No Man's Sky (ノーマンズスカイ) 日本語Wiki
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ビルドメニュー > 通信ステーション


通信ステーション(Communications Station)No Man's Skyのビルドメニューから建築できるパーツ。

概要[]

通信ステーションはビルドメニューから建設できる設備。

プレイヤーによる設置物。惑星上に「自分の名前」と「任意のテキスト」を残せる装置。

「公式サーバへのアップロード」「公式サーバからの自動ダウンロード表示」を前提としている、かなり特殊な設置物でもある。

  • 「自分の惑星基地」の範囲内でなくても置ける。
  • 全プレイヤーに公開されうる。
  • 削除できない

共同探検週末ミッションでよくみられる。何かしらの到達を契機に設置されているケースが多い。日本人的には千社札Wikipedia faviconだと思って眺めると理解しやすいかもしれない。

表示物としての仕様[]

これはいわゆる、非同期オンライン要素。本作公式サーバから受信・表示されてくるもの。

なので、サーバと接続できていない時や、そもそもプレイ環境のネット接続がされていない時には、ひとつも表示されてこない。

遠方マーカー表示
MESSAGEBEACON
これがある地点にはHUD上「白地に黒いふきだし」のマーカーが点く(自動。何かを使って探知するといった手続きはない)。
ただし(表示されるマーカーの個数・距離には制限・調整が施されるため)全ての在りかにマーカーが点って見えるわけではない。だいたいは下記のどれかが優先されるようだ。
  • 現在の惑星上にあるもの。
  • ほど近くにあるもの。
  • 新しいもの。
実物表示
設置地点に行くと、本品のポッドが浮いているのが見える。
この表示数にも、何かしらの制限がされている。詳しい条件は不明だが、いち星系で数十個、いち地点で20個ぐらいまでは表示されうるようだ。
接近時
設置点にかなり(15u以下ぐらい?)近づくと、設置者の書き残したメッセージがHUD中央に(旅のマイルストーン昇段時みたいに)表示されてくる。
その地に複数の通信ステーションがあった場合、メッセージ表示はひとつ数秒ずつ、順番待ちで遅れて表示されてくる感じになる。
  • なおこの表示形式は「ネクサスミッションの進展通知」「共同探検のマイルストーン達成通知」などと共用のようで。プレイ状況に「通信ステーションからの表示順番待ち」が溜まっていると、その間、ミッション進行が停滞して見えてしまうことがある。
    • 表示上の問題というだけ。ミッション進行条件のカウントや判定そのものには影響していない。
    • 本作のイベント処理が渋滞している様子に見えたときは、慌てず、安全なところで待機してみるといいかも。ほかにも方法はあるかも。なんにせよ多分、かなり溜まっている時でも、1分程度でこのメッセージ表示は止む。
インタラクト時
直接、照準しインタラクトすると、メッセージ、筆者名を見られる画面になる。
  • その画面では、不適切なケースを運営へ報告できるようにもなっている。趣旨としては「テレポートリストに出てくる『!Report』ボタン」「ディスカバリー画面にある『レポートする』機能」と同じ。
  • 「メッセージを報告する」→「はい」を選択することで目の前から跡形もなく消すことができる。
自分が別プレイデータで置いたものも見えうる
本作は複数のプレイデータ(New Game)を作ることができる。
だが、自分の惑星基地惑星開拓地は「現プレイデータのもの」しか表示されない(「他のプレイデータのもの」は見えない)。
しかし通信ステーションは「どのプレイデータのもの」でも確認できる。
「自分の痕跡をあとで確認したい」「別のプレイデータでも同じ場所に行きたい」といった場合に活用できる。
  • ようは、自分から自分への目印として使える。…が、本品は「置くと消しにくい」「自分だけでなく他プレイヤーにも見えてしまう」ものでもあるので、使う場合はよく考えて。
なお見えるのは、いち星系に1個までと思われる。詳しくは後述 → #設置物としての仕様・注意点
その他
  • おそらく、これの表示にゲームモード間の制限はない。異なるゲームモードで作られた通信ステーションであっても、表示されうる。
    • 過去のバージョンにおいて「ノーマルモードで置かれた通信ステーションが別モードでも見えている」現象が確認されていた。この仕様はv4.52 Omega現在も変わっていないと思われる。
  • おそらく、一部の場面では、置いても他プレイヤーに表示されない(置いた本人その時にしか表示されない)ルールになっている。
    • ポータルのごく近く。
    • 共同探検の「ランデブーポイント」近辺や、進行上必須な地点の近辺。その探検が閉幕したあとどうなるのかは不明。
      • v5.03現在、これは非表示されるルールから外れているもよう。以前のバージョンでは非表示にされていたかもしれないが、少なくともv4期は表示されていた。
      • 共同探検#14にて「ランデブーポイント」近辺かつ、マイルストーン進行に必要な通路に設置された事例が報告された。該当の通信ステーションを調べて通報すれば自分のゲーム内では非表示にできる。

