星系(Star system)はNo Man's Sky に登場する恒星を中心とした天体群。

概要[]
No Man's Skyでは銀河の中を一辺400光年の立方体で約40億個に区切って領域としている。それぞれの領域の中には数百の星系が存在している。
ギャラクシーマップ上の表示については→ギャラクシーマップ
PS4版のみの星系[]
- v1.77まで、銀河の中の星系の分布はPS4とそれ以外のプラットフォームで一部異なっていた。Beyondではこれを統一するためにPS4の星系を他のプラットフォームに合わせた。その際PS4にしかない星系はギャラクシーマップに表示されない隠し星系となった。これらの星系はワープで向かうことはできない。しかしそこにプレイヤーの基地があるならばテレポートすることは依然として可能。
- Beyond以降に発見された星系は全プラットフォーム共通ということになる。
恒星[]
各星系には必ず恒星[1]があり、1~6個の惑星または月がある。月は惑星に付随する非常に小型の惑星。1惑星に最大二つの月が付随する可能性がある。
たいていの星系には宇宙ステーションがひとつあるが、生命体が存在していない星系には宇宙ステーションがない。
またごくまれにブラックホールやアトラスステーションが存在していることもある。どの星系にあるかはランダムではなく、あらかじめ決まっている。ただしその分布密度は非常にまばら。偶然遭遇できる可能性は低い。
星系内のあちこちには、無数の岩塊(アステロイド。#小惑星群)が漂っている。これは宇宙船の武装で破壊すると資源を得ることができる。惑星や月の周辺に限らず存在している。
ちらほらと生命体の #貨物船団 が見えることもある。何もないところにワープアウトしてくることもある。宇宙船コックピットのレーダー上では長方形として表示される。
非常に広大な空間なため、宇宙船での移動にはパルスジャンプを使う必要がある。なおパルスジャンプ中に宇宙遭遇というイベントが発生する可能性がある。
星系内はほぼ見たままシームレスに移動できるが、限界はある。たとえば恒星に突っ込むといったことはできない。星系の端へ飛び去りそのまま別の星系を目指すといったこともできない。プレイ可能な範囲は限られている。
また宇宙ステーション内や貨物船内は、見たままのサイズで存在しているわけではなく、処理上、プレイ状況に応じてつど別空間が展開されている。このため外見よりも大きな中身になっていることがままある。
- ↑ v3.0 Originsから恒星は連星になるようになった。あくまでも見た目だけなので特に気にする必要はない。理屈では恒星の色は星系の色と連動するはずだが、今のところまったくの無関係のようだ。
星系の種類[]
RGB星系へワープするための対応装備などはギャラクシーマップ#恒星の色と星系の種類を参照。
黄色星系[]
- エクストリーム環境の惑星は希少。ただし母数である黄色星系自体の数は多いので、全体量としては必ずしも少ないわけではない。
- 黄色星系では、メガエキゾチック惑星の存在は確認されていない。
赤色星系[]
- しばしば赤にちなんだ気候のメガエキゾチック惑星がある。
- 赤色星系は大半が無人であり、宇宙ステーションがなかったり、あっても放棄されていたりと何かと特殊な状況が多い。無人の星系では建造物がなかったり、墜落船のスポットに何もなかったりするため、立ち寄る/探索する意味合いも普段とは違ってくることになる。ごくごくまれに有人の星系も見つかるが非常に貴重。
緑色星系[]
- しばしば緑にちなんだ気候のメガエキゾチック惑星がある。
青色星系[]
- しばしば青にちなんだ気候のメガエキゾチック惑星がある。
- 銀河内領域(エリア)によっては赤色星系以上の頻度で無人になっている。かつ惑星の数が少なめであることも多い。
RGB星系[]
- 黄色星系以外の特殊な赤・緑・青色の星系を頭文字のRed, Green, BlueからRGB星系と総称することがある。この呼び方は日本語のコミュニティではあまり見られないが、パッチノートで言及されることもある。
星系内の移動[]
星系内は、宇宙船・生物船の通常飛行またはパルスジャンプで移動できる。貨物船を星系内の航行に使うことはできない。
