No Man's Sky (ノーマンズスカイ) 日本語Wiki
タグ: ビジュアルエディタ
(3人の利用者による、間の127版が非表示)
3行目: 3行目:
   
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
  +
v2.03から一部の設備に電力が必要になった。電力は発電設備と電力消費のあるパーツを送電線を繋いでいくことで伝えられる。パーツを数珠つなぎに繋いでネットワークのようにしていくことが可能だ。この送電線のネットワークを電力網(''Grid'')と呼ぶ。電力網は発電量が消費量を上回っていれば動作するが、消費量のほうが高いとダウンしてしまう。その場合は発電設備を増設しよう。
v2.03から一部の設備に電力が必要になりました。その運用方法や必要電力量など調べていきたいと思います。
 
  +
ぜひご協力願います。
 
 
;単位Pについて
 
;単位Pについて
:本作の電力の単位は「Power」で表されるようです。「kP」はキロパワー。
+
:本作の電力の単位は「Power」。「kP」はキロパワー。
   
==電力が不要な主な設備==
+
==電設備==
 
電力の消費量は発電機や電池で見ることができる日本語モードでは表示がはみ出てしまい確認できない場合があるこれでも改善されているのだが…。一時的に言語をEnglish(United States)に変更すると確実確認でき
;中型・大型精製機
 
:中型・大型精製機は普通に考えれば電力が必要なはずの設備だがなくても動くようになっている。基地の再建が厳しくなるためと思われる
 
:ただし中型は設置できる場所が大きく限られるようになってしまった。木製プレハブなどのベーシックパーツや貨物船には設置できない。そのかわり大型は地面でも設置できてしまう。地面に設置したいニーズがあるなら今のうちに設置してしまおう。
 
   
 
;[[バイオ燃料リアクター]](発電:50kP)
;供給タンク
 
 
:[[ファイル:バイオ燃料リアクター.png|thumb|120px|バイオ燃料リアクター]]1時間動作させるために[[炭素]]×1200が必要。つまり1分で20消費する。テレポートの利用には十分だろう。
:抽出器には電力が必要だが、供給タンクには電力は必要ないようだ。停電マークが出ているが動作する。いまのところ。
 
  +
:*ゲームの初期段階では有用なパーツではある。基地テレポートモジュールは基地に戻ってくるときは通電している必要はないので、利用料金感覚で炭素を投入できそうだ。
  +
  +
{{clr}}
 
;[[ソーラーパネル]](発電:~50kP)&[[電池]](蓄放電:50kP)
  +
:[[ファイル:ソーラーパネル.png|thumb|120px|ソーラーパネル]][[ファイル:電池.png|thumb|120px|電池]]ソーラーパネルの発電は3段階あり、日中はパネルが開き50kP発電する。夜明けもしくは夕暮れの状態で25kP発電する。夜間は発電できない。日中に電池に蓄電して夜間の電力を確保する必要がある。
  +
:*'''50kP必要な毎にソーラーパネル2つと電池1つをセットで用意'''することで概ね常時利用できるが、惑星の昼夜のバランスは場所によって変動するので調整が必要な場合もある
  +
:*パネルは本当に日が差すところに置く必要はない。部屋の中や洞窟などに設置しても問題なく発電できる
  +
:*円柱状の部屋やガラスの立方体部屋に設置するときれいにスナップでき配線不要
  +
:*ポール(地理極)付近には日が沈まない白夜の地域がある。そこでは24時間発電できる。ただし常に夕方なので発電量は25kP。探しやすいのは北極。惑星座標(90, ?)付近にある
  +
  +
{{clr}}
 
;[[電磁気発生機]](発電:Cクラス150kP、Bクラス220kP、Aクラス250kP、Sクラス300kP)
 
:[[ファイル:電磁気発生器.png|thumb|150px|電磁気発生器]]電磁気のホットスポットより24時間絶えることなく発電してくれる。ホットスポット探さなければならない。詳細は[[調査デバイス]]を参照
  +
:*電磁気スポットが基地コンピュータから300u以上離れている場合は、基地を拡張するテクニックが必要になる
 
:*電磁気発生器は大量に設置でき力網に繋ぐだけ電量を増やすことができる。Cクラスでも増やしていくことで十分な電力を確保できるだろう
  +
:*発電可能範囲はホットスポットから高度に関係なく発電できるようだ。したがって空中基地はスポット上空に作ることで可能。少しでもスポットから離れると発電量は減衰するので横に広げるより積み重ねた方が良い。設置の制限はかなり少ない。
  +
  +
{{clr}}
   
 
==電力が必要な主な設備==
 
==電力が必要な主な設備==
{| border="0" cellspacing="1" cellpadding="1" style="width:500px;" class="article-table"
+
{| border="0" cellspacing="1" cellpadding="1" style="width:300px;" class="article-table"
 
|+消費電力一覧
 
|+消費電力一覧
 
|-
 
|-
23行目: 39行目:
 
! scope="col" |消費電力(kP)
 
! scope="col" |消費電力(kP)
 
|-
 
|-
|基地テレポートモジュール
+
|[[基地テレポートモジュール]]
 
|20
 
|20
 
|-
 
|-
|銀河貿易ターミナル
+
|[[銀河貿易ターミナル]]
 
|15
 
|15
 
|-
 
|-
|貯蔵コンテナ×10
+
|貯蔵コンテナ(単体)
|50
+
|5
 
|-
 
|-
 
|バイオドーム
 
|バイオドーム
 
|50
 
|50
 
|-
 
|-
|水栽培トレイ
+
|水栽培トレイ
 
|5
 
|5
 
|-
 
|-
|水栽培トレイ大
+
|水栽培トレイ大
 
|20
 
|20
 
|-
 
|-
|外見変更モジュール
+
|[[外見変更モジュール]]
 
|50
 
|50
 
|-
 
|-
|鉱物抽出装置
+
|[[鉱物抽出装置]]
 
|50
 
|50
 
|-
 
|-
|ガス抽出装置
+
|[[ガス抽出装置]]
 
|50
 
|50
 
|-
 
|-
|短距離テレポーター
+
|[[短距離テレポーター]]
 
|5
 
|5
 
|-
 
|-
74行目: 90行目:
 
|0
 
|0
 
|-
 
|-
|家畜ユニット
+
|[[家畜ユニット]]
 
|20
 
|20
 
|-
 
|-
|自動フィーダー
+
|[[自動フィーダー]]
 
|20
 
|20
 
|-
 
|-
|体力ステーション
+
|[[体力ステーション]]
 
|10
 
|10
 
|-
 
|-
|危険防御ユニット
+
|[[危険防御ユニット]]
 
|10
 
|10
  +
|-
 
|[[ライトボックス]]
  +
|1
  +
|-
  +
|[[ライトフロア]]
  +
|1
  +
|-
  +
|[[バイトビートデバイス]]
  +
|3
 
|}
 
|}
   
;基地テレポートモジュール
+
;[[基地テレポートモジュール]]
 
