「深海の夢(Dreams of the Deep)」は、メインミッション「浄化」の進行、もしくはワープ回数が一定に達した後、ミッションが遂行できる星系へ到達することでスタートするサブミッション。
-波にさらわれて-[]
宇宙船が謎の信号を傍受した。 録音を聞いてみたが、ザーっという水のような音にかき消されてよく聞こえない。 救難信号のようだが、手に入った情報はある座標だけだ。 調べてみると、長い間失踪していたトラベラーの設計図を見つけた。 データには潜水艦の設計図も含まれている...
海洋探索のチュートリアル。ミッションを進めるとエクソクラフト「ノーティロン」やそのエンジンであるフンボルトドライブ、燃料の熱水燃料電池、水中建設のパーツが解放される。
これらは建設調査ステーションなどからでも入手できるが、熱水燃料電池のレシピを合成ラボや製造工場から入手する必要があるようだ。
本ミッション独自の報酬としては完了すると外見変更モジュール用のヘルメットが手にはいる。
v1.7で追加された。v2.0から開始条件が変更になっている。
ミッションの流れ[]
- 宇宙空間を移動中、謎の救難信号が届く。
- アルテミスミッションが「浄化」に到達していなくても発生しうる。ゲームモードも関係なく共同探検中でも発生する。厳密な条件は不明だが、ワープ回数がある程度に達すると発生するようだ。
- 発信源の施設に向かう。端末から情報と「Sクラス水中防御モジュール」が手に入り、水のある惑星がある星系へ導かれる。同じ星系に十分な深さのある水があれば同じ星系になる。
- 先に宇宙ステーションに寄って行こう。これから手に入るエクソクラフト・ノーティロンのテクノロジーやモジュールが販売されているかもしれない。フンボルトドライブのモジュールがあったらぜひ買っておこう。
- スペースアノマリーのエクソクラフトリサーチにも寄っておくといい。そこで設計図を手に入れないにせよ、今後の必要素材を見ておくだけでも準備に役立つだろう。
- 移動に時間が掛かるミッション内容になっているので、エクソクラフト・ノーマッドをもう持っているなら、あらかじめそのエンジンを十分に強化しておこう。
- 離着陸設備のない小島に何度も宇宙船を着陸・離陸させることになる。ウランを多めに所持していこう。
- 水中活動に備えて酸素(もしくは生命維持ジェル)も十分所持していこう。
- ミッションマーカーを手掛かりにして星系を移動する。
- 目標の惑星に向かい、難破した宇宙船の救難ビーコンを調べる。ノーティロン関連のレシピがいくつか手に入る。
- マーカー近くの島まで宇宙船で移動し、目標地点の水上までエクソクラフト・ノーマッドで移動して、そこから潜ろう。
- 難破した宇宙船のそばにマリンシェルターがある。息継ぎできるので利用しよう。
- 乗ってきた宇宙船から離れた状態で難破した宇宙船を入手した場合、乗ってきた宇宙船はマーカーが表示されなくなるので見失わないように注意しよう。あらかじめマーカーを打っておくか、セーブ用ビーコンを置いておくと安心。難破した宇宙船を選択している状態では元の宇宙船を呼び出せないので、もし見失うと探し回ることになる。
- ノーティロンのジオベイにあたる「ノーティロン格納庫」を設置する。
- ノーティロン関連では他であまり必要とされない水中資源が必要になる。持っていないならしばらく採取して回ることになるだろう。なおその採集は必ずしもこの海でやらなくてもいい。じつはこの時点でもう主要レシピという取るものは取った状態(あとの展開はノーティロンを完成させたあと、完成させたその星でも進められる)。つまりこの時点でこの星を離れても構わない。
- ノーティロンに乗るとエクソスーツが自動で息継ぎされる。ノーティロンが完成するまではミノタウロスやマリンシェルターで代用しよう。
- 最悪、宇宙船まで今すぐ引き返したい、でも近くに島がないという事態になった場合は、岩礁を地形操作機で平らな島に変えよう。そうすれば宇宙船を呼べる。ただし近くにセンチネルがいると非常に困難な作業になる。本当に最悪な最後の手段と思っておこう。
- 燃料である「熱水燃料電池」も作成する必要がある。
