回り込み、忘れたころに火炎放射をしてくるため油断ならない。
- 近距離の削り合いや機動戦は、ややプレイヤーに分が悪い(前方しか守れないパーソナルフォースフィールドは背後からの攻撃に対して有効ではない。ジェットパックによる回避行動も間に合わないことがある)。なるべくなら中遠距離で相手したい。
- 遠距離からの狙撃が好相性。離れていれば、気を付けることはジオロジーキャノンもどきの、やや広めの判定がある爆風ぐらいになる。
- このセンチネルに限らないことだが。「榴弾っぽい、山なりの攻撃」は、プレイヤーの移動経路&移動スピードに合わせたコースへ放たれている(いわゆる偏差射撃になっている)。そのため、発射が見えたらプレイヤー側は、自分の移動ベクトルを即座に正反対ヘと変えると、直撃をまぬがれることができる(たとえば後退中に撃たれたら、即座に前進してくぐる)。また遠距離では、まめにちょこちょこ蛇行しておくだけでも被弾率を下げられる。
- この方法は、シールドモジュールで強化していることが前提。未強化だったり、強化が足りない状態だと、直撃を免れても爆風のダメージが大きいため。
- このセンチネルに限らないことだが。「榴弾っぽい、山なりの攻撃」は、プレイヤーの移動経路&移動スピードに合わせたコースへ放たれている(いわゆる偏差射撃になっている)。そのため、発射が見えたらプレイヤー側は、自分の移動ベクトルを即座に正反対ヘと変えると、直撃をまぬがれることができる(たとえば後退中に撃たれたら、即座に前進してくぐる)。また遠距離では、まめにちょこちょこ蛇行しておくだけでも被弾率を下げられる。
- 手強い相手だが、センチネルの一種ゆえ、あいかわらず麻痺迫撃砲はとても有効。一時的に行動を封じることができる。センチネル警戒レベル4以降はこのダークセンチネルクアッドが複数出現するが、片方を行動不能にさせている間に片方に攻撃を集中させ各個撃破をするといったこともできる。
- 背中と脚は与ダメージが2倍になる弱点部位であるが、背中は攻撃し続けると破壊され通常の与ダメージになる。
- v5.2現在、通常のセンチネルクアッドにも言えることだが、距離によっては特定の行動を高頻度で行う。これを活用することで特定の行動のみを誘発させることも可能。
- 近距離では主に噛みつき攻撃を行うが、プレイヤーが近付いている場合は火炎放射攻撃をする。
- タイマンなら、パーソナルフォースフィールドで火炎放射をガードしつつ比較的安全に攻撃していける。離れたほうが安全な、通常のセンチネルクアッドとは対照的になっている。
- 中距離では立ち位置の調整をしつつ、噛みつき攻撃を行う。噛みつき攻撃後は火炎放射攻撃へ派生する。
- 遠距離ではステルス行動とジオロジーキャノンもどきでの攻撃頻度が高い。
- 近距離では主に噛みつき攻撃を行うが、プレイヤーが近付いている場合は火炎放射攻撃をする。
- 以降のバージョンで追加された敵よりも行動が洗練されている。なのでv5.2現在でも、地上戦闘では最も強い敵だろう。
- 戦利品
- 倒すと青色の筒を落とす。
- 発射弾(おそらく、ほぼ必ず得られる)
- ナノマシンクラスター×20くらい(同上)
- 結晶化した心臓×1(同上)
- エコー探査機×1(まれ)
- ほか、倒した時点でも「エコー探査機×1」が手に入ることもあるようだ(上記、筒からのドロップと合わせてで言えば、30機倒して5個になるかどうかぐらい)。
小型[]

小型のクモ型ダークセンチネル。複数同時に登場する。
- おもな行動
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- 通常時は体当たりをしてくる。威力は低いが、重力異常時に喰らうと大きく吹き飛ばされることがある。
- たまにステルス機能を使い、十秒ぐらい透明化する。そのあいだプレイヤーのHUD・分析バイザーに映らなくなる。小さいこともあって位置を見失いやすい。
- 単発の射撃。位置や数を教えてくれて助かる。こちらが強くなると射撃の精度が上がり、偏差射撃で的確に当ててくる。
- 体力が減ってくると、頭上に「赤い!マークのマーカー」がつき、プレイヤーへ突撃して、自爆する。シールドモジュールをちゃんと積んでいれば痛くはないが、これの存在意義は「適性距離でツモったが最後、回避困難な小ダメージを強いてくる」点にある。個々の被害は軽いが、累積をまぬがれにくい。低被害・無傷で組み合いたいなら、倒す速さよりも、倒しかた・倒すタイミングが要点になる。
- マークが出てもすぐに突撃しないこともある。倒し切るチャンスなので、突撃される前に倒そう。
- 自爆攻撃はグレネード類と同様に、パーソナルフォースフィールドでもガードできない。
- こちらも背中が弱点部位で2倍のダメージを与えられる。小さいので、意図せずとも当たっていることが多い。
- 通常のセンチネルクアッドと同様に水中でも活動可能。
- 戦闘のヒント
- 戦利品
- 倒せば緑色の筒を落とすが、全機、必ずではないようだ(何も出さないこともある)。