フリゲート(Frigate)はNo Man's Skyにおける貨物船に随行する小型艦のこと。探検に派遣することができる。
フリゲートとは[]
フリゲートは貨物船に随行する小型艦のこと。探検に派遣することができる。最大で30隻まで所有できる。v1.5(NEXT)から実装された。
貨物船の入手時の初期状態は一隻随行した状態ではじまる。その後は自分で集めていく。なお貨物船やフリゲートの搭乗員たちに給料を払う必要は無いようだ。
フリゲートは派遣することでプレイヤーの活動とは別にプレイ時間外でもオフライン探索をしてくれる。
フリゲートの状況は貨物船ブリッジにあるターミナル「船団の管理」で確認できる。同じくブリッジにいる「ナビゲーター」に話しかけることでフリゲート派遣ができるようになる。詳細は貨物船#船団の管理・ナビゲーター参照。
フリゲートの採用[]
NPCの貨物船団に随行しているフリゲートにはアイコン表示があるものがある。それに近づくと通信がはじまって購入することが可能。最大の30隻所有した状態になるとNPCフリゲートに近づいても通信が入らなくなる。
NPCフリゲートにはC~Sのクラスがあるが、派遣の成功で成長していくので安いCクラスを買い集めよう。中にはマイナスステータスの欠陥をもっているものがあるが、成長すると欠陥は無くなっていく。しかし最終的に他と比べて優秀なステータスになる可能性は低いようでやはり欠陥をもつものは避けたほうがいいかもしれない。
NPCフリゲートのタイプに関して、手堅いのは各タイプを5隻ずつ揃えて、サポートスペシャリストだけは10隻にするというものだ。サポートスペシャリストには燃料軽減ボーナスがあり、燃料の負担が大きく軽減する。ただし同じサポートスペシャリストでもこの辺は差があるので見極めてよりよいフリゲートを選別しよう。また次第にサポートスペシャリストだけで派遣をこなせるようになっていくので、最終的に各タイプは2隻程度残して置き、大半をサポートスペシャリストに置き換えていくと良いだろう。そうするとほとんどフリゲートの燃料を作らずに済むようになる。
探検の計画と派遣[]

貨物船のブリッジの中央ターミナル横にナビゲーターがいる。ナビゲーターは毎日新しい探検を計画している。日本時間朝9時(UTC00:00)ごろに更新される。
1日あたり5グループの分遣隊を派遣することができる。この派遣を管制するために分遣隊ごとに「艦隊指揮室」を用意する必要がある。また派遣距離に応じた「フリゲートの燃料」も必要だ。
派遣の難易度レートと船のレートは1~5あり、レートが高くなるほど高難度、高報酬の傾向にある。難易度より分遣隊のレートが星2上回るように編成を行おう。
なお派遣の難易度レートはフリゲートの所有隻数が多いほどレート3に偏っていくが30隻に達しても1や2は発生する。
ステータスとクラス[]
フリゲートは派遣した際に「成功した遭遇」イベントの回数分経験値がたまり、一定数ごとにクラスが上がり、フリゲートの補正数が増えステータスも上昇する。
ステータス確認画面でフリゲート艦上に表示されるアイコンはそのフリゲートの特性や特徴を表しており、最大で5つ付加され、単純に戦闘値や貿易値を変動させるものから、調査時間や調査コストを変動させるものもある。
白のアイコンはプラス補正、赤のアイコンはマイナス補正を示す。また、例えば貿易フリゲートだからと言って貿易関係のものだけが付く訳ではなく、戦闘など他の分野のボーナスが付加される場合もある。赤のアイコンは成長に伴って解消されて消え、更にクラスが上がると空き枠に白いアイコンが付加される。
燃料[]
フリゲートを派遣するには、フリゲートの燃料が必要になる。レシピは初回に受けられるチュートリアルミッションで入手できる。
名前 | 素材1 | 数 | 素材2 | 数 | |
---|---|---|---|---|---|
フリゲートの燃料(50トン) | 二水素 | 50 | 三重水素 | 50 | |
フリゲートの燃料(100トン) | 二水素 | 100 | 三重水素 | 100 | |
フリゲートの燃料(200トン) | 二水素 | 200 | 三重水素 | 200 |
これらの作成には二水素と三重水素が大量に必要になる。経済レベルの高い星系の宇宙ステーションで二水素ゼリーを売っている場所をメモしておこう。
フリゲートのステータス画面に表示される燃料要件は、派遣ミッションの対象距離250光年ごとに必要になる燃料を示している。燃料要件の低いフリゲートなら、ミッションに出撃させる際の燃料コストを抑えることができる。