- 以降の水中探索は「ノーティロンを稼働可能な状態へ整えたときに居たその惑星」で進行されるようだ(その星系内に必要な施設がなかった場合は、近くの当該星系に案内される)。つまりこの時点では、ノーティロン完成の地を変えることで、以降の長丁場を過ごす惑星も変えることができる。現在地の惑星環境が厳しそうなら「以降を進めたい惑星の海」へと移動して、そこでノーティロンを完成させてもいい。
- 動けるようになったノーティロンに搭乗し、しばらく乗って移動するとミッションが進行する。
- 沈没した建物に向かう。
- ノーティロンの移動速度は全エクソクラフト中もっとも遅い。以降の目標へは宇宙船やノーマッドで近づけるだけ近づき、のちノーティロンを呼び直して最終アプローチをするといい。
- 水中は高低の概念があり位置関係を混乱しやすい。ノーティロンとはぐれた場合や息継ぎが必要になった場合は、慌てずクイックメニューでノーティロンを呼び直そう。
- 沈没した建物に入り、端末を調べる。前もって習得していない場合ここでハイパワーソナーの設計図が手に入る。
- ノーティロンにハイパワーソナーをインストールする。
- クイックメニューからハイパワーソナーを選び、「難破した貨物船をスキャンする」を選択する。「沈没した難破船を検知」と表示されたら沈没した難破船へ向かい、救難ビーコンを調べる。
- 以降は指示に従い、クイックメニューでハイパワーソナーを選び、「沈没した建物をスキャンする」で探知しつつ、さらに沈没した建物を探して、建物内にある端末のログを読んでいく。
- スキャンを行って次の地点を探す。
- これはノーティロンのソナーのことではなく、スーツのスキャナーのこと。「ノーティロンから降りてスキャン → 乗り直して移動」を繰り返すことで探知が完了し次へのマーカーが灯る。なおその移動は遠くへと泳がずともよい。現在地をぐるぐる回るだけでも構わない。
- マーカー地点の沈没した建物へ移動し、最後のログを読むとミッション全終了。同時に外見変更モジュールの頭パーツ「#古い潜水球」が解除される。
入手可能アイテム・レシピ[]
- レシピ
- ノーティロン格納庫
- フンボルトドライブ
- 熱水燃料電池
- 水中の部屋#深海用の部屋
- 水中の部屋#深海用の四角形部屋
- 水中の部屋#ムーンプールフロア
- 水中の部屋#防水ドア
- 水中の部屋#ガラストンネル4種
- 水中の部屋#ガラスパネル大(実は水中用ではなく普通の四角形や円柱状の部屋で使える窓)
- 外見
- 古い潜水球(潜水球風ヘルメット)
古い潜水球[]
古い潜水球(Lost Bathysphere)は外見変更モジュールで種族アノマリーのときに使用できる頭部タイプ。
ミッション報酬のためかアイコン画像が用意されていない。下記のアイテムテキストはデータとしては用意されてはいるが表示する方法はない。
アイテムテキスト[]
いわくつきのエクソスーツデザインオーバーライド。 一度身に着けると、永遠に深海からの囁きが聞こえてくるようになり使用者を苦しめることになる。
エクソスーツのデザインは外見変更モジュールで変更できる。
ミッションログ[]
- 注意。ネタバレ。
最初の通信[]
- ... ログアクセス完了 ... 信号エコーにノイズあり ... データを修復中 ...
- 私たちは置いていかれた... - kzzzkt - 彼らを追わなければいけない。 その後どうなるか、私にはわかる。
この通信を聞いてる誰かが居るなら、この座標を追って、私が戻れなかった場合に、その場所を守って欲しい。 頼む。
- ログ: 2015F. Breach Event +407 Sols
この通信を聞いている誰か。 これが最後のログになるかも知れない。
亡くなった仲間たちのための記録と私たちと同じ状態に陥るかも知れない他の者たちへの警告として このメッセージを残そうと思う。
誰かが助けに来てくれるかも知れない...正直言うとそんな願いもまだ捨てきれないが、お願いがある。 絶対に私たちを追うな。
救難信号を送った人物の宇宙船[]
- ログ: 0003A. Breach Event +4 Sols
クルーはほとんど死んでしまった。 小惑星が直撃した時にスーツを着ていたものだけが最初の直撃を生き延びた。 小型の宇宙船は船体が破裂する前に離れることができたのが幸いだ。
だがハイパードライブの性能を持った宇宙船はひとつもない。 貨物船のメインデータバンクから設計図を復元できるはずだ。 貨物船は海の深くへ墜落してしまったようだが...
