宇宙船(SpaceShip)はNo Man's Sky に登場する架空の乗り物。
概要
プレイヤーは宇宙船を6機まで所有することができる。宇宙船によって宇宙空間、惑星や衛星の大気圏内での移動ができ、星系間を移動するワープも可能になる。 プレイヤーがテレポートやポータルで移動するときは自動で近くに配置される。移動先が宇宙ステーションの場合は備え付けの離着陸パッドに自動で配置される。惑星基地の場合は離着陸場を設置していればそこに配置されるが、無い場合は基地コンピュータの周りに配置される。 宇宙船の燃料の維持や故障の修理は本作におけるサバイバル的要素であり、安易に回避できるようにはなっていない。プレイヤーはそれらを乗り越える必要がある。ただしクリエイトモードでは多くが免除される。
v2.21より、宇宙ステーションに宇宙船艤装ステーションが実装され、宇宙船のランクの上昇や、スロットの増加が可能になった。また宇宙船を廃棄してスクラップを手に入れることも可能になった。
これによって外来種のスロットを増やすことで最強の汎用機になりそうだが、これだと他のタイプの立場が無いので、v2.24より各専門タイプのパラメータの上限を開放し、数値で上回るようになったようだ。
宇宙船コレクション
プレイヤーはゲーム開始時に自分の宇宙船を修理することで最初の宇宙船を入手する。その後は生命体との取引や墜落船を発見することで入手することができる。宇宙船は6機まで所有することができるが、操作できるのは選択した宇宙船のみ。それ以外の機体は普段はコレクションのリストの中だけの存在になる。選択していない機体は一度他星系に行くかセーブ&ロードすると表示されなくなるが、コレクションから失われることはない。
- 宇宙船の入手と厳選
- 宇宙船は宇宙ステーション や交易所、貨物船のハンガーに着陸した生命体の宇宙船をパイロットと交渉して入手する。クラスや一般・技術スロット数によって価格が変動する。
- 自分の船やNPC船の価格は分析レンズで調べることで確認できる。一般スロットが20・29・34あたりの船がお得。そこから増えると値段が跳ね上がる。これは外枠サイズが価格の大きな要因のため。[1]
- 宇宙船を待ち受けるのは宇宙ステーションか惑星上の交易所[2]がよい。交易所のほうが心持ち出入りが頻繁なので外来種[3]などを待ち受けるならばお勧め
- v2.21以降は宇宙ステーションで宇宙船を次々スクラップしながら待つこともできる。これは十分に資金の準備ができたゲームの後期段階になるだろう
- 貨物船内は見通しが悪くお勧めできない。墜落船を交換するときまったく修理しなくても可能というテクニックはあるものの、修理してスクラップにしたほうがはるかにお得だ
- 良いクラスの宇宙船は経済レベルが高い星系[4]に多く、頻繁に宇宙船が来てくれるのは紛争レベルの中以上の星系[5]のようだ。このような条件が兼ねそろえた星系を探してワープ[6]できるようにまずは手持ちの宇宙船を強化していこう
- コレクションを増やすには
- 宇宙船を複数所有するには「交換」ではなく「購入」する必要がある。墜落船は無料で購入できるが、生命体との取引では全額支払う必要がある。
- 交換してしまうと元の宇宙船は二度とアクセスできなくなる。基本的にこの選択肢は選ぶべきではない。不要な宇宙船はスクラップにしよう
- 乗り物を呼び出すクイックメニューについて
- 「現在選択している宇宙船」が故障や燃料切れだとコレクションから別の宇宙船を呼び出すことはできなくなる。つまり燃料切れしたので別の宇宙船を呼び出すということはできない。
- クイックメニューから呼び出すことは宇宙船の選択を切り替えることを兼ねている。そのため、もし発進できない宇宙船に切り替わると、それ以上「乗り物を呼び出す」ことはできなくなる。ただし目の前に元の宇宙船があるなら乗り換えればいい。
- 建物にポール状の離着陸場がある場合、重ねるように呼び出すことによって着陸状態にすることができる
- 呼び出される機体が、呼び出し済かどうかで呼び出し可否判定が変わる
- 呼び出されていない機体はどんな状態でも発進できる。故障していても燃料切れでも呼び出すことができる。燃料消費もない
- 呼び出し済みの機体がもし離着陸場に着陸していないと燃料消費が発生する。故障や燃料切れをしていれば呼び出すことはできない。
- 貨物船のハンガーはコレクションのギャラリー