フリゲートの種類[]
フリゲートには主に5種類のタイプがある。タイプによってそれぞれ有利な役割が異なるが、探検の際は必要なステータスがあれば異なるタイプのフリゲートを送ってもよい。購入する際にタイプ毎に船の形状が異なるので見分ける事ができる。
- 探索スペシャリスト
- 調査ステータスに+15の固有補正を持つ。待機中に乗り込むとアーティファクトのある遺跡の位置を教えてくれる。1~2隻は欲しい。
- 戦闘スペシャリスト
- 戦闘ステータスに+15の固有補正を持つ。待機中宇宙で戦闘が起きるとセンチネル戦闘機を出して支援してくれる……が、敵と誤認しやすい上に誤射をすると敵対するので使い所が難しい。1~2隻は欲しい。
- 採掘スペシャリスト
- 工業ステータスに+15の固有補正を持つ。待機中に乗り込むと磁化フェライトをくれる。1~2隻は欲しい。
- トレードスペシャリスト
- トレードに+15の固有補正を持つ。待機中に乗り込むと有色金属をくれる。1~2隻は欲しい。
- サポートスペシャリスト
- 固定のステータス補正を持たない代わり、探索に必要な燃料コストを15下げる。このタイプを多く持ちたい。
- 待機中に乗り込むと濃縮炭素をくれる。
フリゲートのクラスと名称[]
クラス | ![]() |
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![]() |
![]() |
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---|---|---|---|---|---|
科学船 | フリゲート級星間航行艦 | 採掘船 | 商船 | 補給艦 | |
調査巡洋船 | コルベット級星間航行艦 | 工業用運搬船 | 貿易用クリッパー | 燃料補給船 | |
深宇宙監視船 | 星間航行戦艦 | 工業用ガレオン船 | 商用巡洋艦 | 機動補給プラットフォーム船 | |
データ収集プラットフォーム船 | ドレッドノート級星間航行艦 | 軌道工場プラットフォーム船 | 貿易用ガレオン船 | 新型艤装プラットフォーム船 |
SSV ノルマンディー SR-1(ステルス偵察用フリゲート艦)
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- エレクトロニックアーツの「マスエフェクト」(開発はバイオウェア)とのコラボ艦。2021/5/21~5/31までの期間限定の共同探検#2足がかりのフェーズ5報酬。
- 「Sクラス ディープスカウトの試作品」という独自の偵察系の艦種。多くの表記がマスエフェクトの通りのものとなっている。
- フリゲート艦としての性能
- 戦闘と調査のパラメータに秀でているが最高のものではない。サポートスペシャリストほどでないものの燃料消費は少ない。あくまでも本作にはない独自の見た目が特徴であり、ゲームプレイ上この艦が必須ということはない。
- 離発着場を持たない。故障の修理はできないが、原作通りのステルス航行で敗北する戦闘は避けたことになる。
- ノルマンディーを分遣艦隊の先頭艦にした場合、帰還報告時に艦長の姿は出てこない。サポートAIが搭載されているので無人の可能性が高い。
- フリゲート艦の装備
- マスエフェクトを遊んでいればわかる装備になっている。
- タンタロスドライブ - 異星人と共同開発したエンジン。まだ実験中の技術である熱を発散せずに推進できるステルスシステムの中核
- 内部排出シンク - 発生した熱をリチウムヒートシンクに溜めることでサイレントランニングというステルス航行ができる
- 超光速進行 - ノルマンディーはFTL(faster-than-light)という超光速航行が可能。本作では遠征時間の短縮として働くようだ。ノーマンズスカイにおけるパルスジャンプは亜光速飛行。
- マスアクセルキャノン - ノルマンディーの兵装の一つ。
- 原作マスエフェクトについて
- 西暦2183年、人類が異星人の銀河統一組織と接触して数十年。新参の人類は宇宙連合で地位を確立する努力を続けていた。銀河にはかつてさらに進んだ古代文明が存在した。人類も火星でわずかな断片に触れることで宇宙連合に参加するまでになったのだ。そして完全な形の遺産「ビーコン」が惑星エデンプライムで発見された。宇宙連合軍に所属する主人公「シェパード少佐」がこの重大な回収任務にあたることになる。最新鋭艦「SSV ノルマンディー SR-1」で現地に向かうが…。