:直接端子に電力を供給しても良いが設置した建物から給電することもできる。
 
:直接端子に電力を供給しても良いが設置した建物から給電することもできる。
 
:テレポートモジュールが電力を必要とするようになったので発電設備を持たない基地というのは考えられなくなった。
 
:テレポートモジュールが電力を必要とするようになったので発電設備を持たない基地というのは考えられなくなった。
 
:テレポートモジュールだけなら20kPしか消費しないのでソーラーパネルx1、電池x1だけで維持可能。
 
:テレポートモジュールだけなら20kPしか消費しないのでソーラーパネルx1、電池x1だけで維持可能。
   
;銀河貿易ターミナル
+
;[[銀河貿易ターミナル]]
 
:設置した建物に給電する必要がある。
 
:設置した建物に給電する必要がある。
   
;貯蔵コンテナ
+
;貯蔵[[コンテナ]]
:端子に給電するか、通電した建物と連結する必要がある。10個セットなので、ソーラーパネル一つ分をまるまる消費することになる。電源から分離したほうが良いだろう。通電してなくてもアイテムケースメニューで利用できる。
+
:端子に給電するか、通電した建物と連結する必要がある。10個セットなので、ソーラーパネル一つ分をまるまる消費することになる。通電してなくても[[アイテムケース]]メニューで利用できるので、すべての基地で電源に接続する必要はないと思われる。
  +
:v2.21より隣接する貯蔵コンテナ同士で導通するようになったため、地面に隣接して設置している場合などは全ての端子につなげる必要は無くなった。
:水中基地でX型通路を使って設置している場合は奥の通路に電力が伝わらない問題があるようだ。立方体の部屋に置換えよう。ただし、以前のバージョンの基地とは微妙に丈が異なる場合があるようで、上手く設置できるかはわからない。セーブしてからやろう。
 
   
 
;バイオドーム
 
;バイオドーム
:建物側面に端子に給電するか、通電した建物と連結する必要がある。v1.5から通路を連結しても栽培数は減らないようになっていたが、v2.03からまた通路一つにつき3つ栽培数が減てしまうようになった。短距離テレポーター運用当面難しい。
+
:建物側面に端子に給電するか、通電した建物と連結する必要がある。v1.5から通路を連結しても栽培数は減らないようになっていたが、v2.03から通路を作た後は設置できなくなった。作る前なら設置きる。v2.14からすぐに設置限界達すようなこと無くなり、v2.21から天井に一括に収穫できる装置が付た。結果的にバイオドームの利便性はとても高くなっている
   
;水栽培トレイ
+
;水栽培トレイ
:設置した建物に電力を供給する必要がある。
+
:端子に給電するか設置した建物に電力を供給する必要がある。貨物船では配線不要。インテリア的な使い方が主だろうか
   
;水栽培トレイ大
+
;水栽培トレイ大
:設置した建物に電力を供給する必要がある。4つあればバイオドームと同じだけ栽培できるが電力はバイオドームのほうが少ない。
+
:端子に給電するか設置した建物に電力を供給する必要がある。貨物船では配線不要。4つあればバイオドームと同じだけ栽培できるが電力はバイオドームのほうが少ない。
   
;外見変更モジュール
+
;[[外見変更モジュール]]
 
:直接端子に電力を供給しても良いが設置した建物から給電することもできる。
 
:直接端子に電力を供給しても良いが設置した建物から給電することもできる。
   
;鉱物・ガス抽出装置
+
;[[鉱物抽出装置]][[ガス抽出装置]]
:直接端子に送電線で電力を供給しなければならない。しかもタンクとセットで運用し供給パイプでも繋ぐ必要がある。
+
:直接端子に送電線で電力を供給しなければならない。しかも供給タンクとセットで運用し供給パイプでも繋ぐ必要がある。普通の鉱脈には使えない。[[調査デバイス]]でホットスポットを探す必要がある。[[電磁気発生機]]と同様にホットスポットに密集させる必要があるので、積み上げるように設置することになるだろう
  +
[[ファイル:鉱物抽出装置.png|120px|鉱物抽出装置]][[ファイル:ガス抽出装置.png|120px|ガス抽出装置]]
   
;短距離テレポーター
+
;[[短距離テレポーター]]
  +
:直接端子に電力を供給しても良いが設置した建物から給電することもできる。v2.13よりテレポートケーブルが機能するようになったがケーブル敷設距離がわずか200uになってしまい、1000u以上繋げたころに比べると使用用途が非常に限られるようになってしまった。
:直接端子に送電線で電力を供給しなければならない。
 
:*テレポート用の線が動作しておらず、送電線で飛び先が決まってしまう。送電線網の中に3つ以上のテレポーターがあると飛び先が制御できなくなる。
 
:*逆を言うと送電線だけで飛ぶことができる。テレポート用の線は継ぎ足しができないので遠距離の設置は困難だが、送電線にはそのような制限がないため、設置の自由度は上がっている。
 
:*後述するテクニックを使えば1000u以上のテレポートも可能になるが、あまりにも遠方に飛ぶと周囲のオブジェクトに当たり判定が設定されておらず地面を突き抜けて落下する可能性がある。このような場合は移動後しばらく待ってから地面に降り立とう
 
:*送電線や供給パイプ、あとテレポート用の線の敷設状態を維持したまま移動できる。現状電源だけで移動できるが将来の変更が心配なのでずっと使うテレポートはテレポート用の線も繋いでおこう。
 
:*短距離テレポーターx2だけなら10kPしか消費しないのでソーラーパネルx1、電池x1だけで維持可能。さらに大型の部屋とドア(計11kP)を追加しても維持できる。
 