通常飛行[]
- 宇宙船による普通の加速と移動。巨大空間を移動するには速さが足りず、時間がかかりすぎる。しかし戦闘では重要になる。逃げ足のための最高速・加速性能だけでなく、急旋回のための減速操作も大事。
パルスジャンプ[]
- 宇宙空間はあまりにも広大で、通常飛行ではいつ目的地にたどり着けるのかわかったものではない。距離・時間の大部分は、パルスジャンプという高速航法で短縮させることになる。
- v2.40以降は、星系内の移動にパルスジャンプを使用すると確率で宇宙遭遇が発生する。
その他[]
星系間の移動[]
星系と星系のあいだを通常航行やパルスジャンプで移動することはできない。星系間の移動には以下の方法を用いる。
テレポート[]
- 宇宙ステーションにあるテレポートモジュール、惑星基地や貨物船に設置した基地テレポートモジュール、スペースアノマリーにある星間ターミナルはテレポートリストに記録済の飛び先にテレポートすることができる。別星系にある惑星基地や宇宙ステーションを自由に行き来できる。
- 星間ターミナルではさらに、スペースアノマリーを訪れている他プレイヤーの基地やコミュニティハイライト!も移動先として選択できる。
ワープ[]
- 宇宙船のハイパードライブ、または生物船の特異皮質、もしくは貨物船の貨物船ハイパードライブを用いた移動方法。いずれも星系移動のためのテクノロジー。燃料がチャージされた状態で、ギャラクシーマップを開き、飛びたい星系を選択することでワープを実行できる。
- テレポートとの差は、未知の星系に移動できる点。これでまだ見ぬ気候やアイテムを探しに行ける。
- 星系から星系へと、銀河内を移動するためにも重要な移動手段。ただしワープ性能は初期状態では100光年+αしかない。快適な運用には強化が必要。
- 生物船を除く、宇宙船と貨物船はギャラクシーマップで黄色で表示される星系には制限なしにワープできるものの、赤・緑・青色で表示されるRGB星系には専用の強化テクノロジーを装備しないとワープが可能にならない。
- 詳細はギャラクシーマップを参照。
ブラックホールワープ[]
- ごく一部の星系にはブラックホールがある。これを利用することで、通常のワープを大幅に超える、超長距離のワープが可能になる。どこに出るか利用前にはわからないが、だいたいは銀河中心へと近づける結果になる。
- 詳細はブラックホールを参照。
ポータル[]
- ポータルは銀河内のポータルアドレスを利用して好きな場所に移動できる施設。ポータルアドレスの構成を理解できれば銀河内の好きな位置に移動できる。v3.0よりすべての制限が撤廃された。
- 詳細はポータルを参照。
星系のマーカー一覧[]
アイコン | 名称 | 説明 |
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宇宙ステーション | 星系に1基存在する可能性があるが、 無人の星系には存在しない |
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貨物船 | プレイヤーの貨物船 |
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フリゲート | 購入可能なフリゲート |
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スペースアノマリー | 目覚めを完遂すると 自分で呼び出すことができる |
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アトラスステーション | アトラスインターフェースが収められている |
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救難信号 | 海賊の攻撃を受けている貨物船団 |
惑星[]
星系内に1~6個存在する。惑星にもサイズ差があり、大きなサイズのものは月を持つ。
月[]
大きな惑星の近くに1~2個浮かんでいる超小型の惑星。
小惑星群[]
大小さまざまな岩や結晶が浮かんでいる。パルスドライブを用いない通常加速で飛んでいればすぐ発見できる。