- 貨物船があればいちいち呼び出さなくてもハンガーにコレクションが並ぶので便利になる。そのまま訪問した生命体の宇宙船と交換も可能。
- つまり墜落船をコレクションに加えて、修理せず元の宇宙船で飛び立っても、貨物船ハンガーには墜落船が現れる。ただしクイックメニューの呼び出しの制約を考えると修理しておいたほうが安全
- ハンガーの並びは貨物船の呼び出しを行うたびにリセットされる。並べ替えても意味はない。稀にハンガーが空になってしまうことがあるが、これも呼び出しなおせば戻る。
- 墜落船を入手する
- 惑星や衛星表面で『救難信号』を発している墜落船を修理する事で入手する。または、エクソクラフト・ノーティロンのハイパワーソナーを使って水没した宇宙船を探すことができる。詳細→墜落船の入手方法
操作方法
操作方法の項目を参照。
宇宙船の種類と性能
宇宙船にはシャトル(Shuttle)、戦艦(Fighter)、運送業者(Hauler)、探検家(Explorer)、外来種(Exotic)の5種類の見た目の異なる宇宙船が存在する。さらに、その宇宙船の性能を決定する4段階(S・A・B・C)のクラスが存在する。
宇宙船の種別によって、攻撃力を示す「弾丸効力」、防御力を示す「シールド」、ワープ距離を示す「ハイパードライブ」に得られるボーナスが異なる。v2.03よりパーセントの形で表示されなくなっており、調査するのは難しくなっている。
宇宙船入手時のスロット数には小型・中型・大型とサイズ区別があり、見た目で判断可能(基本的に翼の大きい船はスロット数も多い)。各種別によって最大スロット数は異なっている。v2.21よりスロットが拡張できるようになったのでさほど問題ではなくなった。むしろスロット数が少ない方が初期投資が少なくてよい。
クラスはその宇宙船の性能を示すもので、優れたクラスになるほど購入価格や得られるボーナスが大きくなり、各サイズのスロット数最大値に近づきやすくなる。
高クラス、およびエキゾチックタイプの宇宙船は経済レベルが高い星系ほど発見できる確率が高くなる。
シャトル(SHUTTLE)
- 万能タイプなクラスで、それぞれ一律なボーナスが得られる。安価で入手しやすいが、性能は一歩劣る。
- 機体が軽く、左右対称なデザインが特徴。大型サイズが存在しないためスロット数も低め。
- 性能的には見劣りするが、特徴的なデザインにレトロSF風味を見出したなら入れ込むのはありだろう。
タイプボーナス 弾丸効力 15~20% 5~10% 0~5% 0% シールド 15~20% 5~10% 0~5% 0% ハイパードライブ 15~20% 5~10% 0~5% 0%
初期スロット数 小型 中型 一般タブ 18~23 19~28 テクノロジータブ 3~6 5~8
戦艦(FIGHTER)
- 戦闘を目的としたクラスで、弾丸効力(与ダメージ)に大きなボーナスが得られる。
- ポジトロン・イジェクターが強すぎるため戦闘するからと言ってこのタイプが必要なわけではないが。カッコいい戦闘機タイプなので揃えたくなる。
- 他種船よりは高額を要求される。ヴァイキーン星系で見られることが多い。
タイプボーナス 弾丸効力 55~60% 35~50% 15~30% 5~10% シールド 15~25% 15~20% 5~10% 0% ハイパードライブ 0% 0% 0% 0%
初期スロット数 小型 中型 大型 一般タブ 15~19 20~29 30~38 テクノロジータブ 2~4 3~5 5~12
運送業者(HAULER)
- 運送を目的としたクラスで、シールドとスロット数に大きなボーナスが得られる。
- 発射エンジンにチャージできる燃料が他と比べて倍の量になっており、フルチャージには宇宙船発射燃料が二つ必要。発射エンジン再充填器を設置すると割合で回復するため効果的に働く。結果的に惑星上の離着陸が多い場合に有利になる。
- 操縦性が悪く、加速と旋回性能の低さが特に気になる。通常スロット数の多さゆえ大型は高級品。スロットが増やせるようになったため、ただ高額なだけになってしまっている。
- ゲック星系で見られることが多い。
タイプボーナス 弾丸効力 10~20% 5~10% 0~5% 0% シールド 55~60% 40~50% 25~35% 12~20% ハイパードライブ 30~35% 15~25% 5~10% 0~5%
初期スロット数 小型 中型 大型 一般タブ 25~31 32~39 40~48 テクノロジータブ 2~4 4~6 6~8
探検家(EXPLORER)
