電池(Battery)はNo Man's Skyのビルドメニューから建築できるパーツ。
概要[]
繰り返し使える充電池。ビルドメニューから建設できる。余剰な電力を溜める装置であり、必要に応じてその蓄えが引き出される装置でもある。条件によって自動で切替わる。
大きくわけて3つの機能がある。
- 余っている電力を蓄える
- 送電線等でつながっている機器の電力が「供給量 > 消費量」であるとき、その余剰電力を使って充電される。
- 複数の電池がつながっている場合、それらの電池すべてが均等に充電されていく。
- 1個目を充電完了してから2個目を充電…とはならない。
- 容量は1台につき45,000kPまで。総量を高めるには台数を増やせばいい。
- 充電速度の限界は不明。
- 過去のバージョンでは最大充電速度 50kP/s(フルチャージまでの時間 15分=900秒)だったようだが、v3.05時点ではそれ以上の速度で充電できる(4300kP/s まで確認)。
- 電力不足なら蓄えを放電する
- 送電線等でつながっている機器の電力が「供給量 < 消費量」であるとき、蓄えていた電力が自動で引き出されていく。
- 複数の電池がつながっている場合、それらの電池すべてが均等に消費されていく。
- 多いもの/少ないものから使ってゆく、といった順序はない。つながっている全台が同じスピードで減っていく。ただし使い切られたならそれ以上減らない。そして続く消費はまだ余裕のある台で等分し直される。
- 放電速度の限界は不明。
- 過去のバージョンでは最大放電速度 50kP/s だったようだが、v3.05時点ではそれ以上の速度で消費される(3500kP/s まで確認)。
- …もしも青天井で1秒45,000kPもの大放電が可能なのだとすると、じつは電池は瞬間超出力のロマン的な何かを成せる凄いパーツなのかもしれない。が現状そんな使い道は無い。
- 通電する
- 送電線コネクタが4つある。 どれも同じ働き。
- 送電線等でつながっている機器の電力が「供給量 = 消費量」であるときは、たんに電力の通り道として振舞う。その場合、充電も発電もしないが、だからといって停電や遮断を起こすこともない。
- 充電量の違う電池を複数台つないでも、電池から電池への放電は起きない。複数台の充電量が均されたりはしない。電池の充電量は、高いところから低いところへ流れるわけではない。
よくよく考えると「電力を食わないが余りものは満腹まで食べる」「発電をするが発電機ではない」という妙な存在。補欠専門な発送電設備。
実用的には、発電量・消費量の上下動がある基地で、その黒字・赤字の波を埋め合わせるバッファ、緩衝地帯になるもの。電力に余裕があるときは貯蓄をしてくれる。不足があるときは補填をしてくれる。とくにソーラーパネルとの補完で役立つ。
回路ギミック的には、メモリ、コンデンサ、タイマー等に応用できるもの。0から45,000までの数値を持てる珍しいパーツでもある。しかし蓄電量を任意の数へと一気に変える手段は(置き直して0にするぐらいしか)無いので扱いが難しい。たいていのニーズではもっと別の実現方法が考えられるだろう。
基地デザイン的には、ちょっと難物。電源系ゆえ荒天に野ざらしはためらわれるところだろうが、室内に多数設置すると結構うるさい。余剰電力を受けている電池は(たとえ充電完了していても)始終ブーンと低くうなり、その音は壁越し50uぐらいの大範囲に届く。気になるなら電力用の離れを建ててそこに詰めさせよう。
ソーラーパネルとの併用[]
基地の消費電力50kP/s弱ごとに「ソーラーパネル×2 + 電池×1」を設置して使うと効率的。日中の約13分はソーラー発電量の半分が基地を賄い、もう半分が電池をチャージする。夜間の約13分はソーラーが止まり、電池の蓄えで基地が賄われる。
ただ、ソーラーパネルは日の出・日の入りの2分程度、発電量が半分になる。消費量50kP/sジャストに対して「ソーラーパネル×2 + 電池×1」を置くと、朝夕はソーラー全機が基地を賄うのにかかりっきりとなり、そのあいだ電池は充電されないことになる。いちおうカツカツで堪えるため基地の電力は途切れない。
とはいえ電池は、セーブデータのロード直後や基地へのテレポート直後など、まれに想定外の充電量となっていることがある。多少のブレも受け止められるよう、発電量・蓄電量ともに余裕をもって設置しておきたい。
バイオ燃料リアクターとの併用[]
電池はバイオ燃料リアクターの余剰分を貯めておくためにも使える。
ただし「消費機器 - 電池 - バイオ燃料リアクター」と直結すると、常時消費し続けられて、充電がすぐ使い切られてしまう。必要な時だけ機器へと通電するよう「消費機器 - フロアスイッチ - 電池 - バイオ燃料リアクター」などの構成にしよう。
バッテリーの状態表示について[]
インタラクトすると、つながっている電力グリッド全体の情報、つながっている電池全体の情報が表示される。後者は電池らが充電中なら「充電完了までの時間」「充電率」。放電中なら「充電切れまでの時間」「放電率」。
- 電力グリッドの「グリッド電力残量」は、つながっている電池らに溜まっている、蓄電量の合計。総量。
- 電池の「○○率」はロスや確率を意味しているわけではない。単純に、ひとつながりの電池全体が得ている/失っている毎秒の電力量。
- v3.05現在、電池の「充電切れまでの時間」表示は、なぜか放電開始からの経過時間表示に
なっている(カウントが減るのではなく増えていく)。かつ数値はなぜか「50kP/sで15分」が基準になっている。たとえば放電率50kP/sで消耗中の時は、だんだん数値が上がっていき「00:15:00」になると同時に蓄電量が底をつく。たとえば放電率100kP/sで消耗中の時は、だんだん数値が上がっていき「00:07:30」になると同時に蓄電量が底をつく。- に…なっている状態が長く続いていたが、v3~v4間のいずれかに修正された。v4.07現在では素直に「今の消費電力において今の蓄電量をあと何秒で使い切るか」や「今の余剰電力で何秒後に45,000kPまで溜まり切るか」が表示される。
ゲーム内テキスト[]
非常に効率のよいエネルギー貯蔵装置。電力グリッドに接続し、オンボードの電力管理回路は余った電力を自動的に引き出して充電に回すことができる。
供給されている以上の電力をグリッドを引き出そうとした場合、バッテリーから自動的に電力が供給されて不足分を補う。
データ[]
レシピ[]
- 入手方法
- スペースアノマリーの建設調査ステーション
- 必要回収データ:3
- 必要資源