- 主人公はこの任務の顛末により、人類初の「スペクター」という地位を得る。「スペクター」はその種族を代表する最高の軍人であり、宇宙連合のなかで大きな権限を持つ英雄のことだ。人類は宇宙連合に参加してまだ数十年。新参の人類には批判的な勢力も多く、能力が疑問視されている。主人公とノルマンディーは人類の能力を証明し、地位を向上させるという橋頭堡の立場を負っている。そんな「シェパード少佐」を反逆者にするのも模範的な人物にするのもプレイヤーの選択しだいだ。
- ステルスフリゲート艦の重要性:マスエフェクトの世界では宇宙船は超光速の移動が可能だ。そして超光速で接近する宇宙船を事前に観測することはできない。確定的な先制攻撃が可能になってしまう。この対策には事前に潜入して諜報活動を行うことが必要だ。しかし高精度な熱スキャンが普及しており、宇宙船は熱を隠せないためステルスの実現が不可能ということになっている。ノルマンディーはその不可能を可能にした「ディープスカウト」のプロトタイプだ。
- 名称について:「SSV」は宇宙連合軍の所属艦を表す。「SR-1」はステルス偵察艦の1番艦を表す。そして「ノルマンディー」は第二次世界大戦におけるノルマンディー上陸作戦よりつけられたもの。これは300万人を動員した人類史上最大の橋頭堡確保作戦だ。
- 「SR-1」はマスエフェクト2の冒頭で破壊されてしまい、後に「SR-2」が建造される。ただしノルマンディー級と呼ばれる宇宙船は他にもあるようだ。
- マスエフェクトでは宇宙船にワープ機関は搭載されていない。マスリレーという天の川銀河全体をカバーするワープゲートネットワークを使って移動するためだ。ただし本作の世界でのノルマンディーは普通にワープできるようだ。
リバイアサン(有機体の船)[]
- 共同探検#7リバイアサンの最終報酬にしてストーリー上の中核となる存在。
- 水銀統合コンパニオンの所でのテキストから察すると生物船に連なる有機物と無機物の融合体と言える巨大生物。扱い上はフリゲートではあるがその他のフリゲート艦と並べるとその異質さが際立つだろう。
- フリゲート艦としての性能
- クラスとしてはサポートスペシャリスト扱い。故に燃費軽減装備を持っているが本職程のものは無く、オマケ程度。
- 調査とトレードのパラメータが初期から比較的高く、更にはダメージ軽減装備も所有している。
- なおノルマンディー同様離発着場が無いので破損した際にどうなるのかは不明。恐らくはその辺りも同様に破損が発生しないのかもしれない。
- そもそも生物である為、分遣艦隊の先頭艦にして帰還報告を受ける場合はリバイアサンが直接報告するという形になるので、当然ながら生命体のホログラフィックは出てこない。
- v3.91現在では艦隊指揮室での艦種ホログラフィックモデルが何故かノルマンディーのものになってしまっている。ノルマンディーと同時運用している場合は間違わないように注意しよう。
探索の種類[]
探索のミッションタイプはフリゲートのステータスと対応した5種類に分かれている。分遣隊は最大5隻のフリゲートを編成できる。最初はミッションタイプと同じアイコンを持つフリゲートを中心に分遣隊を編成するといい。そこにサポートスペシャリストを加えると燃料を節約できる。成長してきたらサポートスペシャリスト中心に移行していこう。
出撃させるフリゲート艦数とミッションの距離で消費するフリゲートの燃料が増える。期間に表示される時間が長いほど帰還まで時間がかかるが、多くの報酬を得やすく、フリゲートの経験値も多く入手できる。
- 産業についての調査
- 得意フリゲート:採掘スペシャリスト+サポートスペシャリスト
- 貿易についての調査
- 得意フリゲート:トレードスペシャリスト+サポートスペシャリスト
- 科学研究についての調査
- 得意フリゲート:探索スペシャリスト+サポートスペシャリスト
- 戦闘についての調査
- 得意フリゲート:戦闘スペシャリスト+サポートスペシャリスト
- 安定した探検
- 得意フリゲート:サポートスペシャリスト
- 全てのステータスの平均値の高さが求められる。サポートスペシャリストだけ集めても偏ってしまう場合は他のスペシャリストで補おう。
艦隊指揮室について[]

探索の報告は貨物船基地に作った艦隊指揮室で受ける。分遣隊ごとに最大10作ることができる。
一度に提示される探索ミッションは5つだが日本時間朝9時(UTC00:00)に更新されるので、更新を跨ぐと5つ以上受けることができる。艦隊指揮室が5以上作ることができるのはそのため、ただしすべてのミッションが更新されるわけではないようだ。