- 探索を目的としたクラスで、ハイパードライブ距離に大きなボーナスが得られる。大型は初期スロットもそこそこあり、ワープ専用機として実用的な機体を早い段階から作ることができる。ワープの距離を延ばすのはアトラスステーションを巡るために必要だ。
- 左右非対称なフォルムをしている場合が多いが、操縦性には影響されない模様。
- コーバックス星系で見られることが多い。
タイプボーナス 弾丸効力 0% 0% 0% 0% シールド 20~25% 10~15% 0~8% 0% ハイパードライブ 50~65% 35~45% 20~30% 7~15%
初期スロット数 小型 中型 大型 一般タブ 15~19 20~29 30~38 テクノロジータブ 3~5 5~8 8~12
外来種(EXOTIC)
- 全ての能力に高いボーナス値と、特異な見た目が特徴。Sクラス固定。小型サイズしかなくスロット数が少ないおかげでリーズナブルな価格で購入できる。レア度が高くなかなか見かけないが、経済状況レベルの高い星系には存在する可能性が高いとされている。
タイプボーナス 弾丸効力 35~50% シールド 55~60% ハイパードライブ 50~65%
初期スロット数 サイズ区別なし 一般タブ 15~20 テクノロジータブ 4~6
知性を持つ(SENTIENT)
- Sクラスのみだが、性能は成長によって変動すると思われる
- 他の宇宙船とはアップグレード方法が異なる。宇宙船艤装場は利用できない
- 専用有機テクノロジーはパルスジャンプ中の宇宙遭遇から得られる
- アイテムケースのタブの名称が特殊、拡張方法が見つかっていない
- 貯蔵袋(一般) 22スロット
- 内臓室(テクノロジー) 21スロット
宇宙船艤装場
宇宙ステーションにある設備で宇宙船をスクラップにすることやアップグレードが可能。ただし生体船を除く。
スクラップにする
- 現在の宇宙船を破棄する。スクラップやモジュールが手に入る。ユニットとして売り払うべきものやナノマシンクラスターと引き換えにできるもの、宇宙船の在庫スロットの上限を伸ばせる「積載量拡張」などが手に入る。宇宙船コレクションから別の宇宙船が自動で呼び出される。
- なお、この時に呼ばれる船は毎回同じであるので、宇宙ステーションに張り付いてスクラップ稼ぎをするときは、必要な物や入手した積載量拡張などをその船に乗せておくと良い。(スーツに入れておくと、スクラップパーツの売却がしづらいので)
- ver2.24現在のバグとして、オートセーブ→船を買う→それをスクラップにする→ロードする、とした時、ロード直後にスクラップしたパーツ類が手に入る事がある。※メッセージのみ遅延して表示されているだけと思われるが…
スロットを増やす
スロット数 | 単価 | 値上げ幅 | 累計額 |
---|---|---|---|
19 | 750,000 | 750,000 | |
20 | 1,000,000 | 250,000 | 1,750,000 |
21 | 2,000,000 | 1,000,000 | 3,750,000 |
22 | 3,000,000 | 1,000,000 | 6,750,000 |
23 | 4,000,000 | 1,000,000 | 10,750,000 |
24 | 5,000,000 | 1,000,000 | 15,750,000 |
25 | 6,000,000 | 1,000,000 | 21,750,000 |
26 | 7,000,000 | 1,000,000 | 28,750,000 |
27 | 8,000,000 | 1,000,000 | 36,750,000 |
28 | 9,000,000 | 1,000,000 | 45,750,000 |
29 | 10,000,000 | 1,000,000 | 55,750,000 |
30 | 11,000,000 | 1,000,000 | 66,750,000 |
31 | 12,000,000 | 1,000,000 | 78,750,000 |
32 | 13,000,000 | 1,000,000 | 91,750,000 |
33 | 14,000,000 | 1,000,000 | 105,750,000 |
34 | 15,000,000 | 1,000,000 | 120,750,000 |
35 | 16,000,000 | 1,000,000 | 136,750,000 |