   
;電動ドア、ホログラムドア
+
;ドア、ホログラムドア、電動ドア
:給電すると閉じてしまうタイプのドアの場合工夫が必要だ。近接スイッチだけではうまくいかない。電力変換器を使うと近接スイッチが通電したら切断する回路が作れる。電力変換器は三つ端子があり、両端が普段は通電している。真ん中の端子が通電すると両端が切断されるのでここに近接スイッチを取り付ける。セーブをロード後に上手く働かなくなることがあるようだ
+
:給電すると閉じてしまうタイプのドアの場合工夫が必要だ。近接スイッチだけではうまくいかない。電力変換器を使うと近接スイッチが通電したら切断する回路が作れる。電力変換器は三つ端子があり、両端が普段は通電している。真ん中の端子が通電すると両端が切断されるのでここに近接スイッチを取り付ける。
  +
:そんな面倒なことをするより素直にホログラムドアを使うのが間違いない。
  +
:v2.21より動作しなかった電動ドアが動作するようになったが、大型シャッタードアは削除となった。
   
 
;円柱・四角部屋、通路
 
;円柱・四角部屋、通路
132行目: 155行目:
   
 
;カラーライト
 
;カラーライト
:直接端子に送電線で電力を供給しなければならない。ひとつ1kPなので意外と消費する。
+
:直接端子に送電線で電力を供給しなければならない。ひとつ1kPなので意外と消費する。しかし、端子が無いパーツに通電できたり、目立つ中継ぎ部分に使えたりと意外に用途はある。
   
==電設備==
+
==電力が不要な主な設備==
 
;[[中型精製機]][[大型精製機]]
電力の消費量は発電機や電池で見ることができるが、日本語モードでは表示がはみ出てしまい確認できない。現状は一時的に言語をEnglish(United States)に変更する必要がある。残念なことに他の基地へ電力を供給することはできない
 
 
:中型・大型精製機は普通に考えれば電力が必要なはずの設備だがなくても動くようになっている。基地の再建が厳しくなるためと思われる
;バイオ燃料リアクター(発電:50kP)
 
:1時間動作させるために[[炭素]]×1200が必要。つまり1分で20消費する。テレポートの利用には十分だろう。
 
:ゲームの初期段階では有用なパーツ。基地テレポートモジュールは基地に戻ってくるときは通電している必要はないので、利用料金感覚で炭素を投入すればよい。しかしあるだけ投入してしまうので、一旦小分けしたものを残して精製機や貯蔵コンテナに移すなどが必要。精製機に入れた場合はそのままにすると消えてしまうので回収してからテレポーターを使うこと。実にスマートさに欠けた運用だ。
 
   
 
;[[供給タンク]]
;ソーラーパネル(発電:~50kP)&電池&スイッチ類
 
  +
:[[ファイル:供給タンク.png|thumb|120px|供給タンク]][[供給パイプ]]で抽出機や供給タンク同士を接続する。タンクの数が増えるほど格納量が増えていく。気合を入れてたくさん設置しよう。
:'''50kP必要な毎にソーラーパネル2つと電池1つをセットで用意'''することで安定して電力を供給し続ける。ソーラーパネルは日中しか発電できないので常時利用するには電池が必要。そして電池に充電するためのパネルがもう一枚必要。ちなみにパネルは本当に日が差すところに置く必要はない。
 
  +
:ただし、異なる資源のタンク同士を接近させないように注意。資源が混ざると停止してしまう。どうもケーブルの接続は厳密に処理されておらず、なにかが簡略化されているようだ。
:スイッチで節電するより電源容量を考えて設置したほうが楽だ。
 
  +
:供給タンクには電力は必要ない。端子が複数ついているが全くの無意味。しかも通電しないので分配機としても使えない。
*基地テレポートモジュール一基であれば、20kPしか消費しないのでソーラーパネルx1、電池x1で運用できる。
 
   
  +
{{clr}}
;電磁気発生(発電:Cクラス150kP、Bクラス220kP、Aクラス250kP、Sクラス300kP)
 
:24時間絶えることなく発電してくれるが、電磁気スポット探さなければならない。マルチツールに[[調査デバイス]]を付けて捜索しよう。詳細は[[調査デバイス]]を参照
 
:発生器の設置はそこが基地コンピュータから<s>300u以内である必要</s>がある。※300uは初期サイズだがこれを広げたり回避するテクニックがある。詳細は次節参照。
 
:電磁気発生器は複数設置できる。送に繋いけば量を増やすことができる。Bクラス以上のほうが手間が少ないがCクラスでも増やしていくことで十分な電力を確保できるだろう。特に制限なく設置できるようだ。
 
:中央に必死に寄せなくてもかなりの範囲の余裕がある。ホットスポットから高度に関係なく200u以内であれば発電できるようだ。ただし150uを超えると急激に減衰する。つまりホットスポット近くに作った基地は分散して電源を確保することもできる。
 
   
 
==ホットスポットを活用した基地==
 
==ホットスポットを活用した基地==
 
;ホットスポットを利用した基地を建てよう
 
;ホットスポットを利用した基地を建てよう
:新設するなら付近にガス、地下鉱脈のスポットがないか調べ、だいたい中心に基地コンピュータを設置しよう。探し方は[[調査デバイス]]を参照。
+
:新設するなら付近に電磁気、地下鉱脈のスポットがないか調べ、だいたい中心に基地コンピュータを設置しよう。探し方は[[調査デバイス]]を参照。
  +
  +
;[[ロケットブースト]]が有用
  +
:[[調査デバイス]]使用中やケーブル敷設中は殴りブーストできなかったりしにくかったりする。そんな時は[[ロケットブースト]]が役に立つ。Xボタンをダブルタップすると前方ジャンプする。ジェットの節約のため飛行中は指を離し、着地に合わせてXボタンを長押しとする。すると連続ジャンプになる。十分動作モジュールをつけておけば結構な距離を移動できるはずだ。見にくいフィルターがかかったエキゾチック惑星で分析レンズを使いながら移動するときにも使える。
   
 
;資源の内訳を知るには
 
;資源の内訳を知るには
:ホットスポットのマーカーを分析レンズで見ると出ている。ちなみに本作で最も高価な鉱物は[[活性化インジウム]]。これをどんどん掘り出すプラントを目指すのもいいかもしれない。
+
:ホットスポットのマーカーを分析レンズで見ると出ている。ちなみに本作で最も高価な鉱物は[[活性化インジウム]]。序盤は[[コバルト]]も悪くない。これをどんどん掘り出すプラントを目指すのもいいかもしれない。
   
