銀河貿易ターミナル(Galactic Trade Terminal)は惑星上や宇宙ステーションにあるオブジェクトであり、プレイヤーがビルドメニューで設置できる建築パーツでもある。
概要[]
ユニットでアイテムの売買を行える装置。既存施設に最初から設置されている。プレイヤーの基地にも任意で置くことができる。
形状は4タイプあるが、どれでも機能は同じ。
- 宇宙ステーションや小規模な開拓地では、壁に設置されている。惑星基地の大型の部屋や小型の部屋の壁にも設置可能。
- 交易所や野ざらしのものは、浮遊ボール型になっている。
- 巨大なアーカイブのものは、専用スタンド型になっている。惑星基地のいずれの場所にも設置可能。
- 貨物船基地の専用の銀河貿易室。
あらかじめ設置されているものについて[]

屋外の銀河貿易ターミナル

惑星の野外にて空中に浮遊しているタイプは通信ステーションの色違いの見た目をしていて、すぐ近くにマニュアルセーブ可能なマーカービーコンがある。
ネクサス#遭難した生命体を救助するの進行中に指定される端末は、この施設を流用している。
v4.6 Orbitalにて宇宙ステーションにあるタイプの外観が変更された。
惑星基地パーツについて[]
立方体の部屋・大型の部屋・水中の部屋で、室内の壁に設置し使用できる。立方体に設置したものは裏側から壁越しに使うこともできる。
v3.6以降は、壁へ付けない、単独スタンド型の置き方もできるようになった。また動作に電力が不要となった。
ゲーム内テキスト[]
- 資源や商品を売る市場へのアクセスを
即座に可能にする貿易ターミナル。
データ[]
- 3.6以降
- 消費電力 なし
- 3.53以前
- 消費電力 15 kP
- これ自体に送電線の端子はないので設置した部屋に給電する必要がある。
レシピ[]
- 入手方法
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- スペースアノマリーの建設調査ステーション
- 必要回収データ:10
- 惑星基地関連ミッションの基地の拡張
- 必要アイテム:回路基板ほか
- スペースアノマリーの建設調査ステーション
- 必要資源
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- 磁化フェライト:25
- マイクロプロセッサー:3
スナップ配置情報[]
- 接続:壁、スロープパネル、窓、ドア、電動ドア、アーチ、切妻屋根
機能について[]
開拓地や宇宙ステーションにあるものと同様、アイテムの売買を行える装置。惑星基地のものは、エクソスーツのアイテムケースとやり取り可能(貨物船に物質転送ビームをインストールしてあるなら貨物船とも可能)。貨物船基地のものは、スーツ・宇宙船・貨物船のアイテムケースとやり取り可能。
販売個数や取引価格は、その星系の経済に基づく。
貨物船内では、フリゲート報告からもたらされる大量の成果をすぐさま処分するのに便利。宇宙ステーションがない無人の星系において、確実に使える唯一の売買設備でもある。
品揃えについて[]
本作はプロシージャル生成が売りになっているが、品揃えもその自動生成によって作り出されているようだ。この自動生成は生成のキーとなる「シード値」が必要だが、おそらく「星系のシード値」と「星系内の座標」を組み合わせたものではないかと推測される。もっとも完全に自動生成なのではなく、設置場所によって出現の有無が決められているものもある。
- 星系には経済に基づく貿易財があり、まずデフォルトでそれらがラインナップされる。
- 宇宙ステーションでは配線繊維が在庫に含まれることが多い。宇宙ステーション内の二つの銀河貿易ターミナルがあるが座標が微妙に異なるため、異なる品揃えになっている。
- 交易所や開拓地では宇宙船発射燃料やナビゲーションデータが品揃えに含まれることが多い。
- 惑星基地や貨物船基地内の銀河貿易ターミナルは、その基地のコンピューターの「座標」をキーとして品揃えを生成する。貨物船基地内には基地のコンピューターはないが基地マークが出ることからどこか基準点があると思われる。同じ基地内に複数銀河貿易ターミナルを設置してもすべて同じ品ぞろえになる。
- 交易所や開拓地に間借りした基地を作ると、そちらの貿易ターミナルと基地の貿易ターミナル、両者の品揃えは異なったものになるので、多くの品目を手早く補給できる拠点として重宝するだろう。
- 惑星基地や貨物船基地に複数設置しても同じ品ぞろえになり在庫も共有していることからあまり意味はない。ただし広い基地を作った場合のアクセス性の向上にはなる。
在庫数について[]
銀河貿易ターミナルから品を買うと、その星系内での、その品の販売個数が減る。のちプレイしていると自動でいつのまにか、売り場それぞれの最大個数まで回復している。…ように見える。
だがじつはv4.08 Waypoint現在、販売個数のカウントは「売り場それぞれ」ではなく、下の「2区分それぞれ」で扱われている。複数の売り場が、共同の在庫数を参照している。
- A. 宇宙ステーションの銀河貿易ターミナル
- 個々のステーション備え付けの売買ネットワーク。次のどれかが該当する。
- 一般的な星系では壁面2か所。
- 放棄された星系では1か所。
- 無法者ステーションではブラックマーケット商人1名。
- B. ステーション外の銀河貿易ターミナル
- 個々の星系内で全般に使われている売買ネットワーク。次のものらが該当する。
同じ星系の、同じ区分の、同じ品は、在庫数が連動している。