36 | 17,000,000 | 1,000,000 | 153,750,000 |
37 | 18,000,000 | 1,000,000 | 171,750,000 |
38 | 19,000,000 | 1,000,000 | 190,750,000 |
39 | 20,000,000 | 1,000,000 | 210,750,000 |
40 | 21,000,000 | 1,000,000 | 231,750,000 |
41 | 22,000,000 | 1,000,000 | 253,750,000 |
42 | 23,000,000 | 1,000,000 | 276,750,000 |
43 | 24,000,000 | 1,000,000 | 300,750,000 |
44 | 25,000,000 | 1,000,000 | 325,750,000 |
45 | 30,000,000 | 5,000,000 | 355,750,000 |
46 | 35,000,000 | 5,000,000 | 390,750,000 |
47 | 40,000,000 | 5,000,000 | 430,750,000 |
48 | 45,000,000 | 5,000,000 | 475,750,000 |
49 | 50,000,000 | 5,000,000 | 525,750,000 |
50 | 55,000,000 | 5,000,000 | 580,750,000 |
51 | 60,000,000 | 5,000,000 | 640,750,000 |
52 | 65,000,000 | 5,000,000 | 705,750,000 |
53 | 70,000,000 | 5,000,000 | 775,750,000 |
54 | 75,000,000 | 5,000,000 | 850,750,000 |
55 | 80,000,000 | 5,000,000 | 930,750,000 |
56 | 85,000,000 | 5,000,000 | 1,015,750,000 |
57 | 90,000,000 | 5,000,000 | 1,105,750,000 |
58 | 95,000,000 | 5,000,000 | 1,200,750,000 |
59 | 100,000,000 | 5,000,000 | 1,300,750,000 |
60 | 120,000,000 | 20,000,000 | 1,420,750,000 |
61 | 140,000,000 | 20,000,000 | 1,560,750,000 |
62 | 160,000,000 | 20,000,000 | 1,720,750,000 |
63 | 180,000,000 | 20,000,000 | 1,900,750,000 |
64 | 200,000,000 | 20,000,000 | 2,100,750,000 |
65 | 220,000,000 | 20,000,000 | 2,320,750,000 |
66 | 240,000,000 | 20,000,000 | 2,560,750,000 |
67 | 260,000,000 | 20,000,000 | 2,820,750,000 |
68 | 280,000,000 | 20,000,000 | 3,100,750,000 |
69 | 300,000,000 | 20,000,000 | 3,400,750,000 |
- 宇宙船のタイプやクラスによってスロット数の制限があるがその最大まで引き上げられる。ユニットを支払って拡張するか、「積載量拡張」と引きかえに拡張するか選べる。
- 「拡張を適用する」- 積載量拡張1つで1スロット増やすことができる。価格は無関係
- 「保管庫を購入する」 - ユニットでスロットを購入する。価格は増大していく
- ユニットが用意できるなら簡単に最大スロットにできるが莫大な金額になるので、宇宙船を買ってはスクラップにして「積載量拡張」を手に入れるのが現実的だろう。価格は一般タブとテクノロジータブの合計スロット数で決まる。
- 19スロット:75万ユニット
- 20スロット:100万ユニット
- 21~44スロット:100万ずつ値上がり
- 45~59スロット:500万ずつ値上がり
- 60~69スロット:2000万ずつ値上がり