 
;ホットスポットのマーカーは調査モードにすると見える
 
;ホットスポットのマーカーは調査モードにすると見える
:ホットスポット同士がどれくらい離れているか知ることができる。ただし地域にいないと資源の内訳は分からない。
+
:ホットスポットがどれくらい離れているか知ることができる。ただし地域にいないと資源の内訳は分からない。
   
;ビーコン有用
+
;セーブ用ビーコン有用
:目印は一つしか打てないし、ホットスポットのマーカーはセーブをロードしなおしたり、基地テレポートモジュールを使うなどすると忘れてしまう。探しなおすことを考えるならビーコンを設置したほうが楽だ。ただし調査モードにするとビーコンのマーカーが出なくなってしまう。ロードしなおすと表示されようになる
+
:目印は一つしか打てないし、ホットスポットのマーカーはセーブをロードしなおしたり、基地テレポートモジュールを使うなどすると忘れてしまう。ビーコンを設置したほうが楽だ。ただしビーコンは目印にはなっても距離が表示されない。また同じ惑星上に5つまでしか設置できない。うまくやりくりしよう。
   
  +
==基地の領域拡張テクニック==
;ホットスポットがCクラスでも問題はない
 
  +
ビルドメニューを開いたとき基地の建設パーツが並ぶのは、基地コンピュータから300u以内に立っていた場合に限られる。さらに距離をとると、メニューに並ぶのは基地の敷地外でも設置できるものだけになる。これは立っている位置に対しての制限であって、範囲内から範囲外に建物を設置することは可能。
:ホットスポットにもクラスがあるが、複数機器を設置すれば問題ない。その分資源や電力が必要だが、気に入った場所に勝るものはないだろう。
 
   
  +
Next v1.5の[https://www.nomanssky.com/next-update/ リリースノート]の「BASES」に次の記述がある。
;建物も基地コンピュータの隣に建てる必要はない
 
  +
:''・Increased base building radius and made it '''expandable'''''(基地建設半径を増加し、'''拡張可能'''にしました)
:あまりにも遠い場合は、短距離テレポーターを設置しよう。テレポーターがうまく認識されないと基地コンピュータに現れる場合がある。
 
  +
拡張方法が書かれていないが、エクソクラフトのレース場を作ると明らかになる。本作はレース場が作れるようにパーツが用意されている。しかしNext当時の基地の範囲は200u以内の仕様でありレース場には狭すぎた。しかし-
   
  +
実際にレース場を作ってみると、どこまでも距離制限を超えて道のパーツとして敷石を敷き詰めていける。これは一体どのような仕様になっているのだろうか。
;あとちょっとなのに届かない!!
 
  +
:基地コンピュータから300uという制限は実は固定のものではない。このテクニックを利用すると1000u以上の広大な領域を事実上の基地として利用できる。もちろんその設置は困難が伴うし、いつ使えなくなっても文句は言えないものだが、ホットスポットの登場でこのテクニックを使い倒す必要が出てきた。
 
  +
;設置したパーツの周りにボーナス領域ができる
:*範囲の境界から外側に何かパーツを設置できればそこを中心に80u程度設置可能範囲となる。海外では80uボーナスとして知られている基本テクニックのようだ。このボーナス領域はたまに無視されてしまう。その場合はセーブ&ロードすると再び利用できるようになることを覚えておこう
 
  +
:敷石に限らず何かパーツを設置できればそこを中心に80u程度のボーナス領域が発生する。ここに立つとビルドメニューに建設パーツが現れる。レース場の場合パーツを敷き詰めていくことで自然に領域を拡張していたわけだ。連続した領域である必要はなく、建築カメラで敷地外に設置すれば、飛び石のようにボーナス領域が作られる。
:*建築カメラを利用すると範囲を大きく超えてパーツを設置できる。建築カメラの移動範囲は素早くオフオンとすることでリセットできる。これを繰り返すと遠方まで進んでパーツを設置できる。もちろんこのパーツにも80uボーナスが発生する。
 
  +
:*この拡張は送電線でも可能だ。送電線で作られるボーナス領域は始点を中心としたものなので、必ず長く伸ばした先に短い部分を加えるようにしよう。そうすればそこまで進んだ時に再び送電線を設置できる。
:*このテクニックを使えば短距離テレポーターで驚くほどの距離を一瞬で移動できるようになる。
 
  +
:*ボーナス領域はたまに無視されてしまう。その場合セーブ&ロードすると認識されるが、作業前に一度実施しておくといいだろう。テレポートで移動するとまたセーブ&ロードが必要になる場合がある。
  +
:*1000uを超えたり、雲より上の高度ではボーナス領域は発生しないようだ。これが本当の基地の範囲と言えるのかもしれない。
  +
  +
;建築カメラ
 
:建築カメラの間はビルドメニューは変化しない。建設パーツが並ぶ状態維持したままにできる。そしてカメラの移動範囲は素早くオフオンとすることでリセットできる。これを繰り返すと遠方まで進んでいきなりパーツを設置できる。
  +
:*建築カメラが400u程度離れるとキャラの周りの地面や建物が負荷軽減処理によって非表示になりキャラが落下し、カメラが解除されてしまう。作業前に電池などの工業パーツの上に乗っておこう。工業パーツはカメラが遠方に離れても消えにくい。
  +
:*落下対策さえすれば1000uを越えた位置や、雲の上の基地にパーツを設置できる。ただしそのような限界を超えた建築では常に建築カメラを通してしか作業できないのでちょっとした手直しにも苦労することになる。
  +
:*建築カメラは範囲をリセットすると、送電線や供給パイプの引っ張った状態もリセットされてしまう。これらの敷設では苦労することになる。
  +
  +
;宇宙に達するような基地は削除されてしまう
  +
:建築カメラを利用すると雲の上に基地を作ることは可能だが、宇宙に達するような基地を作ると削除されてしまう。
  +
  +
;基地範囲外に設備を設置したり送電線等をつなぐための手順
  +
:念のためセーブ&ロードしてから実施しよう。作業中にこれを行うとホットスポットのアイコンが消えてしまうので注意。
  +
:#ホットスポットを探索し、発見したらビーコンを置く[[ファイル:1000u中継ポイント.png|thumb|300px|1200uのホットスポットと結ぶ中継点の例]]
  +
:#ビーコン目指して、送電線で基地を拡張する。200uしか伸ばせないので細切れに地面に敷設していく。
  +
:#ホットスポットに機器を設置し、基地のメインの電源網から送電線を引き、供給パイプもつなぐ[[ファイル:1000u中継ポイント2.png|thumb|送電線をカラーライトで中継。]]
  +
:#*ホットスポットが基地から1000u以上の距離の場合、中間ポイントにメインの電源網のカラーライトなどで仮設置、資源のホットスポットなら供給タンクも設置し基地側のタンクとつなぐ。
  +
:#*あとは建築カメラを使って作業する。
  +
  +
;複数の基地間で設備を融通する
  +
:あまり意味のある方法ではないが、基地の範囲が重なっていると、ビルドメニューで△ボタンを押すことでどちらの設備を設置するか選択することができる。この範囲はボーナス領域でも可能。ただし、基地を削除するとき何が削除されるのかいまいち判別がつかなくなる。
  +
  +
{{clr}}
   
