ドレッドノート級海賊艦(Pirate Dreadnought)はNo Man's Skyに登場する貨物船タイプの海賊船。
概要[]
v4.40 Echoesで追加された、貨物船タイプの海賊船。略奪目的で民間貨物船を襲撃している。
紛争レベルが高めの星系や無法者星系へ宇宙船でワープした際に、ランダムで遭遇する。
紛争レベルが低めの星系へワープした際でも、スペースレスキューのいちバリエーションとして遭遇することがある(→貨物船#ドレッドノート級海賊艦と交戦)。
サイズは、大型貨物船のスターデストロイヤー型に近い。外観は、櫂のようなものが複数ついており、古代地中海で使われたガレー船を彷彿とさせる。甲板側には対艦砲台が多数。
v4.45にて一部のテキストが変更された。以下は一例。
- 「貨物船の弱点」→「露出した燃料棒」
- 「豪華な賞金」→「莫大な報奨金」
v4.50 Omegaからは、戦況しだいで降伏するようになった。降伏させると、プレイヤーの貨物船として入手できるようにもなった。
戦闘[]
他の大型貨物船戦より撃破するまでの手順が特殊。慣れるまでは難しく感じるだろう。最初は失敗して当然という心構えで挑もう。
事前に宇宙船の電力供給先を「エンジン」にしておくことで、貨物船同士の行き来が速くなる。
第一段階[]

ドレッドノート艦と交戦
ワープ直後に赤色のレーザー(対貨物船キャノン)が民間貨物船に向かって照射されている状態から始まる。
対貨物船キャノンは、一発こそダメージが小さめだが、破壊しなければ防ぐ術はなく、定期的に民間貨物船が攻撃を受ける武装。そのままだと時間経過で民間貨物船のシールドが尽き、更に時間経過すると撃破されるので、真っ先に破壊していこう。
対貨物船キャノンを破壊する際は、海賊艦の外側にある薄い黄色のシールドよりも中に入ってから攻撃すること。シールドの外側では、どの攻撃も通らない。
対貨物船キャノンを全て破壊すると次の段階へ進む。
第二段階[]

ドレッドノート艦が逃走を試行中
主力の兵器が破壊されたからか、海賊艦が逃走準備を始める。
他にも、ドレッドノート級海賊艦の船体ゲージが残り30%以下になったり、民間貨物船が撃破されると逃走準備を始める。
制限時間(約33秒)までに海賊艦後方下部にある、赤色の光を発している「貨物船ワープドライブ」4個を破壊しよう。
貨物船ワープドライブを4個全て破壊すると、海賊艦の逃走は不可になり、次の段階へ進む。
勿論、先手を打ってこちらから先に潰すのも一手。 ワープドライブに攻撃を仕掛ける際に宇宙船の電力供給先を武装にすれば、あとはインフラナイフ・アクセルやポジトロン・イジェクターと言った瞬間火力や面制圧能力に優れた武装を叩き込めばすぐに破壊できるだろう。
第三段階[]

ドレッドノート艦のシールド発生装置を破壊しよう
ここからは目的地へ移動しつつ、攻撃をする操作が要求される。
シールド発生装置は、海賊艦上部から入れる2つの通路にそれぞれ5つずつあり、どちらとも全て破壊することでシールドゲージをゼロにすることができる。

通路内。真っ直ぐ進み、シールド発生装置を破壊しよう。
相手も無策ではない。こちらがシールド発生装置へと攻撃している間に海賊フリゲートから魚雷が発射されるようになる。
魚雷信号を検知してから発射されるまでの猶予は10秒。通知が出た時点で迎撃の準備が行えるようにしよう。
魚雷が発射されると、魚雷は民間貨物船へ向かって飛んでいく。この魚雷が民間貨物船へ命中すると、「民間貨物船のシールドか耐久」が13%と大きく減るので注意。
魚雷は近づいて射撃することで撃破可能。耐久力は低い。
シールド発生装置を全て破壊すると次の段階へ進む。
第四段階[]
シールド発生装置が消え、船体へダメージを与えられるようになる。
シールド発生装置のあった場所へ向かうと「露出した燃料棒」が現れている。これを破壊することにより、船体へ8%の大ダメージを与えられる。
海賊艦は、船体ゲージがゼロになると破壊できる。破壊後は、「民間貨物船の船体の耐久力」に応じて報酬が変動する。
破壊後[]