- ユニットが用意できるなら簡単に最大スロットにできるが莫大な金額になるので、宇宙船を買ってはスクラップにして「積載量拡張」を手に入れるのが現実的だろう。価格は一般タブとテクノロジータブの合計スロット数で決まる。
クラスをアップグレードする
- 上位のクラスに宇宙船をアップグレードする。多額のナノマシンクラスターが必要になる。
- クラスC→B:1万ナノマシンクラスター
- クラスB→A:2万5千ナノマシンクラスター
- クラスA→S:5万ナノマシンクラスター
- これだけのナノマシンクラスターを稼ぐには時間が必要なので、良い船を見かけても即購入せず、その星系の宇宙ステーションでスクラップ稼ぎをしながら、その船のSクラスが来るのを待つ方が効率がいい。
- どの船も、Sクラスになれば一般48、技術21スロまで拡張が可能。
- 初期船ラディアント・ピラーの場合
- Cクラス(最大枠46スロット 25+21)
- Bクラス(最大枠56スロット 35+21)
- Aクラス(最大枠61スロット 40+21)
- Sクラス(最大枠69スロット 48+21)
- 初期船ラディアント・ピラーの場合
宇宙船の基本知識
宇宙船のエンジン
- 宇宙船には三種のエンジンが搭載されている。発進には発射エンジンを使う。通常飛行やパルスジャンプにはパルスドライブを使う。星系間をワープするにはハイパードライブを使用する。それぞれ必要な燃料が異なる。宇宙船が発進可能と判定されるには発射エンジンとパルスドライブが故障しておらず、発射エンジンの燃料がチャージされている必要がある。開始時の初期宇宙船のみハイパードライブを搭載していない。
発進と通常飛行
- 宇宙船が発進するにはR2ボタン(PS4)・Wキー(PC)長押しする。発射エンジンの燃料消費がある。発進後は通常飛行に移行するが燃料消費はない。通常飛行中に〇ボタン(PS4)・SHIFTキー(PC)でスピードブースト可能。ブーストしてもやはり燃料消費はない。
- 発進による燃料消費は離発着場を使うことによって免除される。エコエンジンのテクノロジーがあれば消費を軽減できる。また発射エンジン再充填器があれば着陸中に燃料が自然回復する。
- 大気圏内では高度が低いと最高速度が下がり速度が落ちてしまう。遠方に移動するときは雲の上を移動しよう。宇宙では宇宙ステーションなどの大型構造物の近くで速度が落ちるので、裏手に回るときは距離をとった方が良い。
- 大気圏内:平均35u/s, 最大50u/s, 減速中13u/s, ブースト中150u/s
- 宇宙空間:平均1.8ku/s、大型構造物付近~800u/s、スペースアノマリー付近~80u/s
- 操縦性や速度などはパルスドライブを強化すると向上する
- クイックメニューの宇宙船の呼び出しはコレクションからの呼び出しであれば離着陸場からと同じ扱いになるが、もし惑星の地表に直で着陸している機体の場合は通常の発進扱いになり燃料消費があるので注意
パルスジャンプ
- 宇宙空間のみで利用可能な超高速推進飛行。R1+L1ボタン同時長押し(PS4)またはSPACEキー長押し(PC)で起動する。パルスドライブの燃料を消費する。惑星や衛星、大型構造物の近くでは使えない。
- パルスドライブが未強化の場合、燃料フルチャージで3分間パルスジャンプでき、4000ku移動できる。速度は20ku/s。パルスドライブを強化すると性能は向上する。
- パルスジャンプ中は直進するのみで操縦性は持たないが、マーカーを目標にした場合はマーカーの動きに合わせて惑星の裏側に隠れたポイントに向かうことができる。
- 大きな惑星で地平線の向こうを目標とした場合、宇宙まで上がる手前でパルスジャンプが起動できる場合がある。また大気圏外のマーカーを目標とした場合は、高度が低くても起動できる場合がある。
- 宇宙海賊やセンチネルと戦闘になるとジャミングされて動作できなくなる。
- パルスジャンプを使用できない状態になるとHUDに赤いランプが点灯する。あまりあてにならない。
- パルスジャンプ中に減速操作をすると中断できる。
ワープ
- 別の星系に移動することができる。宇宙空間にてクイックメニューからギャラクシーマップを開くとワープできる。ハイパードライブの燃料を消費する。
- ギャラクシーマップの操作方法が分からず利用するとワープ性能が活かせない。詳細→ギャラクシーマップ