 
==送電線の工夫==
 
==送電線の工夫==
 
;綺麗に配線するには
 
;綺麗に配線するには
 
:実は送電線は何もないところで打ち切るとそこが端子になる。壁を綺麗に這わせて複数の機器に分岐することもできる。ちょっとした工夫でかなり見栄えが良くなる。
 
:実は送電線は何もないところで打ち切るとそこが端子になる。壁を綺麗に這わせて複数の機器に分岐することもできる。ちょっとした工夫でかなり見栄えが良くなる。
  +
:v2.40より電気クローキングユニットが実装された。基地内に設置すれば送電線がビルドメニューを開いている時のみの表示となる。
   
 
;送電線で絵を描く
 
;送電線で絵を描く
 
:脱線するがせっかく自由に送電線が配置できるのだから、絵を描くということも可能。送電している青い線と断線している赤い線が使える。
 
:脱線するがせっかく自由に送電線が配置できるのだから、絵を描くということも可能。送電している青い線と断線している赤い線が使える。
 
;送電線の上にパーツを設置できる
 
:この方法を使うと普段は地面にしか設置できないパーツ、例えば供給タンクなどを屋内や交易所内に設置できてしまう。
 
   
 
;地下配線
 
;地下配線
190行目: 233行目:
 
:これは供給パイプにも使えるが、供給パイプは折り曲げることはできても打ち切ったところに繋ぐということはできないので注意。
 
:これは供給パイプにも使えるが、供給パイプは折り曲げることはできても打ち切ったところに繋ぐということはできないので注意。
   
  +
==気になる設備==
;建築カメラのオフオンを利用して基地範囲外に設置した設備と送電線をつなぐには
 
:プレイヤーが出向くのが困難な場所は建築カメラで移動するしかない。しかし建築カメラのオフオンで範囲をリセットすると送電線も消えてしまう。帰り道にどのように送電線を敷設するのがよいか考察する。もっと良い方法があれば情報をお願いします。
 
:*ちょっと手間だがオフオンをする前に送電線を地面で断ち切って設置してしまおう。そして断ち切った先から再び伸ばせばよい。面倒な作業なので建物が遠方に見えてきたらスナップ音を頼りに接続してしまおう。
 
:*スナップ音を頼りに接続するためには遠くからでも表示される端子を持つパーツを利用する。円柱状の部屋の脇や、建物の上でも設置できる電磁気発生器などが遠方から接続しやすい。あらかじめ向かい入れる準備をしておくとスムーズに作業できる。
 
:*地下資源の場合は供給パイプのほうが問題だ。供給パイプは送電線と違って継ぎ足すことができない。中間にタンクを設置していくのも手だが、ここは抽出器と一緒に短距離テレポーターも設置しておこう。実は現在短距離テレポーターは電源だけで転送できるようになっている。短距離テレポーターにも電源を通しておき基地にも設置すれば、供給パイプを維持したまま双方を移動できる。これで遥か圏外のホットスポットと基地をつなぐことができる。作業が終わったらテレポーターは撤去しよう。ずっとテレポータを残したい場合は、先にソーラーパネルで動くテレポータを設置して、行き来するほうが落ち着いて作業できるかもしれない。
 
   
  +
;[[バイトビートデバイス]]
==クリエイトモードにしかない設備==
 
  +
:[[ファイル:バイトビートデバイス.png|thumb|120px|バイトビートデバイス]]v2.24で追加されたシーケンサーを備えた本格的なシンセサイザー。複数デバイスをシンクロさせることができる。
[[ファイル:ライトボックスとオートスイッチ.gif|thumb|300px]]
 
クリエイトモードなら全機種試せますが、PC版には先行でノーマルにも導入されたようです。
 
   
  +
{{clr}}
;ライトボックス
 
  +
;[[ライトボックス]]
:眩しいほど光るボックス。これで電飾遊びできる。
 
  +
:[[ファイル:ライトボックスとオートスイッチ.gif|thumb|300px]]眩しいほど光るボックス。これで電飾遊びできます。見ての通り染色可能。v2.24より床に使えるもうひとつのライトボックスが追加された。
   
;ノイズボックス
+
;[[ノイズボックス]]
 
:通電すると音が出る。
 
:通電すると音が出る。
   
;オートスイッチ
+
;[[オートスイッチ]]
 
:電力変換器が切断する回路ならこちらは接続する回路。スイッチの切り替わりは1秒単位であり、応用すると反復するような動きが作れる。
 
:電力変換器が切断する回路ならこちらは接続する回路。スイッチの切り替わりは1秒単位であり、応用すると反復するような動きが作れる。
   
 
;スフィアクリエイター
 
;スフィアクリエイター
:ジオベイのような台座。使用すると巨大なボールが出てくる。このボールは殴れば飛んでいき重力で落下する。要はボール遊び可能。短距離テレポーターで転送可能であり、近接スイッチが反応する。これを使った壮大な回路ができそうだ。
+
:[[ファイル:スフィアクリエイター.png|thumb|120px|スフィアクリエイター]]ジオベイのような台座。端子があるが通電しなくても使える。□ボタンで使用するかまたは通電すると巨大なボールが出てくる。このボールは殴れば飛んでいき重力で落下する。要はボール遊び可能。ボールは短距離テレポーターで転送可能であり、近接スイッチが反応する。これを使った壮大な回路ができそうだ。
   