幸運なことに、ノーティロンの設計図は無事だ。
水没した廃墟[]
- 退廃してはいるものの、ステーションのメインフレームは まだ起動可能なようだ。 録音は明らかに私より先にここに来た誰かが既にアクセスしている。 最後のエントリーはハイパワーソナーユニットのダウンロードと記録されている。
だがおかしなことにアクセス日時の記録が削除されており、どのくらい前にクルーがここに居たのかが分からない。
この場所にその誰かがやってきた時はこの場所は陸地だったのだろうか? 外で起こったいろいろな事件はその後に起こったに違いない。 それじゃあ彼らは何故ここに来たのだろうか? そんなことは...
水没した貨物船[]
- ログ: 0012B. Breach Event +8 Sols
難破船の場所を特定した。 だが、宇宙船のコンピューターは使い物にならなかった。 私たちは使えそうな物資をわずかに回収してその場所を去った。 原子炉に水が入り込む前に早急に遠くへ逃げたい。
潮の満ち引きがどんどんおかしくなっている。 水位が急速に上昇しているが、引き潮はなかった。 水が引いた後にまた戻ってくれば他の物資を回収できるかもしれない。
- 生存者は難破した貨物船に戻ってこれたが、すぐに先へ進んだようだ。 彼らを見つけるには私も追うしかないだろう。
その前に、最後にもう一つアーカイブを確認してみよう。 他に手掛かりはないが、水中建設モジュールの設計図の場所は特定している。 少なくとも無駄足にはならないはずだ。
- 私は救難ビーコンを停止した。 助けに来る者はここにはいない。
水中探索[]
- ログ: 0062A. Breach Event +12 Sols
今日は私が潜る番だ。 もう一度潜ってみたが、気を引くものは何もない。 見えるのは海藻と岩だけだ。
水はまだ引かないようだ。 クルーが何人かスーツなしで泳ぎに行った。 楽しそうだ。
- ログ: 0115C. Breach Event +21 Sols
第二潜水チームが本日さきほど帰ってきた。 不思議な結晶だらけの洞窟を見つけたらしいが、潜水艦の ライトが切れてしまい戻ってきたのだと言う。
チームは残念がっているようだ。 洞窟の場所が分かる今の内に戻ったほうがいい。 待っていると潮の流れが変わって分からなくなってしまう。 高度な素材がないと何も建設できない。
ログ: 0115D. ノーティロンのライトを修理した。 これから向かう。
- ログ: 0119A. Breach Event +23 Sols
洞窟を見つけた! 聞いてはいたが、これはすごいな!
輝く赤い結晶が塔のように積みあがっている。 豊富な金属の鉱脈に、重水素もたくさん...。 必要なものは全て揃っている。 なんでも作れそうだ。 濡れないで済む場所で寝られれば最高だ。
- ログ: 0328A. Breach Event +98 Sols
また夢だ。
紫の波が何度も何度も延々と打ち寄せてくる。 鈍い深紅色の痛みから解放されてほっとしたが...。 何か意味のある夢なのではという考えが頭を離れない。 周りを見ても、何もない。 何も。
まばたきをすると彼らが居た。 一瞬だったが、確かに見た。 あの左右対称の形が、空に並んでいた。 三角形が何列にもなって、ゆっくりと流れて行く。 言葉で説明できないが、今まで見た何にも勝る恐ろしい光景だった。
目が覚めて、降る雨を見た時には正直ほっとした。
- ログ: 1998B. Breach Event +399 Sols
仲間はあの呪われた洞窟に戻って行った。 一人残らずだ。 誰も私の言うことを聞こうとしない。 これでハイパードライブは作れるのかもしれないが...。 その後は、発射エンジンから海の塩を払えば終わりだ。
- ログ: 2001P. Breach Event +399 Sols
皆同じ夢を見たらしい。 私と同じく延々と打ち寄せる波と、空に並ぶ三角形、あの結晶は... バカらしい。 あの下には何もない。 全部取ってしまったんだ。
でもどうすればいい? 何かを見落としたのか? 皆の言う通り、もう一度確かめに行こうか。
- 閉じ込められた... 潜水艦の原子炉が漏れ出している。
それが私を掴んだ、だが彼らは死んでいるはずだ。 目が閉じているから。
脚を骨折したみたいだ。 手にも痛みがある。
空気タンクを見つけられさえすれば、基地に戻れるのだが...
- 録音は続いているが、何時間物音ひとつしない。 その後は何も録れていなかった。
さっきから誰かの視線を感じるような気がしてならない。 このクルーは一体誰だったのだろうか。 答えが分かることは永遠にないだろう。