- 宇宙船のワープ性能の初期状態はワープボーナスを除くと100光年。Sクラスのハイパードライブモジュールを一つ搭載するごとに200~250光年伸ばすことができる。最大6つ搭載可能。それだけで合計すると最大1600光年だが、配置によるシナジーがあり、さらに合計には宇宙船のワープボーナスかかるので最大強化すれば2400光年程度はワープ可能。
- ハイパードライブをSクラスのハイパードライブモジュールで強化するたびにワープ一回当たりの燃料消費は下がっていく。
- カドミウムドライブ、エメリルドライブ、インディウムドライブを搭載しないと到達できない星系がある。詳しくはそれぞれのドライブの説明を参照すること。
シールドと耐久
- 宇宙船はディフレクターシールドでダメージから守られている。これは画面左上のシールドゲージであらわされる。エクソスーツのシールドと違ってソジウムまたはソジウム硝酸をリチャージすることで即座に回復できる。戦闘中は粘り強くリチャージすることが必要だ。シールドは宇宙船シールドモジュールで強化可能。シールドがなくなるとゲージ下の宇宙船の耐久マークが減ってしまう。全部なくなってしまうと死亡となる。減少した耐久マークは、どこかに着陸することで回復する。
アイテムケース
二種類のタブある。初期スロット数が少ない宇宙船を最大にするには相応の手間がかかる。
- 一般
- アイテムを格納できるだけでなくテクノロジー・アップグレードモジュールをインストールできる。最大スロット48(6行8列)。1スロットにつき資源は9,999まで製品は5までスタックできる。サバイバルやパーマントデスモードでは資源は500までしかスタックできないので注意。
- テクノロジー
- テクノロジー・アップグレードモジュール専用。入手時最大14(2行7列)スロット。宇宙船艤装場で拡張すると最大21(3行7列)スロットまで拡張できる。
各装備とアップグレード
武器
武器本体のテクノロジーと強化テクノロジー、強化モジュールから構成される。武器の性能はSクラスの強化モジュールによって大きく上昇する。またシナジーの効果も強化モジュールにかかる。しかしロケットランチャーには強化モジュールはない。
- フォトンキャノン
- 初期の宇宙船が装備する攻撃装備。攻撃力は低い。射程は標準的で1500u。弾速は普通だが偏差射撃を利用することで比較的容易に当てられる。初期ダメージは120。背面から攻撃できれば4倍の480となる。毎秒7発発射でき、40発でオーバーヒートし、復帰には4秒必要。強化することで非常に強力な武装となる。空を飛ぶ生物を狩るのにも向いている。
- フェーズビーム
- 3000uという長い射程を持つ。弾速は光線のため非常に早く偏差射撃を利用できない。v2.21で威力が引き上げられたが、結局一点集中のビームを動く標的に当て続けないと威力は稼げない、これは非常に困難なので戦闘向きではない。
- 初期状態では1秒間の照射でオーバーヒートしてしまい復帰には2秒かかる。また後方からの攻撃してもダメージは上昇しない。ただしアステロイドを撃つのには便利。オーバーヒートしないようにタップ撃ちしよう。
- ロケットランチャー
- 初期の宇宙船が装備する攻撃装備。5000uという非常に長い射程を持つので先制攻撃によい。一射出で3発のミサイルを発射する。v2.21で威力が引き上げられた。着弾点から範囲ダメージが発生するが距離に応じたものになる。一回撃つだけでオーバーヒートし、初期の回復時間は5秒。後方から攻撃できれば威力は4倍になるので、これを当てられるようになるとベテラン気分が味わえる。撃ち落とすまで2回は当てる必要がある。強化するモジュールがないので一撃必殺にはならない。別の武装の切り替えが重要になる。
- インフラナイフ・アクセル
- フォトンキャノンとよく似た武装。二発ずつ発射するのが特徴。射程は標準的で1500u。低かった攻撃力はv2.11で改善。v2.21ではオーバーヒートしにくく改良されて大きな欠点は無くなった。フォトンキャノンよりも短時間で集中して撃ちこめる武器となったが、やや当てにくい。Q-リゾネーターで強化すると3発ずつ発射されるようになり、より先鋭化する。
- ポジトロン・イジェクター
- 未強化でも非常に強力な武装。唯一の欠点は射程が他の武器の半分(750u)しかないこと。この武器での戦闘は接近戦となる。未強化でも強いことを活かしてアイテムケースに余裕がない宇宙船にも向いている。