 
{{Clr}}
 
{{Clr}}
  +
==小技==
  +
;カラーライトで端子のない設備に通電[[ファイル:カラーライトで通電.png|thumb|400px]]
  +
:スクリーンショット参照。この通路は木造シェルターと離着陸場の橋渡しものだがどちらも通電しないため停電状態になってしまう。そんなときこのようにカラーライトを通して給電できる。
  +
:通路備え付けの電力線が青になっていることで通電状態ということが分かる。
   
 
;送電線の上にパーツを設置できる
==よくわかっていない点、バグ?==
 
 
:普段は地面にしか設置できないパーツ、例えば供給タンクなどを屋内や交易所内に設置できてしまう。
;資源によっては正常に抽出できない場合があるようだ
 
  +
:スクリーンショットの屋内にも供給タンクがある。
:[[金]]、[[磁化フェライト]]、[[さびた金属]]等一部の地下鉱脈は供給タンクにつなげても正常に抽出できない。タンクには資源が送られているようなのだが表示はエラー。バグと思われる。
 
 
;水中建設のX型通路に連結した貯蔵コンテナに通電しない
 
:正確には最初のX型通路のコンテナには通電するがそれより奥には伝わらない。通路を他のパーツで置き換えるしかない。
 
 
;タンクを繋ぎ変えていると繋いでいないのに抽出できることがある
 
:複数の資源を基地で集中して受け取りたい場合、トラブルを避けるにはタンクのグループは十分離して設置する。そしてグループをまたがったパイプの繋ぎ変えをしないようにする。おかしくなったらタンクを解体して再設置しよう。
 
 
;短距離テレポーターの飛び先が送電線に左右される
 
:テレポート用のラインで飛んでほしいのだが、これはこれで便利だったりもする。修正してほしいけど、ほしくないという不思議な状態だ。
 
   
  +
;壁の中に配線を通したい(コメント欄より)
;端子が消えてしまってつなげなくなる
 
  +
:ベーシックの建材で作った基地はあちこち配線を取り回さないといけないけど、 上手いこと壁の中に配線を通すと美観を損ねることなく配線できる。
:数珠つなぎを作ろうとするとよく起こる。
 
  +
:壁(またはフロアパネル)の細い側面にカラーライトを設置して配線、カラーライト削除して壁を継ぎ足し、を同様に繰り返し、と綺麗に配線を壁の中に埋め込める。
  +
:人によるかもしれないけど、配線職人になった気分も味わえて楽しいし、基地への愛着も増す。
  +
[[カテゴリ:惑星基地]]

2020年6月4日 (木) 02:37時点における版

電力について考察するページです。編集にご協力ください。

基地の電力

概要

v2.03から一部の設備に電力が必要になった。電力は発電設備と電力消費のあるパーツを送電線を繋いでいくことで伝えられる。パーツを数珠つなぎに繋いでネットワークのようにしていくことが可能だ。この送電線のネットワークを電力網(Grid)と呼ぶ。電力網は発電量が消費量を上回っていれば動作するが、消費量のほうが高いとダウンしてしまう。その場合は発電設備を増設しよう。

単位Pについて
本作の電力の単位は「Power」。「kP」はキロパワー。

発電設備

電力の消費量は発電機や電池で見ることができる。日本語モードでは表示がはみ出てしまい確認できない場合がある。これでも改善はされているのだが…。一時的に言語をEnglish(United States)に変更すると確実に確認できる。

バイオ燃料リアクター(発電量:50kP)
バイオ燃料リアクター

バイオ燃料リアクター

1時間動作させるために炭素×1200が必要。つまり1分で20消費する。テレポートの利用には十分だろう。
  • ゲームの初期段階では有用なパーツではある。基地テレポートモジュールは基地に戻ってくるときは通電している必要はないので、利用料金感覚で炭素を投入できそうだ。
ソーラーパネル(発電:~50kP)&電池(蓄放電:50kP)
ソーラーパネル

ソーラーパネル

電池

電池

ソーラーパネルの発電は3段階あり、日中はパネルが開き50kP発電する。夜明けもしくは夕暮れの状態で25kP発電する。夜間は発電できない。日中に電池に蓄電して夜間の電力を確保する必要がある。
  • 50kP必要な毎にソーラーパネル2つと電池1つをセットで用意することで概ね常時利用できるが、惑星の昼夜のバランスは場所によって変動するので調整が必要な場合もある
  • パネルは本当に日が差すところに置く必要はない。部屋の中や洞窟などに設置しても問題なく発電できる
  • 円柱状の部屋やガラスの立方体部屋に設置するときれいにスナップでき配線不要
  • ポール(地理極)付近には日が沈まない白夜の地域がある。そこでは24時間発電できる。ただし常に夕方なので発電量は25kP。探しやすいのは北極。惑星座標(90, ?)付近にある
電磁気発生機(発電:Cクラス150kP、Bクラス220kP、Aクラス250kP、Sクラス300kP)
電磁気発生器

電磁気発生器

電磁気のホットスポットより24時間絶えることなく発電してくれる。ホットスポットは探さなければならない。詳細は調査デバイスを参照
  • 電磁気スポットが基地コンピュータから300u以上離れている場合は、基地を拡張するテクニックが必要になる
  • 電磁気発生器は大量に設置でき、電力網に繋ぐだけで発電量を増やすことができる。Cクラスでも増やしていくことで十分な電力を確保できるだろう
  • 発電可能範囲はホットスポットから高度に関係なく発電できるようだ。したがって空中基地はスポット上空に作ることで可能。少しでもスポットから離れると発電量は減衰するので横に広げるより積み重ねた方が良い。設置の制限はかなり少ない。