設置物としての仕様・注意点[]

v2.03 Beyond以降のクリエイトモード以外では、スペースアノマリー建設調査ステーションから、#レシピを習得しておく必要がある。

習得後は「各星系内にひとつまで」任意の惑星上に配置できる。だがビルドは「ふたつめ以降」も行える。本品はv4.52 Omega現在…

  • 「いち星系内に2個目を置いた場合」には「1個目がいずれ自動で消える」。
  • 「なんのメッセージも入力していない通信ステーションを置いた場合」には「いま置いたそれ自体が、いずれ自動で消える」。

…という仕組みのようだ。ただちに目の前で消えるわけではない。星系間の移動、ゲーム再起動などを経ると自然と無くなっている。

設置手順
  1. ビルドメニューからビルドする。この時点からもう削除不可。
  2. 照準しインタラクト。
  3. 選択肢「メッセージを残す」「ビーコンを閉じる」から前者を選ぶ。
  4. テキスト入力欄が出る。入力できる字は(本作全般の通例どおり)半角英数と一部記号のみ。文字数は42字までのもよう。
    • 何か入れ決定した場合: 「5.」の状態に変わる。
    • 何も入れず決定した場合: 「3.」の状態のまま。
    • キャンセルした場合: 「3.」の状態のまま。
  5. 選択肢「メッセージを書き直す」「ビーコンを閉じる」が表示される。今後はインタラクトするごとにこの選択になる。
    • 「メッセージを書き直す」でメッセージを再提出し直せる。
      • メッセージの削除(初期化。「3.」状態へ戻す操作)はできない。何も入れず決定した場合、それは、現状のまま、という意味になる。
設置前にメッセージ内容を決めておき、細心の注意を払って設置しよう
ロマンあふれる設備だが、一度設置してしまうとビルドメニューでは変更も撤去もできない。
これの存在はサーバ側に保存されるため、セーブデータをロードし直しても巻き戻らずそのまま残ってしまう。という前提で扱わないといけない。伝わっても問題ないコト・場所でだけ使おう。
景観の阻害などなどの心配を抱きやすいシーンでもあるだろう。使う際はじっくり位置と文言を決めてからビルドしよう。
自作ぶんの移動方法(v4.52 Omega時点)
設置後に「削除する」ことはできない。だが「古いほうは使われなくなる」ルールに頼んで、実質的に「移動する」ことはできる。
  1. 同じ星系にもうひとつ通信ステーションをビルドする。
  2. 照準しインタラクト。
  3. 「メッセージを残す」を選ぶ。
  4. メッセージ欄にテキスト入力し、決定する。未入力だとたぶんダメ。
  5. ねんのため数十秒待つ。セーブもしておくといい。
ゲームを再起動し、状況に戻ってみると。前のひとつは消え去り、新たに作ったひとつだけが表示されているはず(以上のあいだ、サーバとの送受信が正常に行われたのであれば)。
  • 新しいひとつを置き、何か書いてから。「セーブ&リロードする」だけだと、まだ古いものが表示されてきてしまうことが多いようだ。上記で「ゲームを再起動する」ようご提案しているのはこのため。
メッセージモジュールを検討しよう
「自分の惑星基地内にちょっとした案内メッセージ(挨拶とか)を置く」のが目的なら。小回りが利かない通信ステーションよりも、編集自在なメッセージモジュールのほうが最適だ。書き直しも撤去も容易。星系内にひとつという制限もない。

検証情報[]

v4.52 Omega時点 Steam PC版[]