- 散弾ではあるが広がりは小さい。一射出で20発発射し、一発あたりの初期ダメージは180、全弾命中で3600となる。接近戦するしかないおかげで命中は容易い。3射出するとオーバーヒートするが1.4秒で回復する。後方から至近攻撃できればこの威力は4倍にもなるため、高耐久のセンチネル宇宙船であっても紙のように切り裂いてしまえる。
- 未強化の時点で既に完成された攻撃力といえるが、強化するとさらに威力が上がり、オーバーヒートまでの射出回数も増えるため使い勝手がよくなる。この隔絶したその威力を活かすような敵は存在しないといってよい。
- 実は地表への攻撃でも役に立つ。工場扉の破壊、工場を守るセンチネルをドロップアイテムまで含めて破壊、ある程度強化してから地表を撃つと炭素やフェライト塵を大量に集めることができる。最大強化であれば9,999集めることも容易だ。さらに低空をしつこく飛ぶことにより生物を狩ることも可能になる。使用用途は異常なまでに幅広い。
- サイクロトロン・バリスタ
- フォトンキャノンとよく似た武装。威力が高めの遅い弾が大量に連射できるのが特徴。射程は標準的で1500u。初期状態でフルヒットすると700ダメージ。後方から攻撃できれば威力は2倍になる。オーバーヒートすると1.4秒で回復する。強化することで非常に強力な武装となる。
シールド
- ディフレクターシールド
- 敵機からの攻撃。障害物との衝突などすべてのダメージを吸収するシールド。時間によって回復するが手動で資源をリチャージすることもできる。シールドダウンしてしまうと宇宙船は重大なダメージを受けやすくなる。
スキャン
- 経済状況スキャナー
- ギャラクシーマップで星系の経済状況を調査できるようになる。経済高の惑星は交易が活発なだけでなく、売られている製品や資源のストックが多く、高ランクの宇宙船・貨物船も見つけやすい。
- また宇宙船で移動時にクイックメニューから使用することにより交易所を見つけることができる。宇宙空間で使用すると星系内、大気圏内で使用すると惑星上から探し出してくれる。とても有用なスキャナ。
- 紛争状況スキャナー
- ギャラクシーマップで星系の紛争状況を調査できるようになる。ただどんな星系でも宇宙海賊は襲ってくる。
- 変わった使い方として、経済の状況はあるが紛争の状況がない星系には「放棄された宇宙ステーション」が見つかる。とはいえ見物以外の用はないだろう。こういった場所を活用するコンテンツの希望はたびたび出てはいるが今のところその予定は聞かない。
エンジン
- 発射エンジン
- 本作の宇宙船は通常飛行では燃料を消費しないが発進には燃料消費がある。この消費は非常に重いため、消費を軽減するエコエンジンや着陸中に時間で燃料を回復する発射エンジン再充填器は必須だ。
- パルスドライブ
- 通常飛行やパルスジャンプの速度向上にはパルスドライブモジュールによる強化が必要だ。フォトンコアはSクラスのパルスドライブモジュールと同等の性能を持つが今となっては手に入らない。v2.21より不安定性ドライブと亜光速アンプリファイアが実装された。
その他
- テレポート受信機
- 宇宙船とのアイテムのやり取りができる距離を50uから150uに伸ばしてくれる。わずかな違いだが使い勝手はかなり変わる。
宇宙船を目的別に強化する
序盤は専門化した宇宙船を用意することでプレイの幅が広がる。ある程度勝手がわかってくると外来種のアイテムケースを最大にしてしまうと、他の出番は無くなってしまうかもしれない。
- ワープ専用
- ワープボーナスの高いSクラスの外来種や探検家タイプの宇宙船を使う。アイテムケースの通常スロットとテクノロジースロット両方に三つずつハイパードライブモジュールを搭載し、インディウムドライブ等の3つの特殊ドライブもすべて搭載し、シナジーを活かした配置にすることでとにかくワープ距離を延ばす。飛び先の経済は調べる必要があるので経済状況スキャナーは必要。ワープ後の戦闘を見越してポジトロン・イジェクターも装備しよう。ポジトロンは未強化でも強いが多少は強化しておいた方が安心だ。
- 貨物船もハイパードライブを強化できるようになったので有用性が下がっていたのだが、v2.03より入手が困難になったため再び宇宙船は重要になった。貨物船の強化は固定値でワープ距離は最大2150光年だが、宇宙船はランダム値なので厳選すれば2500光年以上も可能だ。
- ワープ可能距離が伸びればアトラスインタフェースやブラックホールへもダイレクトに渡っていくことも容易。
- 貨物船の厳選でも力を発揮する。
- 貿易を行う星系を探すのにも役に立つ。「経済」参照。