電力が必要な主な設備

消費電力一覧
設備・建設パーツ 消費電力(kP)
基地テレポートモジュール 20
銀河貿易ターミナル 15
貯蔵コンテナ(単体) 5
バイオドーム 50
水栽培トレイ 5
水栽培トレイ大 20
外見変更モジュール 50
鉱物抽出装置 50
ガス抽出装置 50
短距離テレポーター 5
ドア 1
ホログラムドア 1
円柱状の部屋 10
四角形の部屋 10
直進通路 1
立方体の部屋 5
ガラスの立方体の部屋 0
家畜ユニット 20
自動フィーダー 20
体力ステーション 10
危険防御ユニット 10
ライトボックス 1
ライトフロア 1
バイトビートデバイス 3
基地テレポートモジュール
直接端子に電力を供給しても良いが設置した建物から給電することもできる。
テレポートモジュールが電力を必要とするようになったので発電設備を持たない基地というのは考えられなくなった。
テレポートモジュールだけなら20kPしか消費しないのでソーラーパネルx1、電池x1だけで維持可能。
銀河貿易ターミナル
設置した建物に給電する必要がある。
貯蔵コンテナ
端子に給電するか、通電した建物と連結する必要がある。10個セットなので、ソーラーパネル一つ分をまるまる消費することになる。通電してなくてもアイテムケースメニューで利用できるので、すべての基地で電源に接続する必要はないと思われる。
v2.21より隣接する貯蔵コンテナ同士で導通するようになったため、地面に隣接して設置している場合などは全ての端子につなげる必要は無くなった。
バイオドーム
建物側面に端子に給電するか、通電した建物と連結する必要がある。v1.5から通路を連結しても栽培数は減らないようになっていたが、v2.03からは通路を作った後は設置できなくなった。作る前なら設置できる。v2.14からすぐに設置限界に達するようなことは無くなり、v2.21からは天井に一括に収穫できる装置が付いた。結果的にバイオドームの利便性はとても高くなっている。
水栽培トレイ
端子に給電するか設置した建物に電力を供給する必要がある。貨物船では配線不要。インテリア的な使い方が主だろうか。
水栽培トレイ大
端子に給電するか設置した建物に電力を供給する必要がある。貨物船では配線不要。4つあればバイオドームと同じだけ栽培できるが電力はバイオドームのほうが少ない。
外見変更モジュール
直接端子に電力を供給しても良いが設置した建物から給電することもできる。
鉱物抽出装置ガス抽出装置
直接端子に送電線で電力を供給しなければならない。しかも供給タンクとセットで運用し供給パイプでも繋ぐ必要がある。普通の鉱脈には使えない。調査デバイスでホットスポットを探す必要がある。電磁気発生機と同様にホットスポットに密集させる必要があるので、積み上げるように設置することになるだろう。

鉱物抽出装置ガス抽出装置

短距離テレポーター
直接端子に電力を供給しても良いが設置した建物から給電することもできる。v2.13よりテレポートケーブルが機能するようになったがケーブル敷設距離がわずか200uになってしまい、1000u以上繋げたころに比べると使用用途が非常に限られるようになってしまった。
ドア、ホログラムドア、電動ドア
給電すると閉じてしまうタイプのドアの場合工夫が必要だ。近接スイッチだけではうまくいかない。電力変換器を使うと近接スイッチが通電したら切断する回路が作れる。電力変換器は三つ端子があり、両端が普段は通電している。真ん中の端子が通電すると両端が切断されるのでここに近接スイッチを取り付ける。
そんな面倒なことをするより素直にホログラムドアを使うのが間違いない。
v2.21より動作しなかった電動ドアが動作するようになったが、大型シャッタードアは削除となった。
円柱・四角部屋、通路
建物に給電する必要がある。
立方体部屋、ガラスの立方体部屋
建物に給電する必要がある。ガラスの立方体部屋は建物自体の消費はないが通電する。
カラーライト
直接端子に送電線で電力を供給しなければならない。ひとつ1kPなので意外と消費する。しかし、端子が無いパーツに通電できたり、目立つ中継ぎ部分に使えたりと意外に用途はある。

電力が不要な主な設備

中型精製機大型精製機
中型・大型精製機は普通に考えれば電力が必要なはずの設備だがなくても動くようになっている。基地の再建が厳しくなるためと思われる。
供給タンク
供給タンク

供給タンク

供給パイプで抽出機や供給タンク同士を接続する。タンクの数が増えるほど格納量が増えていく。気合を入れてたくさん設置しよう。
ただし、異なる資源のタンク同士を接近させないように注意。資源が混ざると停止してしまう。どうもケーブルの接続は厳密に処理されておらず、なにかが簡略化されているようだ。
供給タンクには電力は必要ない。端子が複数ついているが全くの無意味。しかも通電しないので分配機としても使えない。

ホットスポットを活用した基地

ホットスポットを利用した基地を建てよう
新設するなら付近に電磁気、地下鉱脈のスポットがないか調べ、だいたい中心に基地コンピュータを設置しよう。探し方は調査デバイスを参照。
ロケットブーストが有用
調査デバイス使用中やケーブル敷設中は殴りブーストできなかったりしにくかったりする。そんな時はロケットブーストが役に立つ。Xボタンをダブルタップすると前方ジャンプする。ジェットの節約のため飛行中は指を離し、着地に合わせてXボタンを長押しとする。すると連続ジャンプになる。十分動作モジュールをつけておけば結構な距離を移動できるはずだ。見にくいフィルターがかかったエキゾチック惑星で分析レンズを使いながら移動するときにも使える。
資源の内訳を知るには
ホットスポットのマーカーを分析レンズで見ると出ている。ちなみに本作で最も高価な鉱物は活性化インジウム。序盤はコバルトも悪くない。これらをどんどん掘り出すプラントを目指すのもいいかもしれない。
ホットスポットのマーカーは調査モードにすると見える
ホットスポットがどれくらい離れているか知ることができる。ただし地域にいないと資源の内訳は分からない。
セーブ用ビーコンも有用
目印は一つしか打てないし、ホットスポットのマーカーはセーブをロードしなおしたり、基地テレポートモジュールを使うなどすると忘れてしまう。ビーコンを設置したほうが楽だ。ただしビーコンは目印にはなっても距離が表示されない。また同じ惑星上に5つまでしか設置できない。うまくやりくりしよう。

基地の領域拡張テクニック

ビルドメニューを開いたとき基地の建設パーツが並ぶのは、基地コンピュータから300u以内に立っていた場合に限られる。さらに距離をとると、メニューに並ぶのは基地の敷地外でも設置できるものだけになる。これは立っている位置に対しての制限であって、範囲内から範囲外に建物を設置することは可能。

Next v1.5のリリースノートの「BASES」に次の記述がある。

・Increased base building radius and made it expandable(基地建設半径を増加し、拡張可能にしました)

拡張方法が書かれていないが、エクソクラフトのレース場を作ると明らかになる。本作はレース場が作れるようにパーツが用意されている。しかしNext当時の基地の範囲は200u以内の仕様でありレース場には狭すぎた。しかし-

