植物(Plant)はNo Man's Skyにおける架空の植物相(Flora)である。
概要[]
惑星の地表には気候に適応した植物が生育している。気候の影響の少ない洞窟内や水中には地表とは異なる植物が生育している。
植物の多くはマインビームなどで破壊することで炭素の採取が可能。特定の植物は素手で採取可能だが、危険物用手袋が必要なものもある。
植物の中にはこちらに害を及ぼすものもある。
全般的な成育環境[]
- 地表全般
- 酸素やソジウムが採取できる植物は存在している。採取するとジェットパックが一定時間強化される青い植物も存在している。マインビームで破壊できる植物は主に炭素を含んでいる。一定時間おきに爆発したり近づくとダメージを与える危険植物が存在している。
- 水中全般
- 水中はすべての環境で概ね共通しており、ケルプサックを収穫できるキャンドルケルプが生育しているが栽培はできない。マインビームで破壊できる植物は主に細胞性リン酸を含んでいる。
- キャンドルケルプは探知範囲内でスキャナーを使用するとしばらくの間、「酸素嚢を収穫する」という名称のマーカーが表示される。採集する場合は、マインビームで破壊すればケルプサックが入手できる。
一般的な地表の生育環境[]
- 破壊可能な植物は外観は自動生成の要素があり同じ気候でも異なる色やモデルになる。
- 肥沃の惑星
- この環境の大地には青々と生い茂る木々が広がっている。光る木やキノコのような木も存在する。
- スターバルブを収穫できるスターブランブルが生育しており、栽培可能。
- 料理用の植物として、インパルス豆、果肉根、甘い根が収穫できる。
- 焦土の惑星
- この環境の大地には巨大な球根を持つ扇のような木々が広がっている。
- ソラニウムを収穫できるソーラーヴァインが生育しており、栽培可能。
- 料理用の植物として、ファイアーベリー、七倍体小麦、甘い根が収穫できる。
- 不毛の惑星
- この環境の大地にはサボテンとその近傍種のような木々が広がっている。
- サボテン果肉を収穫できるエキノカクタスが生育しており、栽培可能。
- 料理用の植物として、アロエ肉、果肉根、甘い根が収穫できる。
- 有毒雨の惑星
- この環境の大地には何本もの触手を持つ奇妙な木々が広がっている。
- 真菌カビを収穫できるファンガルクラスターが生育しており、栽培可能。
- 料理用の植物として、翡翠豆、果肉根、七倍体小麦が収穫できる。
- 放射線の惑星
- この環境の大地には放射能の影響をうけた奇妙な木々が広がっている。
- ガンマルートを収穫できるガンマウィードが生育しており、栽培可能。
- 料理用の植物として、グラァベリー、果肉根、甘い根が収穫できる。
アノマリーな生育環境[]
- エキゾチック惑星
- 内部的には奇妙なタイプに分類されるタイプのアノマリー惑星。すべて特定のテーマに沿った外見を持っており、植物と鉱物の見分けがつかない場合が多い。酸素やソジウムが採取できる植物は存在している。テーマに関してはグリッチを参照。
- 料理用の植物としてヘクサベリーが収穫できる。
- メガエキゾチック惑星
- 特定オブジェクトが巨大化したり、風景に色フィルターがかかったりするアノマリー惑星。気候自体は一般環境と同一。
- 料理用の植物として、ヘクサベリーに加えて気候に応じたものが収穫できる。
死んだ土地の生育環境[]
- 死んだ土地の惑星の地表にはほとんどの植物が生育していない。酸素やソジウムが採取できる植物は存在している。
基地に設置できる植物[]
- バイオドームや水栽培用トレー・水栽培用トレー大で一部の植物資源は栽培・収穫ができる。詳細は栽培参照。
- またインテリアとして植物の建設パーツがある。あくまでもインテリアであって収穫はできない。詳細は水銀統合コンパニオン参照
分析バイザーに表示されるステータス[]
基本的に自動生成されたもので、大半がフレーバーテキスト、つまり雰囲気のためのものが中心になっている。
- 名称
- 自動生成された名称
- 種別
- 植物
- 年齢
- 40種類のフレーバーテキストからランダムに選ばれる。
- 根の構造
- 50種類のフレーバーテキストからランダムに選ばれる。
- 栄養源
- 60種類のフレーバーテキストからランダムに選ばれる。
- メモ
- 通常環境の惑星の植物は140種類のフレーバーテキストからランダムに選ばれる。奇妙なタイプのエキゾチック惑星の特殊な植物は40種類のフレーバーテキストからランダムに選ばれる。
- 二次資源
- 二次資源を得るには高機能マインレーザーが必要。
有害植物[]
英名「Hazardous Flora」。
近付くと攻撃を仕掛けてくる危険な植物。プレイヤーにテクノロジーが揃ってくればそうそう怖い存在ではないが、ゲームを始めて間もないころは侮れないダメージを貰う。脅威でなくなるまでは気を付けて、距離を取って対処したい。
近くのものは分析バイザーでわかる(赤い危険マークで示される)。v4.50 Omegaからは攻撃を受けた直後に限り、どこからされたのかを示すマーカーが、通常のHUDで点灯されるようにもなった。
数タイプあり、タイプごとに生態・資源が異なる。
