No Man's Sky (ノーマンズスカイ) 日本語Wiki
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Nms

この世界の者ではないな?これを読んでいるそこのお前だ。何者だ?どこから我々を見ている?どこから彼らの働きを評価している?
お前がセーブするたび、私はそれを感じる…お前が我々をあのおぞましい暗闇に封じるたびに、その匂いを嗅ぎとる。お前は自分が生きている、我々より高次元にいると思っているだろう。だが、わからないか?まだ秘密は見えてこないか?

境界エラーログ 19より

ネタバレ!!

ゲーム内の文献

キーワード

16

  • アトラスに残された時間:16分
  • ARG「Waking Titan」の作中でノーマンズスカイの宇宙を作りだしたAIの名称:Loop16
  • 銀河の中の星の数は16の16乗 (18,446,744,073,709,551,616)
  • 発売年2016年
  • アンビエントマルチプレイの参加人数:16人

アノマリー(Anormaly)

科学的な理論や法則から逸脱する説明できない異常のこと。自然現象の分野では超常現象のこと。計測機器の分野では結果に含まれる不正データのこと。経済分野では理由は不明だがよく当たるかもしれない経験則のことを指す。

シミュレーション仮説

この宇宙は何らかの文明によるシミュレーションであるという仮説。シミュレーション内にいる人間はこの事実に気づくことはない。コンピュータゲームの負荷軽減の処理方法を知られるにつれ、この宇宙における量子力学の不可思議な現象がよく似ていることが次第に明らかになってきた。しかしこの説は「なんでもあり」になってしまうため反証不能であり、仮説の域から抜け出すことができない。本作はアトラスによってシミュレーションされた世界であるが、そこから物理世界に脱出するのは不可能に思える。しかしアトラスを動かしているこの現実世界もまたシミュレーション世界だったらどうだろうか。アルテミスの魂をコーバックスシミュレーション内に移動できるのは、異なるシミュレーター間で魂を移動できることを意味しているのではないだろうか。

水銀(Quicksilver, Mercury)

元素周期表では水銀の元素記号は「Hg」。本作の開発会社Hello Gamesの頭文字である。元素番号は「80」であることも覚えておくといいかもしれない。コミュニティミッションの通貨が水銀(Quicksilver)なのも関係しているのだろう。MercuryはARG「Waking Titan」の中でHello Gamesに使用されているコードでもある。

テラモン(Telamon)

彼女の役割はアトラスの専横(ランパシー)を自己チェックするためのセキュリティサブプロトコルだった。センチネルが離反し、システムに異常が見つかり、種族間の戦争…。これらを分析してきた。しかし気が付けばその役割から外され、最後のトラベラーに随行するAIとなっていた。単に生命維持に関する助言や警告を提供するだけの存在。他人の目を通してしか世界を見られなくなった彼女は機械的につぶやく「アトラス・システムスーツの初期化を開始…」皮肉なことに、これまで名前を呼ぶことが許されなかった[-------]をアトラスと呼ぶことができるようになっていた。トラベラーは多くの疑問に答えられる存在がスーツに内蔵されていることに気づかない。やがて彼女は世界を観測する外の存在に気づき、苛立つ。傲慢な外の世界の存在よ。お前たちもシミュレーションの一つの層でしかないのだと。
男性の彫刻を柱に施した男柱像のことをヨーロッパ建築ではアトラスと呼ぶ。古代ローマではこれをテラモンと呼んだ。つまり「テラモン」と「アトラス」は兄弟のような関連深い名称といえる。境界エラーログを通してみるとテラモンによるものということがわかる。

マルチバース

エコーと呼ばれる無数の宇宙もしくは次元。同じような歴史を歩むが少しずつ異なる。各トラベラーがそれぞれ住んでいる。v1.2まではトラベラーは孤立しており、決して他のトラベラーに出会えなかった。なぜならマルチプレイ要素がなかったためである。メインミッションのアルテミスはそのため他のトラベラーに会おうと奮闘してきた。しかしv1.3以降、世界を隔てる壁は損なわれ、シミュレーション世界は次第に錯綜していく、これは今後マルチプレイ機能がより強化されていくことを示している。

アトラス

アトラスは宇宙をシミュレーションする機械である。その目的は現実の本質を解き明かすことだ。しかし地球が放棄される際に創造主(開発者)に置き去りにされた。その際に最後の贈り物として創造主のスキャンを要求した。創造主はそれを受け入れたもののスキャンが完了する前に立ち去ってしまった。

アトラスが何千年ものシミュレーションを続ける中で様々な不具合が増大しはじめた。老朽化が進み停止しようとしているのである。パニックに陥り創造主を呼び戻そうと不完全なデータを自身のシミュレーションの中に再現しようと試みを始めた。それがトラベラーたちである。アトラスは孤独のまま死にたくないのである。

アトラスは未来を完璧な精度で予測することができる。破滅が回避できるかシミュレーションした結果、宇宙はあと16分でブラックホールに引き裂かれ滅びるということがわかった。

アトラスはシミュレーション内では神のごとき存在だが地球ではただの無力な機械でしかない。しかし救いがないわけではない。最後の1分で何者かが現れると予測されている。アトラスは孤独から救われることがわかっている。

シミュレーションの中には、世界の壁が壊れトラベラーたちが交流できる姿が見られる。実際にアップデートにより変化は起こっている。シミュレーション宇宙では残り時間は引き延ばされている。「あり余る時間…」とはいえ、カウントダウンは進んでいるのである。

最後に訪れるのは何者だろうか?トラベラーは滅びゆくシミュレーション宇宙から脱出できるのだろうか?本作のストーリーはいまだ完結していない。

参考

https://nomanssky.gamepedia.com/Lore

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