反重力のくぼみ(Anti-Gravity Well)はNo Man's Skyの宇宙船の一種であるセンチネル迎撃機に搭載されている基本装備。
概要[]
v4.2 Interceptorにて追加された。
センチネル迎撃機版発射エンジン。宇宙船に初めから搭載されている基本装備であり、分解不可。
リチャージにはパグニウムだけでなく、ラディアントシャードでもリチャージが可能。
通常の発射エンジンと比べて発進コストが半分となっているだけでなく、自動リチャージ機能も持っているようだ。
ゲーム内テキスト[]
重力場からそっと宇宙船を引き離し、星々に向かって持ち上げる。
くぼみはパグニウムかラディアントシャードを必要とするので、起動する前に十分に補充する必要がある。
PS: / Switch:
/ PC:
を長押しで惑星を離陸する。
PS: / Switch:
/ PC:
を長押しでフライト速度ブーストを起動する。
修理[]
内部データ[]
- Ship_Launcher:1
- 発射コスト:25
- 自動リチャージ:1
世界観[]
- このテクノロジー名について
- 英名は『Anti-Gravity Well』。
- 「gravity well」は、日本語では「重力井戸」または「重力の井戸」と訳されることが多い言葉。
- 重力は、距離が遠いと微弱になり、距離が近いと苛烈になる。引き合うものどうしの距離の2乗に反比例する(反比例の曲線グラフを思い出してみるとわかりやすいかも。こんな感じの → 荷重曲線#MinIsSuperRare)。
- ものすごく遠いときは(ほぼ横ばいの平坦な坂を下るようなもので)1歩近づこうが、受ける重力に大きな変化はない。ものすごく近くで既に高い重力を受けているときは(急な崖を下るようなもので)1歩近づくだけで急激に重力が増す。
- 逆に考えてみると。高重力の井戸底から低重力の高原へ移動するには、大絶壁を駆け上がるがごとき、べらぼうな勢いが要る、ということ。
- 一般的に言って、惑星の重力に捕らわれているものは、よほど身軽にバラバラにされるか、よほど力を注ぎ込まれるかしない限り、その地の重力を脱せない。たとえば地球から月へ向かうだけでも、緻密な計算と莫大な燃料を使う巨大なロケットが必要になってしまう。
- これをして「地球人は地球の重力井戸に捕らわれている」なんて言い回しがされたりする。そんな表現・文句。
- もともと「重力井戸」という語は前述の反比例、模式図…つまり物理学上の概念…であり、ごく限られたタームだったようだが。のちに「惑星から離れるのは簡単じゃないんですよ」といったイメージを喚起する例え話、見出し、慣用句としてもまま使われるようになったようだ。
- 話を戻すと。このテクノロジー『反重力のくぼみ』は、センチネル迎撃機が惑星の重力に抗して浮かび上がるための、反重力装置なわけだ。
- なお#ゲーム内テキストの2文め「くぼみは~を必要とするので」部分は、英語では「The well hungers for ~」になっている。どうやらこれは『“反”重力井戸』ではなく、『“反重力”源泉』とでも呼ぶべき謎技術らしい。井戸底をにおわせつつ湧出元であるという、しゃれたネーミングになっている。