実際にレース場を作ってみると、どこまでも距離制限を超えて道のパーツとして敷石を敷き詰めていける。これは一体どのような仕様になっているのだろうか。

設置したパーツの周りにボーナス領域ができる
敷石に限らず何かパーツを設置できればそこを中心に80u程度のボーナス領域が発生する。ここに立つとビルドメニューに建設パーツが現れる。レース場の場合パーツを敷き詰めていくことで自然に領域を拡張していたわけだ。連続した領域である必要はなく、建築カメラで敷地外に設置すれば、飛び石のようにボーナス領域が作られる。
  • この拡張は送電線でも可能だ。送電線で作られるボーナス領域は始点を中心としたものなので、必ず長く伸ばした先に短い部分を加えるようにしよう。そうすればそこまで進んだ時に再び送電線を設置できる。
  • ボーナス領域はたまに無視されてしまう。その場合セーブ&ロードすると認識されるが、作業前に一度実施しておくといいだろう。テレポートで移動するとまたセーブ&ロードが必要になる場合がある。
  • 1000uを超えたり、雲より上の高度ではボーナス領域は発生しないようだ。これが本当の基地の範囲と言えるのかもしれない。
建築カメラ
建築カメラの間はビルドメニューは変化しない。建設パーツが並ぶ状態を維持したままにできる。そしてカメラの移動範囲は素早くオフオンとすることでリセットできる。これを繰り返すと遠方まで進んでいきなりパーツを設置できる。
  • 建築カメラが400u程度離れるとキャラの周りの地面や建物が負荷軽減処理によって非表示になりキャラが落下し、カメラが解除されてしまう。作業前に電池などの工業パーツの上に乗っておこう。工業パーツはカメラが遠方に離れても消えにくい。
  • 落下対策さえすれば1000uを越えた位置や、雲の上の基地にパーツを設置できる。ただしそのような限界を超えた建築では常に建築カメラを通してしか作業できないのでちょっとした手直しにも苦労することになる。
  • 建築カメラは範囲をリセットすると、送電線や供給パイプの引っ張った状態もリセットされてしまう。これらの敷設では苦労することになる。
宇宙に達するような基地は削除されてしまう
建築カメラを利用すると雲の上に基地を作ることは可能だが、宇宙に達するような基地を作ると削除されてしまう。
基地範囲外に設備を設置したり送電線等をつなぐための手順
念のためセーブ&ロードしてから実施しよう。作業中にこれを行うとホットスポットのアイコンが消えてしまうので注意。
  1. ホットスポットを探索し、発見したらビーコンを置く
    1000u中継ポイント

    1200uのホットスポットと結ぶ中継点の例

  2. ビーコン目指して、送電線で基地を拡張する。200uしか伸ばせないので細切れに地面に敷設していく。
  3. ホットスポットに機器を設置し、基地のメインの電源網から送電線を引き、供給パイプもつなぐ
    1000u中継ポイント2

    送電線をカラーライトで中継。

    • ホットスポットが基地から1000u以上の距離の場合、中間ポイントにメインの電源網のカラーライトなどで仮設置、資源のホットスポットなら供給タンクも設置し基地側のタンクとつなぐ。
    • あとは建築カメラを使って作業する。
複数の基地間で設備を融通する
あまり意味のある方法ではないが、基地の範囲が重なっていると、ビルドメニューで△ボタンを押すことでどちらの設備を設置するか選択することができる。この範囲はボーナス領域でも可能。ただし、基地を削除するとき何が削除されるのかいまいち判別がつかなくなる。

送電線の工夫

綺麗に配線するには
実は送電線は何もないところで打ち切るとそこが端子になる。壁を綺麗に這わせて複数の機器に分岐することもできる。ちょっとした工夫でかなり見栄えが良くなる。
v2.40より電気クローキングユニットが実装された。基地内に設置すれば送電線がビルドメニューを開いている時のみの表示となる。
送電線で絵を描く
脱線するがせっかく自由に送電線が配置できるのだから、絵を描くということも可能。送電している青い線と断線している赤い線が使える。
地下配線
基地の周りの自然の地下道があればそこを経由して配線することが可能。それでも角度によっては配線の工夫が必要になる。地形操作ツールで穴を掘り、あとで埋めるようにすると見える部分を最小限にできる。地形操作ツールのビームが配線に当たる部分には照射できないので注意。
これは供給パイプにも使えるが、供給パイプは折り曲げることはできても打ち切ったところに繋ぐということはできないので注意。

気になる設備

バイトビートデバイス
バイトビートデバイス

バイトビートデバイス

v2.24で追加されたシーケンサーを備えた本格的なシンセサイザー。複数デバイスをシンクロさせることができる。
ライトボックス
ライトボックスとオートスイッチ
眩しいほど光るボックス。これで電飾遊びできます。見ての通り染色可能。v2.24より床に使えるもうひとつのライトボックスが追加された。
ノイズボックス
通電すると音が出る。
オートスイッチ
電力変換器が切断する回路ならこちらは接続する回路。スイッチの切り替わりは1秒単位であり、応用すると反復するような動きが作れる。
スフィアクリエイター
スフィアクリエイター

スフィアクリエイター

ジオベイのような台座。端子があるが通電しなくても使える。□ボタンで使用するかまたは通電すると巨大なボールが出てくる。このボールは殴れば飛んでいき重力で落下する。要はボール遊び可能。ボールは短距離テレポーターで転送可能であり、近接スイッチが反応する。これを使った壮大な回路ができそうだ。

小技

カラーライトで端子のない設備に通電
カラーライトで通電
スクリーンショット参照。この通路は木造シェルターと離着陸場の橋渡しものだがどちらも通電しないため停電状態になってしまう。そんなときこのようにカラーライトを通して給電できる。
通路備え付けの電力線が青になっていることで通電状態ということが分かる。
送電線の上にパーツを設置できる
普段は地面にしか設置できないパーツ、例えば供給タンクなどを屋内や交易所内に設置できてしまう。
スクリーンショットの屋内にも供給タンクがある。
壁の中に配線を通したい(コメント欄より)
ベーシックの建材で作った基地はあちこち配線を取り回さないといけないけど、 上手いこと壁の中に配線を通すと美観を損ねることなく配線できる。
壁(またはフロアパネル)の細い側面にカラーライトを設置して配線、カラーライト削除して壁を継ぎ足し、を同様に繰り返し、と綺麗に配線を壁の中に埋め込める。
人によるかもしれないけど、配線職人になった気分も味わえて楽しいし、基地への愛着も増す。