- たとえば、小規模な開拓地のすぐそばに、惑星基地を作って銀河貿易ターミナルを置いたとする。どちらの施設も区分は「B.」。なので、自基地のターミナルで金属プレートを買い占めると、開拓地のターミナルでも金属プレートの在庫が減る。
- なお宇宙ステーションのターミナルは別区分「A.」なので、この場合、ステーションの金属プレート在庫数は減らない。
- 別星系の在庫数にも影響はない。
同じ区分の中でも、地点によって#品揃えや、各品の最大個数は異なる。だが前述のとおり、同じ区分の同じ品なら、別地点でも在庫数は連動している。
- たとえば。宇宙ステーションのミッションボード横にあるターミナルでは配線繊維が40個売られており、談話室にあるもうひとつのターミナルでは60個売られているとする。先に前者で40個を買い占めると、後者の在庫は20個になる。先に後者で60個を買い占めると、後者も前者も同時に在庫がゼロになる。
- つまりこの場合、2機あるターミナルのどっちから買おうと、「A.」区分から一気に買える総数は60個までだった、というわけ。
- 簡単に言えば。ある品を大量に買いたいときは「それが多めの個数で売られている売り場を『A.』で1つ、『B.』で1つ見つける」のが得策になる。
- もしくは下記の、何度でも買える売買相手をあたろう。
- 補足 - 上の2区分どちらでもない場面
- v4.08 Waypoint現在、以下の場面の在庫数は銀河貿易ターミナルの在庫数と、全く連動していない。独立した、その場かぎりの一時的なカウントが使われている様子。需給の概念(売却価格の動的な値下がり)も起こらない。下記での売買は、販売数の枯渇や、相場の変動を気にしなくて済みそうだ。
- 宇宙船パイロット全般
- 在庫数は各人ごと。別人へ向かい続けることで、欲しいアイテムを何度でも買える。
- 貨物船ハンガーに来るものでも、交易所や惑星開拓地など地上に来るものでも。おもな品揃えは栽培の植物、生命体の嗜好品。ほかランダムで三重水素やパグニウム等。
- 宇宙ステーション内に来た宇宙船パイロット
- 在庫数は各人ごと。別人へ向かい続けることで、欲しいアイテムを何度でも買える。
- なお上の、全般的な生命体パイロットとは品揃えが大きく違う。資源・合金・部品をよく売っている。
- 宇宙ステーションにいる、アップグレードモジュールの商人
- 在庫数は各人ごと(通常の星系では各品1個まで。無法者星系では各品1~3個まで)。
- 時間経過で回復しない。「セーブデータのリロード」「別星系からのテレポート移動」などに伴い、その星系がプレイフィールドとして再構築し直されると全回復する。
- 小規模な開拓地や巨大なアーカイブにいる、部品&設計図の商人
- 不明・未調査。過去のバージョンではセーブデータをリロードするだけで全回復したケースもあったようだが、未検証。
在庫数の回復について[]
減った在庫数は、ずっとそのままになるわけではない。いつかは初期値に戻る。ただし品によってはかなり時間がかかる。
- プレイヤーからの同アイテム売却による個数回復
- プレイヤーからあるアイテムを売ると、その星系の、その区分の、その品は、在庫数が増加する。
- その際「売買相手がその品を売っている」のであれば「その販売個数」に「いまプレイヤーが売った数」が加算される。そして一時的に「その売り場本来の販売上限個数」を超えた状態になりうる。その超過状態は、プレイ時間の経過とともに「本来の販売上限個数」へと減ってゆき、最終的に元通りになる。
- なおプレイヤーから大量に売りつけた品は、価格が(販売・買取ともに)低下する。過去のバージョンでは、この価格操作を利用した金策テクニックがあった。v4.08 Waypoint現在はバランス調整がされたためあまり有用ではない。詳しくは → 効率のいい金策#価格の変動を逆手にして稼ぐ。
- 全般的な自動回復
- プレイヤーが特に何もしなくても、各区分の各品は、個数が自動で回復してゆく。その結果ゲーム上の見た目としては、各売り場の販売上限個数に落ち着く(= 初期値になる。元通りになる)。
- なお「各区分の最大値」が内部処理上、個数(±数十万個?)で管理されているのか、割合(?~100%)で管理されているのかは不明・未検証。おそらく、在庫数は品ごとの個数でカウントされており、その「現在値」と「星系ごとの基準値」をくらべることで価格変動や在庫回復が算出されている…のだと推察されるが筆者の勘違いかもしれない…。
- 回復が進んでほしい星系内に滞在しておく必要はない。全在庫の自動回復はプレイ中、バックグラウンドで、過去の全星系ぶんが同時に進められている。
- このプレイ時間経過に伴う自動回復の速度は「#上述の区分」「品」によって異なる。
- v4.08 Waypoint現在、検証不足だが大筋としては、ゲーム性をより高めるために下記のような差異・グラデーションがつけられているものと思われる。
- 資源
- かなり早め。2秒弱で1~3個くらい。400個程度ならすぐ元通りになる。
- 消耗品・部品・合金
- 遅め。数個の再入荷に数分かかる。とはいえ、数時間プレイしていれば元に戻るぐらい。
- 貿易財
- ひじょうに遅め。数時間ていどでは、上限個数の半分も回復しないと思われる。
- かつ「A. ステーションのターミナル」と「B. そのほか星系内全般」とで、回復速度に違いがありそうだ。おそらく「A.」のほうが「B.」より倍以上、速く回復する。しかしプレイヤーへの販売価格は「B.」のほうが割引率で優れている。
- なお売買場面を映している間や、ゲーム全体を一時停止させている間は、自動回復が完全に止まる。
補記[]
そのほか、未整理情報など。