フォトンキャノン等で破壊することで、岩石からは銀や金、三重水素が、結晶からはプラチナが手に入る。
v2.60以降は、ごく稀にアノマリー検出器も手に入る。
宇宙ステーション[]
星系に一基、星系空間の中央付近の惑星近くに設置されているステーション。ワープ後、プレイヤーの宇宙船は基本的に宇宙ステーション付近にワープアウトする(スペースアノマリーやアトラスステーションがある場合はそちら付近が優先される)。
星系内における活動の拠点で、トレーダーショップやミッションボード等、様々な施設が設置されている。
v1.5から廃棄された宇宙ステーションや、そもそも宇宙ステーションが存在しないパターンが追加された。
貨物船団[]
元々星系内に存在するものと、ワープアウトして出現するものがある。プレイヤーが着艦できる貨物船と、着艦できない小型貨物船、周囲を取り囲むコンテナ船、フリゲートから構成される。
貨物船の荷物や小型貨物船に攻撃すると物資を奪い取ることができる。回収されたフリゲートモジュールをまとまった数、入手するには避けては通れない。
特にスペースレスキューミッション後などは、大型貨物船を含め多数残留しており、かき入れ時。救った貨物船を改めて自分が襲うというのはひどい話だが。しばらくそうしていると再びスペースレスキューミッションが始まる。貨物は復活しないので適当に終わらせよう。貨物船の反撃は特に脅威ではないがセンチネルの襲撃はスペースアノマリーに逃げ込むなり、何らかの対応が必要だろう。
周りに浮かぶコンテナ船を攻撃すると星系の主要種族の評価が落ちてしまうので、なるべく攻撃しないようにしよう。
スペースアノマリー[]
ボールのような形をした特殊な宇宙ステーション。マルチプレイのハブになる施設。通常はどこにも存在していないが、クイックメニューから呼び出せる。
アトラスステーション[]
一部の星系にある。スペースアノマリーの専門家ポーロから情報を得たのち、ギャラクシーマップを開くと当該星系を知ることができる。
ブラックホール[]
一部の星系にある。スペースアノマリーの専門家ポーロから情報を得たのち、ギャラクシーマップを開くと当該星系を知ることができる。またはアトラスへの道筋を完遂すると常時表示されるようになる。
現実の天体現象とは異なり、星系内に普通に存在している。HUDのマーカーや、宇宙船コックピットのレーダーに表示は出ない。だいたいは「その星系へとワープアウトした直後の位置」のすぐそば、つまり「その星系の宇宙ステーションからさほど遠くない位置」にある。白・青・黒が入り混じった、ガスのかたまりのような外見。見失ってしまった場合は、宇宙ステーションから恒星へと短距離のパルスジャンプを行い、振り返って宇宙ステーション方面を眺めると見つけやすい。
突入するとワープが起こる。銀河中心への大幅なショートカットになるが、乗っている宇宙船のテクノロジーひとつがランダムで破損する。
隠された星系[]
ギャラクシーマップでは銀河の中心から半径3000光年内には星系は存在しないように見えるが実際は多くの星系が存在している。例えばコアまでの距離が 0LY と表示されるような星系も実在している。ポータルアドレスが(100100000000)となっており、座標部分がY=00, Z=000, X=000であり、実際に中心に存在しているようだ。ポータルアドレスがエラーになるためポータルで訪れることはできない。ギャラクシーマップに表示されないためワープもできない。しかし[星系内の基地へのテレポート]もしくは[星系内にいるフレンドへの合流]などであれば訪問が可能。とはいえ特徴がないただの星系なので、別に行かなくても良いような気がする。
選択できない星系[]
銀河の中心と同じく銀河の最外殻を囲む400光年にも特殊な星系が広がっている。ここにある星系は表示はされているもののギャラクシーマップでは選択できない。そしてその400光年の領域の外には星系はなく。暗闇が広がっている。興味のある人は(1001007FE7FE) Y=00, Z=7FE, X=7FE あたりに行ってみよう。※7FFとするとその領域内を指すことになりポータルアドレスがエラーになる
PC版でセーブデータを改造すればそのような領域の星系に無理やり行くこともできるがバグってしまうそうだ。