クリエイトモード開始地点を使用。

各プレイヤー各星系に最新のひとつまで有効?(新設すると前の1個が消える?)
おそらく正しい。
  • Fandom英語wiki「Communications Station」に書かれている未確認情報によれば、v3.00 Origins時点では「星系内に3つまで」だったそうだ。だがv4.52 Omega現在の実験では「星系内に1つまで」しか表示されなかった。
  • 「これから消える『前ポッド』」と「かわってこれから有効になる『新ポッド』」とを、必ずしも遠く離して設置する必要はないようだ。
テキスト入力しなかったものは消える?
おそらく正しい。
  • 無言のポッド(メッセージ入力待機中のもの)は、ゲームの再起動後、全て消えていた。下記のいずれでも。
    • インタラクトし、入力欄に何も入れず決定したもの。
    • インタラクトしたが、入力欄を開く選択肢へ進まなかったもの。
    • ビルドしただけで、インタラクトしなかったもの。
サーバ内の情報が、個々のプレイヤー(実プレイ状況)へ反映・適用されるタイミングはいつ?
早くて「ゲーム再起動後」、気長には「後日プレイ時」と思っておいたほうがよさそう。
  • オプション画面からのロード」や「メインメニューに戻ってのプレイデータ再選択」では、状況が変わっていないことがほとんどだった。
  • 本作アプリを終了・再起動しプレイ再開すると、新設したポッドが反映されている(= 過去にその地に置いたポッドが全て消えており、最後の有言ひとつのみ見える状態に変わっている)ことがほとんどだった。
ただしサーバ側の都合によって…つまりその時々によっても、タイミングは違ってくるはず。一定の結果を求められるものではない、とも思っておいたほうがよさそう。
過去バージョンでの「撤去方法」は今も使える?
v4.30 Singularityごろの情報
撤去方法
撤去するには遠く離れた位置にもう一つ通信ステーションを作成しよう。星系内に新しい通信ステーションが作られると古いものは消えることになる。そして新しい通信ステーションには何のメッセージも入力しないこと。こうすれば新しいものも削除される。セーブしてゲームを再起動すると両方とも無くなっていることが確認できる。
再現できなかった。
  • 同じ地に「新たに無言の1個を設置」しゲーム再起動をしても「古いメッセージ有の1個」は消えなかった。作った「無言の1個」が下記のいずれでもダメ。
    • インタラクトし、入力欄に何も入れず決定したもの。
    • インタラクトしたが、入力欄を開く選択肢へ進まなかったもの。
    • ビルドしただけで、インタラクトしなかったもの。
より正確にお伝えすると。実験時、はじめのうち成功せず、途中2度だけ成功したように見え、あとは全く成功しなかった。効いたように見えた2度だけ何が違ったのかはわからない。バックグランドや内部処理による偶然の結果だとしたらお手上げだ。現状での再現・実用は難しそう。
その他
  • 操作上、ビルドする直前なら、建てるポッドの色を指定できる。だが選んだ色は、のちの、自他プレイヤーのゲーム画面へは反映されない。どれを選んで建てられたものでも、標準の白&オレンジ色に見える。
    • v3ごろのネクサスミッションでは、変わった色・模様になっている通信ステーションも、まま見受けられたが。いつごろからか、ポッドの外見は全て統一されるよう、表示のルールが変更されたのだろう。
  • ポッドは、ビルドした時点だと、地表すれすれに見える。だが(ゲーム再起動などののち)サーバから受信し表示されたものは、ポッド1個ぶんぐらい高い位置に浮いて見える。なお向きも設置時とは違っている。
  • ビルドし、ポッドにインタラクトしてから、12秒ぐらい経つと「ぴきゅいーん」とやや小さな効果音が鳴る(通信ステーションのメッセージが画面中央へ大きく映された時に鳴るのと同じサウンド)。これが「送信完了」という意味なのか、別の意味なのか、何でも無いのかは不明。なお連動して何か表示・通知されるわけではない。ちょっと経って一度、効果音が聞こえる、だけ。

ゲーム内テキスト[]

他のトラベラーへのメッセージを作成し、伝達する為のターミナル。

データ[]

  • 消費電力 なし

レシピ[]

入手方法
必要資源

余談[]

上述のとおり現在では、週末ミッション共同探検にて嫌というほど目にすることになるものだが…。実は惑星基地が実装されたv1.1 Foundationにて追加された基地パーツ。

本設備はオンライン要素の先駆けとしてとして、「設置した惑星内に他のプレイヤーが来た時にメッセージを伝える」という目的で実装されたもの。未踏の地にて、他のプレイヤーの痕跡が見えるというのは、実装当時の孤独な旅には心強いものだったが、オンライン要素が完備した現在では形骸化している。

  • v1.1 Foundation:本設備が実装されたこの頃はまだマルチプレイが実装されておらず、他のプレイヤーと出会う機能はなかった。発見の非同期連携を除けば、この設備が唯一の他プレイヤーへのメッセージを伝える手段だった。自分のプレイエリアに他人が訪れることは本当に稀だったので貴重な痕跡となるものだった。
  • v1.2 Pathfinder:他のプレイヤーの惑星基地が共有表示される機能が実装された。つまりこの設備は基地の共有システムの先駆け、試験的存在だったと思われる。とはいえ当時の基地はv1.5以降のように自由に建設できるものではなく一つしか所有できなかったので依然としてこの設備は有用だった。
  • v1.3 Atlas Rises:待望のマルチプレイの実装が行われた。しかし当時は3人称視点やプレイヤーの姿は未サポートだったため、他プレイヤーの姿は光のオーブとして表示された。またマルチプレイを促進するミッションも、マルチプレイのロビーであるネクサスも存在しなかったため、他プレイヤーと遭遇する機会はまずなかった。
  • v1.5 Next:3人称視点やプレイヤーの姿が実装され、マルチプレイのセッションが実装された。惑星基地も自由に複数建設できるようになった。これにより、本設備の存在意義はかなり薄れてしまったが、続く施策が大きな転換となる。
    • v1.58より期間限定のコミュニティイベントが開催されるようになった。多くのプレイヤーが集まるマルチプレイの仕組みが本格的に利用され始めた。そこで本設備が注目され、大いに活用されるようになった。

そして、いまや観光地に落書きを残すことを思い起こさせる行儀の悪い存在となってしまった。振り返れば、もともとは頻繁な利用が想定されたものではなかったのである。このような機能はフロムソフトなどの他社のゲームにも多く見られるものだ。今後はそれらに倣ってもっと目立たなくなるような改善が期待される。

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