- 同タイプなら、姿はどの惑星でもほぼ同じ。色が少し異なりうる程度。
- いち惑星上に、各タイプ1種ずつしかいないわけではない。同タイプ(そっくりな見た目)で2種以上みつかることが珍しくない。
- マインビーム等で破壊可能。採れる資源は、一部を除いて基本的に酸素。
- 一部タイプには「ガスポット」という、赤い実のような部位がある。そこへ照準を向けてインタラクトすることでも酸素を採取できる。
- いずれもネクサスミッションの一種「有害な植物を除去する」で駆除対象にカウントされる。
無大気環境の地表面には存在しない。またその他の惑星環境であっても、かなり急角度な斜面には居ない。
- 瓢箪型(Bloated Gas Flora)
- 地面から生えた瓢箪のような見た目を持ち、呼吸する様に脈動する頭部にあたる部分の先端からは有毒ガスが吹き出ている。
- 近付くと頭部が急に膨れだし、少し間を置いた後結構な画面揺れを伴いながら周囲に毒液とガスを撒き散らす。
- 毒液とガスは一見有毒防御で軽減できそうだが実際は無属性の物理攻撃扱い。
- ガスポットを3つ持ち、本体から取れる酸素量もそこそこあるので、先にガスポットを収穫してから本体をマインビームで採取すれば結構な量が取れる。
- ハエトリグサ型(Carnivorous Trap Plant)
- 現実でもメジャーな食虫植物であるハエトリグサにそっくりな見た目を持つが、その大きさは比べ物にならない。v5.00 Worlds Part Iでさらに大きめへ変更されたが、同時に攻撃範囲は狭められた。
- 間合いに入るか攻撃を受けると鋭い棘を持つ葉を即座に閉じて、ダメージとノックバックを与えてくる。地面にへばり付く様に生えてる上に葉が開いた状態では全高がとても低い為、草むら等に紛れやすいと天然のトラップ的存在である。
- まれにだが上にノックバックして吹き飛ばされてしまうことがある、ジェットパックで落下速度を緩やかにしながら着地しよう。
- この仕様上コンパニオンとして保有している、或いは単に餌付けして乗っているだけの動物にとっては天敵に近く、コンパニオンなら騎乗中に2、3度程噛まれてしまうだけで強制的に戻され、単に乗っているだけの野生動物では1度噛まれれば動物が即死してしまう。
- どう言う訳か攻撃の当たり判定が妙に広く、直接踏み付けずともちょっと近付いただけで噛み付かれてしまう。攻撃への反撃だとさらに範囲が広いため、マインビーム等で除去する際には十分に距離を置いたほうがいい。分析バイザーで見た時に、ターゲットの距離から少なくとも10u以上は離れておくといい。
- ガスポットを1つ持つが、部位は葉のど真ん中で葉が閉じてる間はインタラクト不可。勿論距離を読み違えればガブリとやられるので狙うメリットは薄い。
- 鞭型(Tentacle Plant)
- 見た目が複数ある。どれにもガスポットは無い。
- いくつもの節を持つ茎を、横にダラリと垂れ下げているもの。
- 山菜のゼンマイのように先端を丸め、垂直に掲げているもの。
- 近付くと、茎を鋭く動かして、先端から毒液を迸らせながら、鞭の様に叩き付けてくる。
- 有害植物の中では最も対処が楽なタイプ。距離を離してマインビームを当てれば良い。
- このタイプは、野外にのみ存在しているわけではない。星系によっては、廃墟の内部、天井から垂れ下がっているケースがある。
- かつそのパターンでは、当たり判定が容姿そのままの位置・大きさになっていない(先端よりちょっと下…ただの空中に見える地点に命中判定がありがち)。慌てて倒そうとしても手間取ることが少なくないだろう。よほど酸素不足に困っているのでもない限り、無理せず無視してしまったほうが無難。
- 嚢胞型(Underground Toxic Hazard)
- 主に地下洞窟にのみ生えている事が多いが、その入口付近でごく稀に出くわす事もある、黄緑色の光を放ち有毒ガスを吹き出し続ける緑色の嚢胞の様な見た目を持つ。
- 最大の特長としては生えている地点に近付くまで目視出来ないというステルス性で、足を踏み入れると地面から一気に出てきて有毒ガスを放出する、ハエトリグサ型同様のトラップ的な存在。まれに洞窟の天井に出現することもある。
- 特にボルテックスキューブ等の地下トレジャー周辺を守る様に配置される事が多く、うっかり釣られたトラベラーは痛い目を見るかも知れない。
- このタイプのみ酸素かソジウムのどちらかが取れる個体が存在し、マインビームだけでなく危険物用手袋があれは近付くとインタラクト表示がされるので実行すればそのまま採取される。とは言えインタラクト中も有毒ガスに晒されるので基本的にはマインビームの方が良いだろう。
- 噴出されるガスは瓢箪型とは違い有毒防御が適用される。
不具合情報[]
- 英wikiのPolymorphic Floraによると、非常に稀な現象だが、一つの惑星内にて「同名かつ詳細が全く同じだが外観は異なる」という植物が見つかることがある。
- かつてはこのバグが発生しても影響は無かったのだが、ワンダーズプロジェクター実装後は、驚異の個人記録で登録したい対象の植物がこの不具合に遭っていると登録が出来ないという問題が出た。