レート[]

フリゲートと派遣ミッションには「難易度レート」と「艦隊レート」が設定されている。
難易度レートが高いほど報酬が良く、フリゲートが破損してしまいやすい。大きな破損を避けるために、「艦隊レート」を上げる必要がある。
艦隊レートは、ミッションの探索目標のフォーカスとフリゲートの得意な専門分野を一致させ、合計ステータスを上げることで上昇する。例えば「貿易についての調査」なら、トレードスペシャリストを中心に送り込めばいい。
因みに、分遣隊の該当ステータス値合計さえ十分ならば、ミッションの分野と一致するスペシャリストが編成されていなければならないという訳ではない。百戦錬磨のサポートスペシャリストは他の真似できない貴重な戦力になる。燃料消費の軽減のためにもクラスアップを狙って送りまくろう。
艦隊レートは合計51以上で★3、81以上で★4、102以上で★5となる。艦隊レートが難易度レートを2つ以上上回れば(v2.30より。任務レート上限が3に対して艦隊レート上限が5のため?)、まず破損することはなくなるだろう。
フリゲートの破損[]

フリゲートがミッションで失敗すると、破損を起こしてしまう。破損した船はプレイヤーが宇宙空間に居る時などに受けられる通信から、探索を続行するか帰還するかの判断を求めてくる。
続行させた場合、破損を受けなければ帰還してくるが、再度失敗し破損を受けると撃沈し、フリゲートをそのまま喪失することになる。
帰還させた場合、破損を受けた状態で即時帰還してくる。回復させるには、プレイヤーがフリゲートに乗り込み、表示される破損部位に向かい修理を行う必要がある。誤って落下死しないよう注意したい。
必要となる資源:
修理の資材はエクソスーツのアイテムケースだけでなく貨物船のアイテムケースからも消費される。
金・銀・プラチナ・三重水素は貨物船内の基地建設でもよく使用する。ノーマルモードは全部持ち運べばよいが、他のモードでは貨物船のアイテムケースに常備しておくのを勧める。主に宇宙船でアステロイドを撃って三重水素を採集する際に得る資源なので。こまめに貨物船のアイテムケースにインベントリメニューで送っておけば事足りる。銀と三重水素は貨物船基地の部屋を解体することでも手に入る。
二水素は二水素ゼリーを購入できる貿易ターミナルを確保するのが早い。宇宙ステーションの二つの貿易ターミナル、交易所の貿易ターミナルで売られていないかチェックしておこう。フリゲート燃料の作成でも大量に消費する。貨物船に中型精製機を設置して、二水素に還元して貨物船のアイテムケースに集めておこう。その上でフリゲート燃料は貨物船アイテムケース内で作成するようにすれば合理的。
他の資源はエクソスーツのアイテムスロットによく入れているもののはずなので、貨物船に特別に必要になるものを集めておけば、突然の修理となってもあわてて準備する必要はない。
フリゲートの追放[]
フリゲートの状況を確認して、あまりステータスの良くないフリゲートは追放して、優秀なフリゲートを新たに雇おう。船団の管理画面(フリゲート一覧)で不要な艦を表示して「断わる」ボタンを押すことでできる。v3.41で正式な機能として整備された。
アップグレードモジュール[]
フリゲートには1回の探検中、一度に3つまでの「使い捨て型フリゲートのアップグレード」を装備できる。使い捨て型、という名の通り一回の使用で消費されてしまう。
各ステータスを補助できる。レートを上げるのにステータスが足りない、という時に使える。
とくに燃料酸化剤は調査時間を短縮する効果があるので探索時間が24時間を超えるものに使おう。
現物はセンチネル戦闘機からドロップ。
レシピは貨物船のリサーチターミナルで研究するか、オペレーションセンターでランダムに入手する必要がある。
名前 | 素材 | 効果 | |
---|---|---|---|
燃料酸化剤 | クアッドサーボ×2 金×50 |
調査時間 +10 | |
爆撃ドローン | ウォーカーブレイン×1 金×50 |
戦闘値 +10 | |
鉱物圧縮装置 | 油圧系ワイヤー×1 金×50 |
採掘値 +10 | |
ホログラム分析装置 | 量子コンピューター×1 金×50 |
探索値 +10 | |
マインドコントロール装置 | ソーラーミラー×1 金×50 |
貿易値 +10 |
これとは別に貨物船に取り付けるアップグレードモジュールでも強化できる。→貨物船#貨物船アップグレードモジュール