宇宙ステーション(Space Station)はNo Man's Sky に登場する架空の建造物。
!過去の情報このページはv4.52時点の内容です。現在のバージョンとは大きく異なります。
概要[]

ゲームコンセプト時のステーション全景
宇宙ステーションはほとんどの星系にひとつ存在する宇宙港。放棄された星系では荒廃しており、無人の星系には存在しない。
その星系の支配種族だけでなく他の種族も滞在している。基本形は、逆四角錐の頂点を切り落とした形状と球形で、様々な派生形が存在する。
内部構造はほぼ固定。中央に船の発着所、出入り口を正面に見て左側にはNPCの交流スペースがある。右側にはマーケットがある。
複数の着陸パッドには、生命体の宇宙船が来訪するので、パイロットと商品を取引したり、気に入った形の船を購入または交換することが出来る。また、飛行隊へ加えることもできる。
宇宙ステーションの名称[]
宇宙ステーションの名称は星系名に以下の接尾語を加えて自動生成される。逆を言えばテレポートリストに並ぶ宇宙ステーション名から以下を除いたものが星系名ということになる。
- オービタル
- ステーション
- ステーション アルファ
- ステーション ベータ
- ステーション オメガ
- サイクラー
- ランデブー
- センター
- ターミナル
- ステーション シグマ
- ジャンクション
- ステーション タウ
- エクスチェンジ
- プライム
- マイナーステーション
- メジャーステーション
- プラットフォーム
- スフィア
- ステラー観測所
ハンガー[]
入口[]
- 外壁のどこかに『青い光を放つ入り口』が空いている。そこに近づくと内部ハンガーへの着陸が自動操縦で行われる。なお、放棄された宇宙ステーションでも問題なく働くが入口はオレンジ色に光っている。
- 初めて着陸するとテレポートリストにその宇宙ステーションが登録される。放棄された宇宙ステーションでも可能。
- 昔は入口を探して外周を周回する必要があった。構造物の周囲では宇宙船の最高速度が落ちるため苦労したものだが、v1.55 Nextより入口にマーカーが表示されるようになりすんなり入れるようになった。
ステーションコア[]

ステーションコア
- v3.5 Prisms から通常の宇宙ステーションにステーションコアが実装された。ターミナルが用意されアクセスできるようになっている。「ステーションのオーバーライド」というアイテムを使用できる。ただし使用してもアクセスが拒否されてしまい、アイテムだけが消費される。
- v3.85 Outlawsからは、違法なアイテム「偽造パスポート」をひとつ消費することにより、生命体種族からの評価をリセットできる機能が追加された。海賊行為や無差別攻撃のやりすぎで、評価がマイナスに傾きすぎてしまったプレイヤーのための救済手段。評価がプラスの状態で使用するとその星系の支配生命体の評価を1上昇させる。
- なおこの機能はサブミッション「反乱軍の星の下で」で一度だけ無料体験させてもらえる。
出入り口を正面に見て左側[]
NPCの交流スペース[]
- 交流スペースにはその星系の支配種族と少数の別種族の生命体が交流している。話しかけることにより、言語の習得が可能。必ずしも全種族が居るとは限らない。
ターミナルテレポーター[]
- 惑星基地を所有すると使えるようになる装置。宇宙ステーションから惑星基地へテレポートできる。着陸したことのある他の宇宙ステーションにもテレポートできる。テレポート先にミッションがある場合は、テレポートリストの先頭に固定されマーカーが付く。
- テレポートすると宇宙船も一緒に再配置される。飛び先の基地に離着陸場があればそこに配置されるが、無い場合は基地コンピュータの近くに配置される。場合によっては閉じ込められたりスタックしたりするので、初めて作った基地への初回のテレポートはセーブしてから行うべきだ。
地図製作者[]
- 惑星上の特定の種類の建物をマーキングするための星系図を販売している。
- 裏技として貿易財を少し高く買い取ってもらえるらしい。
ギルドの特使[]
- ギルドや派閥の特使が在籍しており、評判を上げることによって贈り物を受け取ることもできる。稀に特別なミッションも受けられる。評判が低いうちは相手にされない。
- ロスト・イン・スペースで入手した乗員名簿と艦長のログを渡すことでそこの支配生命体の評価が上昇する。
ミッションボード[]
- ランダム生成される、様々なミッションを受注できる。
- メインミッション「目覚め」を完遂すると利用できるようになる。
銀河貿易ターミナル[]
- アイテムの購入・売却が行える。経済レベルが高いと数千もの資源が売られていたが、バージョンアップにより最大でも8~900程度の量に落ち着いた。宇宙ステーション内には二つの銀河貿易ターミナルがある。それぞれ売買内容は異なる。
- ベテランになれば資源はここで購入するようになるだろう。価格の変動は二つのターミナル間は連動しているが、星系内の他のターミナルとは連動していない。
出入り口を正面に見て右側[]
NPCの打ち合わせスペース[]