海賊フリゲート
海賊フリゲートが雇えるようになる。
襲撃されていた民間貨物船へ入り、艦長と会話も可能になる。 ただしスペースレスキューとは違い、貨物船の無料進呈や感謝の報酬は無い。
現バージョンでは上記の手順で第二段階まで完了すると、海賊が降伏してしまい破壊ができなくなる。正確には破壊自体は可能だが、報酬は貰えず無意味となる。
完全破壊する場合、降伏条件を満たさないようにする必要がある。対貨物船キャノンを全て破壊する、耐久が30%以下になる、民間貨物船が撃破される、のいずれかで逃走しようとするが、この際貨物船ワープドライブが破壊されていると降伏する。
上記条件から「対貨物船キャノンを破壊できない状態で」「民間貨物船が撃破される前に」「逃走の制限時間内に30%の耐久を削り切る」必要がある。
具体的な手順はシンプルで、シールド発生装置をすべて破壊した後、船体を削り切るだけである。この際火力が足らないと30%の耐久を削り切る前に逃げられるので、宇宙船の武装をしっかり強化するか、もしくは露出した燃料棒をすべて残しておき、船体の耐久を75%程度まで削ってから燃料棒を破壊すれば問題なく撃破できる。
いずれにせよ貨物船が撃破されるまでという制限付きなので素早く行う必要があるのは変わらない。一応、対貨物船キャノンを一つだけ残すことで逃走を防ぎつつ貨物船へのダメージを減らす手もあるが、魚雷もあるのであまり意味はないと思われる。
武装[]

