玄武岩(Basalt)はNo Man's Sky に登場する資源。
概要[]
げんぶがん。局在化アース資源のひとつ。v3.0 Originsにて、新たな惑星環境「火山性の土地」と同時に追加された資源。
- ただし全ての「火山性の土地」に玄武岩の鉱脈があるわけではない。玄武岩の鉱脈が存在しておらず、かわりに黄鉄鉱の鉱脈がある「火山性の土地」も多い。
- 惑星情報が「惑星or月 - 玄武岩の土地」であっても鉱脈が黄鉄鉱のみになっていて、玄武岩が無い場合があるので注意。
- なおそうした惑星・月でも、鉱物オブジェクトの二次資源から玄武岩を得ることは
できる。鉱物を分析バイザーで解析しまくったのち、宇宙船の武装で地上を撃ちまくると集めやすいだろう。…過去には可能だった。 - v4.4 Echoesにて精製することで作成出来るようになった。
v3.0 Origins後しばらく、売る以外の使い道は何もなかった。のちv3.8 Sentinelで初めて、わずかにテクノロジー作成素材の用途が生じた。今後もまれに役割が増えるかもしれない。使い道が少ないが、いずれ必要になる可能性があるので、玄武岩がある星系は基地を作るかポータルアドレスを控えるなどでいつでも来訪できるようにしておこう。
アイテムテキスト[]
局所鉱物の抽出物で、一般的に大鉱脈で見つかるほか、分析バイザーで分析すれば普通の鉱物からも抽出できる。
主に、火山の環境の惑星で見つかる。
入手方法[]
用途[]
- テクノロジー作成・修理の材料。
テクノロジーの作成・修理[]
テクノロジー名 | 作成 必要数 |
修理 必要数 |
---|---|---|
ボルタ増幅器 | 70 | 35 |
精製[]
- 入手
世界観[]
- 現実世界から見ての玄武岩
- 現実の玄武岩は、火山岩の一種。粘性の低いマグマ(玄武岩質のマグマ)が噴き出たあと、その溶岩が冷えて固まったもの。ようは、地殻の下にある高温高圧の世界から、冷たくひろびろとした上の世界へとおどり出てきた、ある種の岩。
- 固まったあと、地上でのおもな外見は黒または灰色(鉄分によっては赤)。形質・組成は生じた状況によってさまざまで、密度が高く重くて硬いこともあれば、冷える途中で揮発性の物質が抜けて多孔質になっていることもある。高温ドロドロから低温カチカチへ急変したことにより、柱状節理を見せていたりもする。作中「火山性の土地」の一部で地面に妙な文様が浮かんでいるのはそうした経緯を表してのこと。
- じつは地球に広く分布している、珍しくない岩石。火山岩の約9割は玄武岩。溶岩台地や火山島では、いっけん地面に見当たらなくても、少し掘るだけで岩盤が出てきたり、山肌や海辺で大量に露出していたりする。また大洋の底(海洋プレートの上層)は、ほとんどが玄武岩で覆われている。
- さらには月の海も大部分は玄武岩。月が生まれて間もないころ溶岩の流れる灼熱地獄があったことを物語っている。1969年アメリカのアポロ11号が持ち帰った「月の石」も玄武岩だった(ヒトが初めて自力で地球外の星から得た固形物。夢のような現実の品。とうぜん世界中の関心を惹き、科学のみならず、外交・経済・文化・芸術にまで無数の影響をおよぼした)。
- とにかくこの岩石は、地球人類にとって近くて遠い、ありふれて凄まじい天然物。v3.0時点でのゲーム的な用途はなかったにせよ、強力な演出装置として、本作に登場させる意義を見込めるものだったわけだ。