- ギャラクシーマップを自在に移動するには「ギャラクシーマップ」参照。
- スロットを増やせるようになったのでワープも武器も極限までアップグレードできるようになった。
- 星系内移動・戦闘用
- 星系内を主眼にすると武装やディフレクターシールド、パルスドライブの強化が主眼となる。最も活かせるのはSクラスの戦艦だろう。ポジトロン・イジェクターを最大強化すれば一発20,000ダメージを超える。センチネル戦闘機も簡単に蹴散らせる。急いでいるときは強化したパルスドライブで引き離すこともできる。星系内のミッションで心強い機体になるだろう。交易所を探すための経済状況スキャナーも必要。
- いくらシールドを強化しても後ろから撃たれるのは依然として非常に厳しい。センチネル戦艦と戦うときは遠距離攻撃できる武装も必要だ。必ず船首や船尾から近づきバックを使いながら後ろを見せないことが重要。間違っても中央に突っ込んで集中砲火されないように。あっという間に撃墜されてしまうだろう。
- 地上でポジトロン・イジェクターを使ってフェライト塵を集めれば、工場系設備が必要とする大量の金属プレートを容易に作れるようになるだろう
- スロットを増やせるようになったが複数の武装をトグルで切り替えるのは大変なのでほどほどに。
- 輸送・汎用機
- 運送業者タイプは最大のスロット数を持ち、シールドやワープにボーナスがある。武器は補正がなくてもポジトロン・イジェクターがあれば十分となると汎用機体が考えられる。ただしスロット数は値段に直結するため高額になる。単なる貨物用なら40スロット付近のCクラス大型機が狙い目。
- ノーマルモードではスタック数が増えたため必要性が薄まった。サバイバルやパーマネントデスでは重要な機体になるだろう。
- 船のスロット拡張機能や貨物船の転送ビームの実装で、最近はさらに肩身が狭い思いをしているが、クイックメニューから呼ぶ時を考えると、やはり荷物は輸送船に入れておく方が判り易い。
- ボーナスが高いシールドを最大に強化して、不沈艦としての生き様も考えられる。
- 発射エンジンの燃料を倍積めるので発射エンジン再充填器が大いに活かせる。実はこの特性上、惑星上でウロウロして小まめに呼ぶという使い方なら、この機体が一番使い勝手が良いかもしれない。惑星を離れる時は戦闘用やワープ用に乗り換えると割り切れば、一般スロットを全て荷物に回せる。
初期機体
- ラディアント・ピラー BC1(旧名:やこまく S79)
- v1.3以降の初期機体。v1.5で名前が変わった。最初からロケットランチャーを装備している。
- ホンマタン MQ5(旧名:らさまま S36)
- 旧初期機体。v1.5で名前が変わった。全体的に赤いカラーリングが妙に可愛い印象を与える機体だったため変えたくない人が続出した。海外でも人気が高く、Rasamama Collectors Clubなるものが存在するくらいである。ただしv1.5以降のカラーリングは現在のラディアント・ピラーと同じものに変わってしまった。
予約特典機
PS4版やPC版をプレオーダーで購入した人は新規データで遊ぶと今でも予約特典機が手に入る。オプションで選択すると、墜落船として表示される。残念ながら購入を選んでも交換になってしまう。
- タシ・ギャンビット XF2(旧名:どまにし SB1)
- PS4版の予約特典。交換時はアルファシップと表示される。フェーズビームとワープドライブを最初から装備しており16スロットと1だけ多い。ちなみにイラストやエキゾチックコレクションのどまにしとは外見が異なる。
- ノジョセ・クリスタル・フォリー(旧名:ホライゾン・オメガ)
- PC版の予約特典。性能はPS4版と同じ。
Tips
- 購入する場合、通常スロット数が20・29・34あたりの船が狙い目。そこから+1~2増えると値段が跳ね上がる。スロット数よりもその外枠サイズが大きな要因になっていると考えられる。(外枠が5×5→5×6などの壁を越えた時に値段が跳ね上がる)
- テクノロジーは『同一カテゴリー』を隣合わせで設置すると枠が「固有色」光る。枠が光っているテクノロジーは『シナジー』が有効となり性能が強化されてる。
- 宇宙船の見た目は、各クラスごとに決められた『「操縦席」と「本体」パーツ+「翼」パーツ』からランダム生成(加えて色の違い)となっている。
- 墜落船はその星系に存在してる宇宙船の中で、その惑星の交易所に降りてくる機体から2~3種類が選ばれてる。(要検証)
画像ギャラリー
宇宙船/画像ギャラリーを参照