左がシールド発生装置、右が対貨物船キャノン。
- シールド発生装置
- シールドを発生させている装置。これがある限りは、シールドの外側にある攻撃は全て無効化される。破壊後は中から「露出した燃料棒」が出現する。
- 対貨物船キャノン
- 民間貨物船に対して照射される赤いレーザー。
- 時間経過で「民間貨物船のシールド・耐久」が減るので、早めに破壊しておこう。派手な見た目とは裏腹に、自機が食らってもダメージは小さい。
- 実は海賊艦側から民間貨物船のほうを見ると射程の長さが他のどの武器よりも長いことがわかる。
- 対艦砲塔
- 貨物船の各地に設置されている小さな砲台。近付くとこちらを迎撃しようと砲撃をしてくる。耐久も攻撃力も低い。
- 貨物船ワープドライブ
- 海賊艦が逃走する際に使用する。制限時間内に全て破壊出来なければ問答無用で逃走される。
- 海賊船
- 宇宙戦闘などで遭遇する海賊船と同じ。1機で出現し、こちらへ向かって攻撃をしてくるが、攻撃力は低めかつNPC宇宙船のほうにターゲットが向いていることもあるので無視していても問題はない。
- 海賊フリゲート
- 海賊艦をサポートするフリゲート。定期的に民間貨物船へ向けて魚雷を発射する。魚雷のダメージは大きめなので真っ先に破壊しよう。
- じつは、海賊フリゲート本体の撃破も可能なのだが、撃破をしても新しい海賊フリゲートがワープアウトしてくるので魚雷対策にはならないようだ。
- 魚雷
- 民間貨物船へ向けて発射される魚雷。命中時には民間貨物船へ大ダメージ(シールドや船体の耐久が13%減少するレベル)が入るので真っ先に破壊すべき対象。他にやる事があっても切り上げて魚雷のほうへ向かおう。
- 「魚雷の発射が検知された」と表示されてから発射までは10秒の猶予がある。その間に迎撃できるように民間貨物船のほうへ移動しておこう。
- この武装は高性能なものなのか追尾能力が高く、海賊艦と民間貨物船の間にアステロイドがあってもそれを避けるように動く。
対処法[]
民間貨物船の残り耐久力という時間との勝負になる関係上、海賊ドレッドノートの対艦砲台や護衛の海賊船を相手にしている暇は殆ど無い。
基本的には海賊側から一方的に攻撃される中で各部位を破壊していかねばならないので、自機のシールドエネルギー残量に気を配るのは勿論の事、質の高いアップグレードモジュールで強度を可能な限り向上させたり、スターシールドバッテリー等の回復手段は備えておこう。
厄介な海賊フリゲートからの魚雷は正面から迎え撃つより、背後から追撃を仕掛けるようにすれば多少は撃墜しやすい。
上述のように電力供給先をエンジンにすることでブースト起動時の速度も上がるので有効活用すべし。
対海賊ドレッドノートへのお勧め武装としてはポジトロン・インジェクター、及びインフラナイフ・アクセルまたはフォトンキャノン。
わざとでも無い限りはまず外しようがない程の的の大きさに加えていずれも瞬間火力に優れており、オーバーヒートに気を付けながら適当にバラ撒くだけでも各部位や本体の耐久力をガリガリと削り取ってくれる。
特にシールド発生装置は一直線に並んでいる為、インフラナイフやフォトンキャノンを撃ちながら突っ込めば十把一絡げに出来るだろう。
フォトンキャノンに関しては射程の長さに加え照準補正が高いので、魚雷の迎撃でも役に立つ。
まだ撃沈まで持っていく程腕前や宇宙船の性能に自信がない、または面倒臭くて相手をしたくない…という場合にはレーザー砲塔だけ叩いてあとは放置すればいい。
無論、その場合はお礼のユニット等も細やかなものになるが…
戦利品[]
戦闘結果に応じて報酬は異なる。海賊艦を撃破したか逃走させたか、民間貨物船を守りきったかそうでないかで大きく変動する。できれば最高評価である「莫大な報奨金を獲得した」を狙いたい。
- 海賊艦を撃破し、民間貨物船を守りきった場合
- 海賊艦を逃走させ、民間貨物船を守りきった場合。
-
- 評価が「海賊から救出した民間船団:標準的な報奨金を獲得した」と表示される。
- 400,000〜420,000
ぐらいのユニット
- 星系内の支配生命体からの評価上昇+2
- 400,000〜420,000
- 評価が「海賊から救出した民間船団:標準的な報奨金を獲得した」と表示される。
- 海賊艦を撃破し、民間貨物船が撃破された場合
効率よく大型貨物船を厳選する方法[]
大型貨物船の厳選を行う際は、海賊艦を効率よく撃破か撤退させることが求められる。
周回に向いているのは、弾丸効力補正が0%かつ小回りが効きやすい探査船。横に何も付いていない外観のものは、自機の接触判定が小さくなるので更に扱いやすい。
- 貨物船ワープドライブの破壊はしないこと。
- 開幕から「シールド発生装置」のある場所へ向かい、シールドを剥がす。
- 「露出した燃料棒」を攻撃しながら、オーバーヒートしないようフォトンキャノンで船体も攻撃していく。
- 船体ゲージが30%以下になると逃走準備を始めるので、逃走させるかそのまま撃破する。
v4.45現在、敵の耐久力や強さは現在使用している宇宙船の弾丸効力の値に影響される(詳しくは体力#アジャスト)為、オーバーヒートに気を付けつつ未強化のフォトンキャノンとロケットランチャーであっさり撃破できる。
ロケットランチャーを外せば、更に敵が弱体化する。ロケットランチャーを外すと、弾丸効力が低すぎるせいか船体にダメージが入らなくなる。弾丸効力が77.0以下はダメージが入らない。
もしダメージが入るギリギリまで弾丸効力を下げたい場合は、探査船にて「フォトンキャノン」、「ポジトロン・イジェクター」、「インフラナイフ・アクセル(スーパーチャージスロットに設置する)」に加え、「フォトンキャノンモジュール」をインストールしてパワー設定が「安定」の状態で弾丸効力を「77.1」にすることで最低の耐久になる。
最低の耐久の場合は、「シールド発生装置」を全て破壊した後に1発攻撃を命中するだけで船体の耐久が尽きるぐらいの耐久力の低さになる。
ドレッドノート級海賊艦は、遭遇条件が星系から星系をワープする関係上、パワー設定「安定」での弾丸効力が基準になるので注意。
ドレッドノート級海賊艦を入手する[]

海賊艦内。
v4.50以降、海賊艦も貨物船として入手できるようになった。まず、海賊艦が逃走する条件のいずれかを満たす。
- 対貨物船キャノンを全て破壊する。
- 耐久が30%以下になる。
- 民間貨物船が撃破される。
逃走する条件を満たしたタイミングで、「貨物船ワープドライブ」が破壊されていれば海賊艦は降伏する。逃走準備に入った場合であっても、逃走される前に「貨物船ワープドライブ」を破壊できれば降伏する。
v4.50では、降伏した時点で#戦利品を得られてしまう、本来の挙動は降伏後に破壊した場合に得られると思われる。
その影響か、状況によっては艦体を破壊しても何も得られないバグがある。