- ドアの向こうには交流スペースと同じく星系の支配種族の生命体と他の種族のゲストの打ち合わせスペースとなっている。宇宙ステーションの指令室のようになっていたり、バーのカウンターのようになっている場合もある。
- もうひとつの銀河貿易ターミナルがある
- 監督官とエクソクラフトエンジニアの候補となるNPCがいるが、基地の拡張ミッション等を進めないことには話しかけても意味が無い。
アトラスパスドア[]
- 打ち合わせスペースの奥に、アトラスパス v3を要求されるドアがある。ただし先に進んでも大したものはない。
マーケット[]
- ナノマシンクラスターと引き換えに、アップグレードモジュールを売買している。
- 左から順に、エクソスーツ、エクソクラフト、宇宙船、マルチツールのテクノロジーの商人が並んでいる。またエクソスーツのアイテムケースの拡張やマルチツールの販売もしている。これらはユニットで支払う。
外見変更モジュール[]
- プレイヤーの見た目、称号およびバナーを無料で変えられる。変更出来るのは種族、体形、頭、胴体、アーマー、グローブ、脚、ブーツ、バックパック、旗の10項目。v2.21より外見を三つまで保存できるようになった。惑星基地や貨物船基地に設置できるものと同じもの。
宇宙船艤装場(Spaceship Outfitter)[]

宇宙船艤装ターミナル
- 宇宙ステーションに乗ってきた宇宙船について、スクラップにしたり、アイテムケースの増設をしたり、クラスをアップグレードしたりできる。スクラップで手に入る部品は大半が売却アイテムだが、中には使えるものもある。v2.21で追加された。
- 詳しくは → 宇宙船艤装場
- なお、スクラップにしたあとは代わりの宇宙船がコレクションから自動で選ばれて配置される。
スクラップ業者(Scrap Dealer)[]

宇宙ステーションのスクラップ業者
- サブミッションロスト・イン・スペース関連の商人。
- 緊急放送受信機を販売している他、ここでしか手に入らないステッカーや外見変更アイテムを扱っている。
ロスト・イン・スペースで入手した乗員名簿と艦長のログを渡すことで汚染された金属と交換することができる。
- v2.60で追加された。
廃棄された宇宙ステーション[]

破損状態の宇宙ステーション
v1.5で追加されたもので、破損状態の無人の宇宙ステーションが浮かんでいることがある。
ギャラクシーマップでは種族・経済状況は表示されるが紛争状況の表示されない星系に存在する。ワープすると赤い文字で「種族名(放棄)」と表示される。

内部
内部は薄暗く、v1.3以前の旧型の宇宙ステーションと同じ構造になっている。バージョンアップに伴って、廃棄されてしまったのだろうか…。
特に入手できるものはないが、銀河貿易ターミナルやターミナルテレポーターは利用可能。
アトラスパスで開けることが出来るドアも存在する。
宇宙ステーションのない星系[]
v1.5より宇宙ステーションが存在しない星系も追加されている。ギャラクシーマップで種族・経済状況・紛争状況がすべて表示されない星系が該当する。惑星上にもNPCは存在せず施設も存在しない。空気のない惑星以外には一つだけ救難信号のポイントがあるが訪れても墜落船は存在しない。これは宇宙戦闘で撃墜された場合の復活ポイント(惑星上で撃墜された場合は、その惑星上の墜落地点から再開するため)と思われる。
このような星系をテレポートリストに記録する方法は基地を作る以外にない。
管理が煩わしいなどで基地を作りたくない場合は、その星系のポータルアドレスと銀河をメモしておくことでポータル経由だが、いつでも戻ることが出来る。ポータルアドレスはスクリーンショット画面から確認が可能。
このような星系から帰還するには、宇宙船などでワープするか基地を作ってテレポートモジュールを設置するしかなかったが、v2.03以降スペースアノマリーを呼び出すことで星間ターミナルを利用してテレポートすることが可能になった。
海賊支配下の宇宙ステーション[]

