4/16付で実験ブランチが公開されています。→ Vulkan Update
内容はグラフィックスAPIであるOpenGLをVulkanに置き換えるという大規模なものです。
本作がCS機とPCという複数のプラットフォームでパッチを同時リリースできているのは、一つはOpenGLという共通のAPIをベースに開発しているからと思われます。
しかしこのAPIは抽象度が高いものです。つまりいろんな環境で共通して使えるもののグラフィック命令を実行するにあたって様々な環境を配慮したプログラムが前置きとして沢山動くものだと考えてください。何をするのにも重いのです。しかも今どきのGPUの構成はこのAPIが設計時に想定した環境からかけ離れてきており、効率的な処理ができなくなってきています。そこでVulkanという新設計のAPIに移行しようというものです。
VR対応にはフレームレートの向上など、本作にはまだまだ最適化が必要なようです。その一環として効率的なAPIへの移行が必須となっているようです。
というわけでパッチノートの実験ブランチの記述をちょっと増やしました。参加すればすぐにこのAPIを使ったNo Man's Skyが遊べます。ゲーム内容はv1.77から変わっていません。
もっとも、私のPCはGeForce GTX980ですが、違いは判りませんでした…
現在、実験プレイヤーのフィードバックを受けて改良中とのことです。
一般のプレイヤーの方はまだしばらくお待ちください。