海賊艦の入口。青い光が出ているところ。ここからドッキングが可能。
降伏した海賊艦には、艦体前方にある入口からドッキングが可能。艦長に話しかけると「ドレッドノートを押収する」・「贈り物を要求する」・「何もしない」の選択肢がでる。
「ドレッドノートを押収する」を選択すると、ドレッドノート級海賊艦の購入画面になる。船体価格が確認できるが押収であるため支払いは必要ない。
- 同クラス内での価格の変動幅はあるが、難易度設定「購入 = 標準」設定の場合、Bクラスで36,500,000ユニット、Sクラスで60,500,000〜69,500,000ユニット。
- スロット数はBクラスでテクノロジー12スロット、積み荷24スロット。
- Sクラスでテクノロジー12〜13スロット、積み荷25〜26スロット。
「贈り物を要求する」を選択すると、高額のユニットを得られる(6,767,000ユニットを確認済み)。
艦長へ話しかけて「贈り物を要求する」を選択後でも、艦体は破壊可能。デメリットは無いが、後味は悪くなる。
厳選方法[]
- 事前に目当てのカラー(艦体ではなく、艦橋部分。艦体は色の変更が可能)、艦長(種族・名前・外観)が居る星系を見つける。
- 付近の星系を4回ワープ後、3時間宇宙ステーション内などの安全な場所で放置し、3時間以上経ったタイミングで復元ポイントを保存する(念のため手動バックアップ推奨)。
- 目当ての海賊艦が出現する星系へ向かい、貨物船ワープドライブを破壊後に対貨物船キャノン全てを破壊する。対貨物船キャノンを破壊すると海賊は降伏する。
- 降伏したら、海賊艦に乗り込み分析バイザーでクラスを確認する。Sクラスでなければ復元ポイントをロードする。
- Sクラスが出現したら、好みの外観の艦長かどうか確認する。
- 艦長の外観は4〜5種類からランダムで出現する。好みの外観でなければ復元ポイントをロードする。Sクラスが目当てならばここで購入してもよい。
援護射撃[]
- プレイヤーのものになった海賊艦は、戦闘中に援護射撃を行ってくれる。
- 海賊艦の近くに敵が居る場合に援護射撃をする。
- v4.51現在、戦闘中に必ずしも援護射撃が行われるわけではなく、何もしないこともある。
- 敵対している貨物船とプレイヤーの貨物船との間を行き来したり、プレイヤーの貨物船側に居ると援護射撃が行われやすいぐらい。戦闘中にこれをアテにはしないほうがいいぐらい不確定要素。
- 援護射撃時は、2つの武装が使われる。
- 対艦砲塔の援護射撃

対艦砲塔。敵の対艦砲塔と違い、レーザーを発射する。
- 対艦砲塔は、敵の海賊艦が使用するものと違い、レーザーを発射する。
- 攻撃対象はセンチネル迎撃機とNPC貨物船のシールド。
- センチネル迎撃機に対しては、攻撃を命中させることが出来ず、NPC貨物船に対してはシールドへダメージを与えられない。
- なお、このレーザーの攻撃はプレイヤーも巻き込むもよう。
- 対貨物船キャノンの援護射撃

敵のものと同じ。貨物船のシールドにも効果がある。
- 対貨物船キャノンは、敵の海賊艦と同様に貨物船のシールドに向けて攻撃する。
- 攻撃対象はセンチネルの主力艦。ただし、出現位置が攻撃可能な範囲内に入っていないと攻撃を行わない。
- NPC貨物船に対しての攻撃

v4.51現在、NPC貨物船への攻撃は挙動が不安定。
- v4.51現在、NPC貨物船に対しては、対艦砲塔で攻撃をしているのだが、NPC貨物船のシールドにはダメージが入らない。
- この挙動が仕様かバグかは不明。
- 海賊艦自身の耐久
- v4.51現在、海賊艦自身は、敵の海賊艦と同様に強力なシールドに守られているため、敵からの攻撃を受けても船体へのダメージは受けないようだ。
- ただし、「対貨物船キャノン」などの武装に対しては、敵の攻撃でダメージが入る。
- 仮に破壊されたとしても、一旦貨物船を戻してから再度呼び出せば元通りになると思われる。
バグ情報[]
- PS5版v4.50で確認。
- 戦闘時に海賊ステーションと被り、貨物船ワープドライブやシールド発生装置が破壊できなくなる。
- 海賊艦に乗り込む際、近くに小惑星帯があると艦長室で小惑星帯の重力に吸い寄せられて艦の外へ放り出される。セーブデータのリロードで復帰は可能。
- 海賊艦を入手した後、貨物船を呼び出すと海賊艦の内装が通常のものになる。一度セーブを行い、「ゲームを再起動」させると海賊艦のものになる。