別名「無法者ステーション」(Outlaw Station)。v3.85から登場するようになった特殊な宇宙ステーション。海賊の勢力との争いに破れ現地当局が追放され、廃棄された宇宙ステーションを海賊が根城として使っているもの。
- 外見
- 廃棄された宇宙ステーションと同じで外装がボロボロになっているが、入るとまずは海賊が設置した大型砲台が来訪者を出迎え(攻撃はしてこない只のオブジェクト)、離着陸場に降り立つと死んだようにだらりと垂れ下がったステーションコアに廃材や壊れた輸送船等で作った施設、更にはどうやって持ってきたのか動かないセンチネルウォーカーをオブジェ代わりに立てている等の物々しい雰囲気となっている。
- 施設
- 宇宙船艤装場や外見変更モジュール、ターミナルテレポーターといった基礎的な施設は揃っているが、ショッピングに関しては銀河貿易ターミナルではなく専門のNPCを介して行う等、勝手がかなり違っている。
- 販売モジュールもうさんくさい系ばかりでありあまり厳選に拘りのないプレイヤーには少々利用しづらい。
- 加えてターミナルテレポーターに関しては同じ海賊支配下の宇宙ステーションと自分が所有する基地及び開拓地へは飛ぶことが可能だが、貨物船や当局支配下の宇宙ステーションに対しては右上に赤いドクロマークの表示と共に「ネットワークが一時的に制限されている」という表示が出て飛ぶことができない。逆もまた然り。
- 宇宙ステーションにはあった一部の施設が無いので注意。マルチツールの拡張が行なえる#マーケットと星系図が購入できる#地図製作者が無いということは覚えておこう。
- 規制品の取引
- このステーション、及び星系の特徴としては「規制品」というカテゴリのアイテムの購入や入手が可能な事。
- その通り殆どの星系で所持自体が違法となっている品であり、通常星系では非常に高い利益率で売り捌く事が出来る。しかし、エクソスーツや宇宙船のスロットに入れた状態で通常の星系を航行していると、時々当局が摘発に乗り出してくる。(所持してなくてもたまに貨物スキャンをされるが、何事もなく終わる。)貨物スキャンディフレクターを装備しているなら免れる可能性がある。免れなかった場合、所持している分を全て押収させる代わりに確実に見逃してもらう、1つだけ差し出して見逃しを期待する(確率は非常に低い)、或いは摘発を拒否し差し向けられるセンチネル迎撃機から逃れるかの3択を迫られるというリスクを負う事になる。
- 受注できるミッション
- バウンティマスターなるNPCによって独自のミッションが提供される。これはミッションボードの代わりになるものだが、その内訳はNPC貨物船やトレーダーの宇宙船団を襲って品物を強奪する、規制品を別の星系に密輸する、ライバル海賊を叩き潰す等の荒事ばかりで種族評価に悪影響をもたらす事が多いが、報酬も「センチネル境界マップ」など有用なものも多い。
- ここのミッション限定の報酬として、「呪われた塵」がある。
- v4.43 Echoesからは派閥評価が追加され、ミッションをクリアするなどで評価が上昇していく。
宇宙ステーションへの敵対行動[]
無敵のオブジェクトであり、砲撃を撃ち込んでもダメージを与えることはできないが、連続して攻撃を続けると宇宙ステーション側が警戒態勢を取り、出入口から次々とセンチネル迎撃機が迎撃に出てくる。
3~4機を複数に分けて放出し、近くで戦闘を行っていると、倒しても倒しても宇宙ステーションと遠方から増援が来るので常に10機前後のセンチネルと戦う羽目になる。通常の増援より遥かに早いペースなので特に注意。
宇宙ステーションからある程度離れて戦闘を行うと、宇宙空間内でのセンチネル戦と同様の流れで戦闘ができる。警戒レベル5で出現するセンチネルの主力艦を倒せば「キャリアーのAIのかけら」も入手できる。
この状態で宇宙ステーションに入ると何故か警戒態勢は解かれ、内部の住人たちは何事もなかったかのように親しげに接してきてくれる。生命体ごとの評価が下がることもない。
なお廃棄された宇宙ステーションも防衛システムは生きているので、誰も居ないからと調子に乗って悪戯をすれば手痛いしっぺ返しを貰いかねない。 補給等で立ち寄るなら大人しく用事を済ませよう。
また海賊支配下の宇宙ステーションではステーションコアがダウン状態にある為か、いくら攻撃を当ててもセンチネル戦闘機はおろか、海賊の宇宙船も迎撃に出てこない。勿論破壊も何も出来ないので意味がないのは同じだが…